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八潮の道路陥没で転落したトラックの運転手さんが気になって仕方がない。

2025年02月01日 23時45分00秒 | 社会・経済
今日は当初、中居正広氏とフジテレビの件を書くことになるのだろうと思っていたのですが、それよりも気になることが起こってしまいました。

埼玉県八潮市での道路陥没で、トラックの運転手さんが巻き込まれている件。トラックの運転手さんが、なかなか救出されなくて、気になって仕方がありません。運転手さんのご家族のことを思うといたたまれない気持ちになるからです。

僕の父も亡くなった際、24時間以上生きているか死んでいるかわかりませんでした。
この道路陥没のトラックの運転手さんについては、もうすでにその倍以上の時間が経っています。
運転手さんのご家族のことを思うと言葉が出ません。

かといって、状況を見ればわかるように2次災害の可能性がとても高いため、簡単に救助活動を始めることができず、救助活動の関係者の皆様は、まさに命がけとなっています。

そして、やっと救助活動のためのスロープが完成したようです。
しかしながら、別のニュースによるとこの記事を書いている時点で穴内部の水の状況が変化し危険な状態となっているため、明日2日午前9時まで作業を中断し、本格的な救助活動にはまだしばらくかかるようです。
現場には明日、雨や雪の天気予報が出ていて、これも気になるところです。
まだいろいろと困難はありそうで、なかなか前に進まないのがやきもきします。

今最も優先されるべきトラックの運転手さんが早く救助されてほしい気持ちも高まる中で、同時に気になるのが、同じようなことが全国どこの道路でも起こる可能性があることです。これもスルーできません。
今回の原因と言われいる下水道管の腐食ですが、上記のニュース記事によると、下水道管の中を流れる下水の一部である汚物に含まれる有機物から発生した硫化水素が空気に触れることで硫酸が発生し、それが下水道管のコンクリートと鉄筋が溶かし腐食させた、というメカニズムのようです。またさらには近年の地球温暖化で気温が上昇したことも、硫酸の発生を助ける微生物の増殖に手を貸した部分もあり、そこにこの地域特有の軟弱地盤も一因として重なり、このような大きな穴の陥没につながっているようです。
本当に様々な原因が重なっているのが、今後の対策の複雑化を呼びそうで、これもまた何とも言えない気持ちになります。

あと個人的な見方ですが付け加えさせていただくと、今回の現場の交差点は六差路になっており、その分交通量も多かったと推測でき、もしかするとそのことも陥没の進行に拍車をかけた可能性があるのではないか?と思います。
小規模な道路陥没であれば、僕も街を歩いていれば時々遭遇します。そのようなことも考えれば、本当に今後日本のどこででも起きると想像できます。

また、今回結構広い範囲で周辺地域の生活にも影響が出ており、道路自体もそうですが原因となっている下水道管、上水道管や雨水管、通信設備など、様々なインフラが集中している部分での陥没事故に、2012年の笹子トンネル天井板落下事故以降、インフラ設備の老朽化の問題が指摘されてから10年以上経っているのにも関わらず、このようなことが起こる点においても、このブログで昨年から指摘している「政治の貧困」が一因として、やはり絡んでいるのではないか?と考えざるを得ないところにも何か捉えきれないような大きい残念感というか、やきもきする気持ちが抑えられません。

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