先日、こちらの記事でもご紹介させていただいたとおり、ホンダ・レーシングF1チームが、新しいメインスポンサー、というよりは、正確には、新しいコンセプトを発表した。
上記、記事によると、(一部引用)
このコンセプトは、「チームと、それをサポートしてくださる人々が一体となり、環境問題の解決のために取り組んでいこう」というメッセージが込められており、
- スポンサーロゴの露出を廃止し、環境問題に直面する地球をイメージしたカラーリング。
- パートナー企業に対しては、マシンとロゴの使用をライセンス化することでマーケティングツールとして使用可とさせる。
- 協賛金の一部を環境保護団体などへ寄付する。
- 「www.MyEarthDream.com」のウェブサイト上で、一般の人々がマシン上の画像のピクセルを購入することで参加できるチャリティーを展開する。
という活動をするらしい。
「MyEarthDream Trust」は、「Charities Aid Foundation(イギリスの財団)」の下に設立されたチャリティー組織、という位置付け。
僕個人的には、
F1、もしくは、そのマーケティング手法としては斬新で、特にスポンサーロゴを廃するあたりは、それなりの決断は必要だっただろうし、パートナー企業さんたちも、よく納得したと思う。F1という資本世界にあって、なかなかできそうもないことだ。
しかし、チャリティーが伴うということになると、これもF1という資本世界にあって、どこまで、その活動に信憑性を確立できるのか?実は勘ぐりが始まってしまう。今、ハヤリのウェブ上での、その手軽さで人を呼び込みやすいという活動(僕も思わず、ピクセルは買っていないが登録はしてしまった。)もあったりして、果たしてピクセルを購入した金は、チームに使われるのか環境保護団体に寄付されるのか、ハッキリしない。
最近は、チャリティーなどやそれに類すること自体、あまり好きではないのだが、少なくともお金の使い道などはハッキリ公表しておかないと、後で問題になることが多々あるかもしれない。
と、まぁ、いろいろ調べてみて、複雑な心境ではある。
TB。--------
「junzirog:ホンダ・レーシングF1チームが、新しい試み。」