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東京マラソン。

2008年02月17日 17時15分36秒 | 社会・経済
朝、朝食を外で済ませようと、マンションを出ると、空にはヘリコプターの爆音が聞こえた。
表通りのほうを眺めると、パトカーと数人の警察官が見える。
何か事件でもあったのか?と思っていると、何のことはない、東京マラソンである。
表通りに出て、駅のほうに目をやると、気持ち悪いぐらいの人数の人々が同じ方向に走っている。

その後、東京に来て初めての床屋さんに行った。
どこの床屋さんに行くか迷ったが、結局、マンションから一番近いところにした。
僕と同じか、年上の男性がハサミを使い、母親と思しき女性と二人でやっている。
初めて行く床屋さんは、注文がうまく伝わらない気がして、僕はいつもドキドキである。
どうするか聞かれて、「全体的に短めで。」と言って、あと、二言三言聞かれ、そのまま、おまかせ。
できあがりは、バッチリだった。

そのあと、銀行でお金を下ろすために駅前へ向かった。
マラソンのせいで、駅前の道が横断できない。横断すれば、目と口と鼻の先に銀行である。仕方ないので、かなり遠回りで銀行に向かった。
帰りも、もちろん遠回りのため、何か損をする気がしたので、芸能人でも拝めるかとでも思って、沿道からマラソンランナーをポカーンと眺めていた。
何人か、ビデオカメラで撮られながら走っている人を見かけたが、いまいちピンと来ず、知っている芸能人は見れないまま、マンションに帰った。
帰ってから、テレビでマラソンを見ていたが、日テレだけに、「24時間テレビ」的な番組展開で、ちょっと歯茎の浮く感を持ちつつも、義足のランナーなどが完走したところを見ると、やはり、感動するわけで、なかなか複雑だ。

石原都知事なんかは、「東京がひとつになった。」とか言って満足気だったが、果たしてそうとは言い切れない部分もあることも政治家としては気づいていただきたいと、最後にそれだけは、はっきりと書いておきたい。

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