今日から少しずつですが,京都で見てきた庭園について記録していこうと思います.
まず,初日は予定通り京都駅から東福寺駅に移動して東福寺へ.
やはり,重森三玲の代表作,方丈庭は見ておくべきでしょう・・・ということで.
ところが,そこにたどり着くまでに数多くの塔頭の中からいくつかの庭園を見ることに.
まず,芬陀院の方丈南庭,雪舟が1460-1466年に作庭したとされる,鶴亀の庭.
拝観料を支払うとフリーで見学.雨のためほとんど誰もいないお寺の中を静かに歩き回りました.
所々,障子を開けて庭を眺められるようになっています.
右が亀島で,左が折り鶴を表現しているそうです.
静かな,雨の降る庭園をゆったり座って見ていると本当に時間の感覚がなくなっていきます.
雨のお陰で苔の緑がしっとりと美しく,目にしみいるようでした.
雪舟が亀島を作った晩に石組みの亀が這い回っていて不安になった和尚の依頼を受けて亀の甲に大きな石を載せて抑え,以後動かなくなったという伝説があるそうです.
2度の火災と長い歳月で荒廃していたのですが,1939年に重森三玲が復元修理したそうです.
東庭は,その重森三玲作の鶴亀の庭でした.
重森三玲のイメージとは異なる,抑えた表現の石組みに見えましたが,どうでしょうか.
それにしても,樹木の刈り込みや剪定のやり方が丸やら四角やらで石組みの雰囲気と合っていないような気がするのですが・・・
東庭の向こうには茶関白といわれたお茶好きの一条恵観公がお茶を楽しんだという図南亭(1969年復元).
狭くてほの暗いお茶室にも入って,丸窓から庭を見ました.
光に透ける障子と緑の組み合わせが良いですね.
当時の崩家形燈籠と曲玉の手水鉢.
こんな感じで廻っていたのでなかなかすべてを書き終わるのには時間がかかりそうです~
まず,初日は予定通り京都駅から東福寺駅に移動して東福寺へ.
やはり,重森三玲の代表作,方丈庭は見ておくべきでしょう・・・ということで.
ところが,そこにたどり着くまでに数多くの塔頭の中からいくつかの庭園を見ることに.
まず,芬陀院の方丈南庭,雪舟が1460-1466年に作庭したとされる,鶴亀の庭.
拝観料を支払うとフリーで見学.雨のためほとんど誰もいないお寺の中を静かに歩き回りました.
所々,障子を開けて庭を眺められるようになっています.
右が亀島で,左が折り鶴を表現しているそうです.
静かな,雨の降る庭園をゆったり座って見ていると本当に時間の感覚がなくなっていきます.
雨のお陰で苔の緑がしっとりと美しく,目にしみいるようでした.
雪舟が亀島を作った晩に石組みの亀が這い回っていて不安になった和尚の依頼を受けて亀の甲に大きな石を載せて抑え,以後動かなくなったという伝説があるそうです.
2度の火災と長い歳月で荒廃していたのですが,1939年に重森三玲が復元修理したそうです.
東庭は,その重森三玲作の鶴亀の庭でした.
重森三玲のイメージとは異なる,抑えた表現の石組みに見えましたが,どうでしょうか.
それにしても,樹木の刈り込みや剪定のやり方が丸やら四角やらで石組みの雰囲気と合っていないような気がするのですが・・・
東庭の向こうには茶関白といわれたお茶好きの一条恵観公がお茶を楽しんだという図南亭(1969年復元).
狭くてほの暗いお茶室にも入って,丸窓から庭を見ました.
光に透ける障子と緑の組み合わせが良いですね.
当時の崩家形燈籠と曲玉の手水鉢.
こんな感じで廻っていたのでなかなかすべてを書き終わるのには時間がかかりそうです~