アメリカは移民国家だから人種のるつぼだけど、アメリカという国のルール、文化の中で暮らしている。
だから彼らは基本、ローカルピープルです。
いろんな言葉を学べるチャンスがたくさんあるのに、必要性を感じないのか、英語の世界で安住している。
そりゃそうだ。アメリカに来る人はたいてい一生懸命勉強して英語を話せるようになっているから。
会議にいろんな国から参加しているのに、アメリカ人にしかわからないジョークを言って盛り上がっている。
それって会議前にお土産をばらまく日本人とあんまり大差ない。
わからない人は困惑するしかないよね。ほほえましい光景。
結論
一般のアメリカ人は、日本人の普通のおっさん、おばちゃんとだいたい同じ。
英語ネイティブ=国際人ではありません。国際人とはアメリカで働ける人ではなくて、
自分の国の枠から一歩外に出たときに、他の国の人とコミュニケーションができる人。
そういう人は特定の国に依存したイディオムやスラングを使いません。
アメリカ化=国際化ではありません。
アメリカが意識的、無意識的にやっているのは、世界のアメリカ化。
普段から、いろんな人種や文化的背景を背負って国や会社をまわしているから、
「これを拡大させればグローバル化ってできるよね」
という単純な発想。
それはアメリカ化であって国際化とはちょっと違う。
と思った今週でした。