丸山ほだかの戦争発言に未だ違和感を感じない人は、
消防士が「放火するぞ!」
と言った場合と同じように考えればいい。
今回の発言は国と国の間の想定だが、
彼の国会議員の立場を考えれば、 戦争で解決することを唱える事自体が彼自身の立場を否定しているのであり、
同時に、例えば国会内で他党と対立した場合、戦争で解決を良しとするのであれば、日本での内戦を意味することである。
話し合いで解決することを全身全霊で努力する場が国会であり、そこで努力する人が国会議員だろう。
地方議会でもしかり。
ついでに、与党が
「法律に違反していないからけん責処分」
と言っているのは、法律に違反していなければ何をしてもいい世相を反映・象徴しているように思う。
コンプライアンス遵守さえしていれば、何をしてもいいと思っている企業も多い。
法律に違反しない範囲で徐々に従業員の給与を下げていくような…。
ちなみに、冒頭の発言をした消防士はどうなるか? 一般人が発言しても脅迫罪の可能性が出てくるし、消防士としての社会的な信用問題となってくるので、クビになる可能性は出てくるだろう。
なので、野党が辞職勧告決議を提出するのは当然、理にかなっている。