junzirogoo!!!

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SAF1、ベルギーGP予選、琢磨19位、アンソニー21位。

2007年09月16日 23時44分56秒 | F1・SUPER AGURI
いろいろあって、またこんな時間のエントリーになってますが…。

う~ん、相変わらず厳しい展開。とうとう今回は、2人ともQ1止まりになってしまった。
話題になっていた資金繰りについては、なんとか解決の報道もあったようであるが、それはまだレースの成果には反映されるところまでには至っていないようだ。なんとか富士に間に合わせるということだろうか?
今回、改修されたというスパは、テレビで見ても綺麗になっていることがよくわかる。名物、オー・ルージュは、一時、セナの事故死をきっかけに改修されたが、今は元の姿になり、今回さらに綺麗になっている。
さて、決勝は、この新しいスパで、いつものように波乱は起こるのか?スーパーアグリの2台にとってそれはどう影響するのか?スタート直後の1コーナーが注目だ!
そう思うと、予選は中段よりは後ろの順位の方がいいかもね。

※土曜日の予選成績・コメント。

四強のほうは、久しぶりにライコネン(フェラーリ)のライコネンらしいところを見たような気がした。
ここのところの凡ミスは、すべてミハイル・シューマッハー(元フェラーリ)がサーキットに姿を見せると必ずと言っていいほど起こっているので、「ミハイル症候群」と呼ばれるようになってきていた。
しかし、今回は違う。速い。コーナーでのパフォーマンスも安定感がある。パッと見でも見ていて気持ちいい。
そんなライコネンが、久しぶりのポール。2位もマッサ(フェラーリ)が入って、フェラーリ今季初のフロントロー独占。先日のマクラーレンへの処分で元気付いたか?
そのマクラーレンは、3位にアロンソ、4位にハミルトンだった。

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やっとこさ、「黄泉の犬」読了。(やっとこさ、1000記事目。)

2007年09月16日 11時55分05秒 | 藤原新也
 
買ってすぐ読み始めたのだが、いつものように読むのが遅いのと、途中、別の変な本を読むこととなり、中断していた。

全体を通して感じたのは、今までの藤原さんの著作の中で出てきていたインドでの話に、さらに深い理解を得ることができた。そして、何か自分にとって重いものを与えられたような気がした。
最重要部である、オウム真理教・麻原彰晃の兄に関する記述に関しては、「やはり、そういうことだったのか。」と印象深かった。
この本は、10年ほど前に「週刊プレイボーイ」に連載されていた「世紀末航海録」の単行本化されたものであるが、連載当初、一度、休載したことがあり、当時は、いきなりの休載に「FOCUS」の件を思い出し、僕も心配したが、藤原さんが「大したことではない」と仰っているのを読んで安心していた。
麻原彰晃の兄に関する記述については、その休載前の流れを汲んでいるものであるが、そのお兄さんについての記述がネックとなり、休載せざる得ない事実があとがきで明かされている。そこもやはり紆余曲折があったようだ。

この本は、例えば、何につけてもすぐ集団に属したがる若い人に読んでもらって、自分自身を自立させるきっかけを作ってもらえれば、と思った。
オウム真理教の件を手始めに、藤原さんのインドでの体験を中心として、「短絡的な信仰のメンタリティと自己喪失の危険性(あとがきより引用)」を訴えている。さらには、昨今、宗教じゃなくても似たようなことに陥る可能性がある集団があったりする。
僕自身も弱い人間なので、すぐ何かに頼ってしまうが、(変に高い)自分への理想像さえも捨ててしまって、今ある自分の有様そのものを受け取って生きてゆくことの重要性をさらに知らされた気がした。それは、時にはカッコ悪いこともあるかもしれないが、それこそを認識していかなければ、人間が成長しない。非常に耳の痛いことが何度もあった。
これから、遅いかもしれないが、精進したい。

最新刊。
 


さて、
これで、やっとこさ、1000記事目となりました。
たぶん、3年半ほどで、この数ではペースとしては遅いんでしょうが、僕としてはこんなもんではないか、と思います。
普段より、ROMって下さっている皆様、コメントもくれる皆様、その他、いろいろな形で支えて下さっている皆様、本当にありがとうございます。
これも、レイによって通過点の一つで、これからも更新は続けます。ただ、一つの目標であった1000記事を超え、ペースは変わるかもしれませんが、今後ともよろしくお願い致します。


TB。--------
コメント (2)
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