「お子ちゃま」はどっちなのか？

＜維新の党＞松井、橋下氏が離党表明　幹事長問題で抗議 gooニュース

今回の柿沢氏に絡む維新の党の一件。
地方の選挙（山形市長選）とはいえ、党（組織）として幹事長（重役）が他党の支援を受ける候補者を応援するというのは有権者から一見理解できないように見えるのは確かだと思う。
ましてや、党として方針を決めかねている選挙戦において、特定の候補者を応援してしまっているわけだから、ダメはダメだろう。
柿沢氏は幹事長を辞任すべきだと僕も思う。

しかしながら、表向きはそこをスジとして事態が進んでいるように見えてそうでもないらしい。
どうも松井氏がムキになりすぎていて、「本当に大阪から人情がなくなっているなぁ」（最初、これをこの記事のタイトルにしようと思っていた。）と思っていたら、松井氏側では、柿沢氏が応援した対抗候補を応援したかったらしく、いわゆる「大阪系」の衆議院議員が応援に行く予定だった。

このあたりのところに、単なる意地のぶつかり合いにしか見えなくなってしまった。
どちらかが大人の対応をすれば、ここまで事態は泥沼にならなかったようだ。
もしくは、いつもの「（パッシャン、マッチャンの）僕らポリシー突き通してるでしょ？（見て見て）」パフォーマンスのひとつか？（大阪人の好きな「ネタ」の提供？）

「お子ちゃま」はどっちなのか？

橋下氏をはじめ、多くの維新の大阪系議員のモノの言い方に、
子供が大人に叱責されたときに言い訳するときのような、
「○○くんが、ああしたから、僕はこうしているんだ。」的な発言が多いことにいつも幼稚さを感じている。
じゃぁ、逆に「○○くんが、ああしなかったら、あなたはこうしなかったのか？」と聞きたくなるのだ。
（だから、僕は維新系は支持しないのです。）

本当にポリシーを堅持している人間なら周りの人間がすることなど関係ないと思うのですが、皆さん、どう思われますか？