昔あった某ドラマを思い出しますが、
そのような気持ちの方は多いのではないでしょうか。
僕自身はサラリーマンですが、親までは父方も母方も個人事業者でしたから、フリーとはいえ、不安定な収入で、通常な世の中であっても「一寸先は闇」です。
それが、さらに「コロナ禍」で「緊急事態宣言」で「自粛要請」なのですから、「一寸先は闇」ではなく「闇、真っ只中」なのです。
事態が事態ですから、昨年の4月頃、はじめは政府が言っていることも、「緊急事態宣言」も理解はできたと思いますが、
あれから、一年以上が経ち、まだこんな状態です。「闇、真っ只中」のまま。
特に大きな「進化(コロナ禍終息の兆し)」はありません。
5月28日(先週金曜日)の総理の記者会見をみていても、
結局、「ワクチン頼み」、「医療従事者の使命感頼み」です。
総理が、そしてその周りに大臣などたくさんの政治家たちが、自分たちにできる最大限のことを頭をひねって絞り出したようなことは言っていません。(「おたくら大学出てるんでしょ」と思ってしまう)
また、口だけでも国民に寄り添うようなことも言っていません。
(ひねる頭がないのなら、それぐらいのこと言ってほしいですが、それすらなく、まるで「心ここにあらず」…)
いや、何よりも、結局はお金なんです。
コロナ禍とはいえ、その自粛要請で、自分たちの生活のためのお金(食い代)を自分たちで得る手段を閉ざされているわけですから、それ相応の「補填」というのはあってしかるべきです。
コロナ禍前の収入の全部とは言いませんが、6~8割はあってもいいと思います。しかしながら、実際に支給されている「協力金」などは一律だったりします。しかも、「スズメの涙」ほど。
これでは、まるで生きること(生存権)すら否定されているような気がします。
それに「協力金」に関して、今年に入ってからの分が一切まだ支給されていない話を、僕の身の周りや各所で聞きます。
先日、NHKのニュースでも、
この店主さんの考えには僕も賛同してしまいます。
最後に店主さんが仰っている、
「協力はもちろんしたいです。したいけれども現実的にできないです。」
という言葉が、仕組みや政策の不備、政治家のいい加減さを決定的に示していると思います。自分たちが死んででも要請に応えることはできませんよね。
このような店舗は今後ほかにも出てきそうな気がします。
このままでは、政治家がこれまで行ってきた、一連のコロナ対策(の不備)について、日本のどこかで生存権を主張して裁判が起こってもおかしくないように思います。
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