In the first place, do Trump and Vance understand the history of Russia and Ukraine so far and exactly what the situation is in Ukraine now?
Any statement or action that ignores this will eventually damage and undermine the dignity of the United States. And it will lead to its own downfall from the position of leader of a free nation.
The current war between Ukraine and Russia is a war of aggression unilaterally initiated by Russia, and it is Russia and Putin who should be blamed.
What will Ukraine do about it? s cards should be held by Ukraine itself, not by the US.
Politics, or diplomacy, is not business.
Any statement or action that ignores this will eventually damage and undermine the dignity of the United States. And it will lead to its own downfall from the position of leader of a free nation.
The current war between Ukraine and Russia is a war of aggression unilaterally initiated by Russia, and it is Russia and Putin who should be blamed.
What will Ukraine do about it? s cards should be held by Ukraine itself, not by the US.
Politics, or diplomacy, is not business.
(英訳:DeepL)
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そもそもトランプとバンスは、これまでのロシアとウクライナの歴史、そして今ウクライナがどのような状況におかれているのか正確に理解できているのか?
それを無視した発言・行動は、いずれアメリカの品位を傷つけ貶める。そして、自由主義国のリーダーの座を自ら降りることになるだろう。
今のウクライナとロシアの戦争は、ロシアが一方的に始めた侵略戦争であり、非難されるべきはロシアであり、プーチンである。
ウクライナがどうするか?のカードはアメリカではなく、ウクライナ自身が持つべき。
政治、あるいは外交はビジネスではない。
それを無視した発言・行動は、いずれアメリカの品位を傷つけ貶める。そして、自由主義国のリーダーの座を自ら降りることになるだろう。
今のウクライナとロシアの戦争は、ロシアが一方的に始めた侵略戦争であり、非難されるべきはロシアであり、プーチンである。
ウクライナがどうするか?のカードはアメリカではなく、ウクライナ自身が持つべき。
政治、あるいは外交はビジネスではない。
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今日は休みだったのでゆっくり寝ようと思っていたのですが、何気にスマホで見た首脳会談決裂のニュースのその内容に怒りがこみ上げてしまい、それから眼が冴えて二度寝ができなくなってしまいました。
突っ込みどころはたくさんありますが、一体こいつら何様なんでしょうか?
X(旧Twitter)上では、トランプとバンスがまるで「フロント企業を盾にした反社の恫喝テクニックそのもの」とするポストもあったりで、これはなかなか同感でした。
最初からこのようにマスコミの前で口論をさせ、ゼレンスキー大統領の評判を貶めるよう仕組んでいたのか?のようにさえ思えます。
バンスについても以前から「悪ガキ」のように感じられていたのですが、その通りだったのかもしれませんね。(「バンスじゃなくて、バカス」みたいな)
口論に至ったのも、バンスがバイデン政権を批判しながら「どの口が言う」みたいなことを言い出したからこそ、そこにゼレンスキー大統領がまともな突っ込みを入れたわけで、それに副大統領としてちゃんとした答えをできない、言葉を持ち合わせていなかったと推測できるところからだろうと思われます。
どちらにしても先日も書きましたが今のアメリカ政府は子供じみています。
そもそも、あのような場で副大統領が出しゃばってくるのも、どうか?と思いますし、そもそもこれまでのウクライナとロシアの歴史を理解しているのか?と思います。ホロドモールなんてこともあったり、ほかにも未解決なこともあったりで長年両国は不安定な関係性だったことを理解しているのか?と思え、それを理解していたら人間として、あのような短絡的に居丈高な態度を取ることができるでしょうか?
とにかくロシアからの被害者であるウクライナに、今のアメリカ政府はまったくと言って良いほど寄り添っていないことは明白です。それが交渉の手段であったとしても、先日も書きましたが、ロシアやプーチンが利する停戦は、今後の国際秩序を重視する上でもやってはいけません。
それは例えば、やがて日本周辺にも悪影響を与えかねません。
そのような猿でもできそうな停戦交渉は初めから誰も望んでいないのです。
そして、そのような猿でもできそうなことをやってしまう、あるいはそのようなことしかできない国に成り下がってしまった今のアメリカ政府。「世界の警察」とまで呼ばれた国のこの堕落は何なのか?
どこまでアメリカという国の品位を自ら下げようとしているのに気づかないのでしょうか?
今回の交渉での鉱物資源の取引は最初ゼレンスキー大統領からの提案だったらしいですが、まさしくそこに喰いついてくるトランプは、ゼレンスキー大統領の思惑通りだったわけで、そうしてでも自国の平和につなげようとしているのは、トランプを上回るしたたかさを感じます。
そういった背景の中で今回の口論を考えると、両国にとってマイナスだったことは否めませんが、やはり元々そもそもの考え方や立場が違うかったわけで、いずれどこかのタイミングで起こるものだったと思います。
ゼレンスキー大統領の一貫した和平への考え方、先日も書きましたが、そもそもロシアから始めた侵略戦争であり、3年以上前からロシアには苦しめられているウクライナという国を国際秩序に基づいて平和にする、それを実現することを求めており、今回もそれに基づいた上での口論だったと思います。
政治(外交)はビジネスではないので単なる取引関係で割り切れないもの、時には普遍的なものを守るために損得勘定に関係のないこともしないといけません。そういう意味では、トランプはそのようなことに鈍感、あるいは重要視しない傾向があるわけです。さらにバンスはトランプよりもなお一層そうなのでしょう。
そのような考え方がなお一層極まれば、起きるはずのないことも起きるでしょうし、アメリカという国の品位を自ら下げるでしょう。
ゼレンスキー大統領は、そのようになってしまったアメリカでも会談後感謝の弁を述べています。当然、アメリカとの関係、トランプとの関係をこのまま終わらせるわけにもいかないわけで、今後も対話に意欲を示していますし、自国の平和のために動き続けるでしょう。やはり良い意味でしたたかです。
一方、トランプは自国への損得勘定に終始する考え方や行動で、今後も動き続けるでしょうが、それは今後もアメリカという国の品位を自ら下げ続けることにつながるでしょう。
これも、X(旧Twitter)上であったポストですが、この記事のタイトルにした「アメリカは自由主義国のリーダーの座を自ら降りてしまった」とは、まだ完全にはリーダーの座を降りてはいないと思いますが、このまま行けばもちろんそうなるだろうと思います。実際そうなった時、世界はどうなるのか?皆様もそれぞれでお考えいただいたほうが良いと思います。
いずれにしても、今いちばん笑っているのはロシアだろうと思います。
それにしても、もともとアメリカは好きな国ではありませんが、今日ほど嫌いになったのはなかったです。
関連リンク。========
↓会談ノーカット動画あり。↓