10月10 日(火)空気が乾燥して爽やかな日
今日は、「目の日」なのですが、目の老化防止にも気を付けていないと…
最近、『加齢黄斑変性』という目の病気の事を聞きました。
視界の中心にぽっかり暗い穴があいてしまう、
網膜黄斑部が正しく機能しなくなる疾患で、
ものがゆがんで見えたり、視野の中心が暗くかすみ、
やがては中心部が全く見えなくなる~
そんなこわい病気にかかる高齢者がふえているそうです。
『加齢黄斑変性』は、目の三大疾患だそうです。
いずれも、50歳以上の高齢者に多い病気で、
根本的な治療法は無いのだそうです。
日頃から目の健康に留意する事が大切です。
聖隷浜松病院(静岡県浜松市)の尾花 明先生のお話では、
もともと欧米人に多く、高血圧や心疾患、肥満がある人はなりやすいし、
たばこを吸う人も確実に発症しやすいそうです。
一旦発症してしまえば、残念ながら治療法は無いのだそうです。
だから、どう予防するかが、重要です。
『加齢黄斑変性』は、遺伝や食習慣、生活習慣など様々な要因があります。
目の老化を防ぐには、
特に注目されているのは
「ルティン」という強い抗酸化作用を持ったカロテノイドだそうです。
目では水晶体と網膜黄斑部にもともと蓄積されています。
ほうれん草、ブロッコリ、リーフレタス、豆、芽キャベツ、夏カボチャ、人参…に
多く含まれています。
黄斑部の色素濃度を高めて青色の光を吸収し、活性酸素を除く働きをします。
酸化ストレスから目を守る物質そのものなので、確かな効果が期待できるのです。
昔ながらの伝統的なおふくろの味、
新鮮な野菜料理をたっぷり召し上がってください。
大切な人をいつまでも、はっきり見るために…
子どもの仮性近視や視力低下も、テレビやビデオやファミコン
ゲーム時間の長さとともに問題になっています。
特に、小学校1-3年生の低学年に顕著なのですが、その要因として、
子供が好むテレビゲームの影響や、成長が早まったことなどが考えられます
視力低下の大きな要因は近視ですが、
近視は、眼球が前後に伸び、網膜の手前で像を結んでしまうために起こります。
その一因に、成長が関係しているのです。
ただし、小学校低学年の視力低下は、
一般に仮性近視と言われるものが多いのです。
また、まれにいじめなどによる心因性の視力低下があるほか、
視神経の病気で視力低下を招くことがあります
「2才まではテレビをつけないで!」という運動についても、
もっと普及しなくては~大変!と痛切に思っています。