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1月31日(水)のつぶやき

2018年02月01日 01時42分23秒 | ひとりごと
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「はれのひ」の事件の怒りについて。

2018年02月01日 00時40分00秒 | 社会・経済
遅ればせながら、過去に成人式の仕事に写真撮影で関わらせていただいたことのある立場から。

先日、篠﨑社長が今さらながら出てきて、のうのうと記者会見をしていましたが、
詐欺罪の適用を恐れての行動のように思いますし、話を聞いていて社長をやる器の人物ではないように見受けられました。

しかし、出てきたのですから、今回の件のすべての事実関係を明らかにし、すべての責任をしかるべき方法で取っていただきたいと思います。


人間が生きている中で晴れの日と言える人生の節目は何度かありますが、成人式は他の人生の節目である結婚式などと比べ完全に1回で、行われる日も地域によって違いはあるものの成人の日だけです。
それだけに、振袖などの商品自体の金銭的被害だけでなく、当日に晴れ着を着ておそらく旧友らと再会する思い出や、また写真を残して数年後に楽しむ機会などを奪われた心理的な被害も非常に大きなものであり無視できるものではありません。

そして、直接被害に遭った利用者はもちろん、成人式に携わっているすべての業界に悪影響を与えていることも無視できません。
特に、今後、利用者となる成人式を迎えるお子様をお持ちの親御さんは必ず「はれのひ」のような経営状態でないかどうか?気にしなければならないという、本来であれば気にしなくていいことを気にしないといけないこととなり、これは業界全体への評価低下と業界活動への停滞につながる懸念があります。
毎日利用するような商品やサービスであれば、それを提供する会社の経営状態がなんとなくわかったりするかもしれないですが、逆に一生に一度だけ利用するサービスを提供する会社の経営状態なんて簡単にわかるものではないと思います。それだけに疑心暗鬼になってしまうでしょう。だからこそ、僕は今回の件は利用者に責任はまったくないと考えます。
また、ちゃんとした経営状態で業務を行っている同業他社も今後この「風評」に巻き込まれる可能性があり、いい迷惑です。

せめて、篠﨑社長が、成人の日の当日、サービス提供する会社としての社会的責任を果たし、それから会社を店舗を閉鎖していれば、会社が倒産という同じ結果であっても事後の評価は違ったはずですし、これだけのマスコミに大々的に取り上げられる騒ぎにならなかったと思います。もしくは責任のすべてが果たせなかったとしても、早い段階で謝罪の上、果たせることだけでも果たす(預かっていた振袖を事前に返却するなど)誠意を見せていれば、利用者の被害は少しでも少なくすることができたかもしれません。

それらを一切やらなかったことで、今後利用する予定の親御さんらが持つ必要もなかった疑心暗鬼や同業他社や関わる業界全体への悪影響もすべて懸念されるわけです。
あえて言えば、利用者にも業界にも最悪なことをやったのです。
今は関わらせていただいたのが過去となっている僕でも怒りが禁じえません。

直接被害に遭った利用者にとっては、今頃、振袖を返却されても仕方ないのです。


「はれのひ」は破産手続きを開始したようですが、聞くところによると従業員に未払いの給与があるようですから、利用者のサービスを受けれなかった返金と、どちらが優先的に債権として取り扱われるか僕は詳しくないですが、直接被害に遭った利用者の皆様におかれましては、十分に被害をアピールされ、場合によっては「被害者の会」のようなものも結成されて、金銭的被害はもちろん心理的な被害も慰謝料として少しでも多く取り戻すことができるよう願っております。
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