やまめの庭つくり

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真鍋庭園part3

2008-07-19 | 北海道ガーデンツアー
真鍋庭園の続きです.



西洋式庭園を散策していくと,芝生広場があり,木材で作ったシカ?やブランコなどがあり,大人も思わず子供に返ってうれしそうに漕ぎ出したりしていましたyellow16




次は風景式庭園というところ.

林の中を通り,池の周囲をぐるっとまわるように設計されています.



水辺のラインが曲線を多く使っていい感じ・・・・と思って写真に撮ったのですが,よく見ると,池の周囲の石が不自然に並び,右岸のラインも規則的過ぎかもしれませんyellow13



全体に苔むした風景と四阿.

でも,空気が完全に北欧チックなのに純和風の建築なので,ヤマメとしては少し違和感がありました.




次はドワーフガーデン.

このエリアは,特に生長の遅い植物を集めてデザインされています.

あまり大きくならない樹木や剪定の手間が掛からない樹木を探している人のためのモデルガーデンだそうです.





カラーの組み合わせがとてもきれいkirakira2

真ん中のピンクの花はシモツケです.




こちらは赤紫の葉はメギ.

オーレアとパープリッシュの葉は本当に合いますね.


そして,元のガーデンセンターに戻ってきます.

ここまでたっぷり植物を見学してきたので,売店の苗は本当に手を出しそうでしたが,初日からこんなことでは先が思いやられるので,自制しましたyellow12symbol6





真鍋庭園part2

2008-07-18 | 北海道ガーデンツアー
真鍋庭園の第二弾です.

実はやまめの師匠も昔この真鍋ナーセリーを訪れ,樹木を使ったことがあるということで,びっくりしました.

もしかしたらまたお仕事に関連することもあるかもしれないので・・・yellow12

今回は北海道の花,ハマナス特集です.



和名:ハマナス(バラ科バラ属)
学名:Rosa rugosa Thunb.
英名:Japanese Rose



ハマナスは海岸の砂地に自生する落葉樹で,耐寒性があります.

実は,ハマナスは「北海道の花」です.

昭和53年に北海道110周年記念の一般公募で,

「純朴で野性的,力強い」

「花色が鮮明で,葉が美しい」

「生命力が強く,育てやすい」

という理由から北海道にふさわしい花として選ばれたそうです.



ハマナスはバラitem2の品種改良に使用された原種の一つです.

その品種群をルゴサ系といい,世界が認めた素敵な日本のバラです.

そう思うといつもちょっとだけ誇らしい気がしますmeromero2


あっ,香りも

素晴らしい

の一言です.

是非,ハマナスの花を見かけたら香ってみてください.

実も大きく,真っ赤に熟すし・・・

いいところだらけですねkirakira2


八重咲きや白いものもあり,品種も豊富です.





赤くてミニバラのような新品種symbol4



ハマナスは花期が短いらしいのですが,この品種は他のハマナスより花期が長いそうです.

このハマナスを植えた窓辺・・・・




どうです?

今までのハマナスのイメージが変わってしまいませんか??


真鍋庭園では,ハマナスが至る所に用いられていました.

本州だと,ツツジ系の刈り込みを植栽するような場所に色々な高さで用いられていました.

でも,だいたい1m強位の高さが多かったような気がします.



樹木の足元にも・・・



エリアの境界として・・・



そして斜面に大群落を作り,色々な品種を混ぜて見せる場所も・・・



野の花の趣が強いですが,そこはバラ属.

力強い美しさが素敵です.










真鍋庭園

2008-07-18 | 北海道ガーデンツアー
4日ぶりのブログです.

やまめは今週2泊3日でグリーンアドバイザー神奈川10周年記念北海道ガーデニングツアーに行ってきました~kirakira2

たくさんの庭や植物を見てきたので,これからしばらくこの話題が続くと思いますyellow19symbol4


まず,最初に訪れたのは,とかち帯広空港からバスで30分弱,「真鍋庭園」です.


ここは,昭和41年からのオープンナーセリーで,面積は24000坪.

庭園のシンボルはコニファーで,日本列島植木植物園にも加盟しています.

日本庭園,西洋風庭園,風景式庭園で構成され,回遊しながら楽しむことが出来ます.



駐車場と庭園の境界はこんな感じ.

日本じゃないみたいですね~yellow25



庭園の入り口.



中に進むと,早くも外国にいるような錯覚が・・・

クリムソンキングとプンゲンストウヒ(庭園のシンボルkirakira)のコントラストが美しいですねyellow16





upup手前の白樺は西洋種で,‘ヤンギー’という品種です.

幹の裂け目が縦にも入るのが,日本種との見分け方だそうですyellow24

奥に見える花のようなものはメギです.

メギを花item1のように使うことが可能なんですね.





こちらは日本庭園エリア.

でも,普段よく見かける植物(ツツジ・サツキ,クロマツ等)ではなく,-25℃で生き延びる針葉樹中心の植栽になっています.

仕立てた樹木も少ないような・・・

そのせいか,日本庭園といいつつ,ちょっと不思議な空間になっています.

右奥の白い花(水辺の白いかたまり)はツルアジサイです.

低く仕立ててあるので,近づくまで何だかわかりませんでした.


スイレンは函館で育つ種類,ハスは試験的に栽培していますが,一鉢くらいしか生き延びていないということです.

エゾアジサイも雪に埋もれた部分の花芽しか咲かないので,近々品種を変えてチャレンジするとか・・・・

色々研究しながら手入れされているようです.



ふつう,日本庭園では樹木の葉のコントラストが印象に残ることはあまりないような気がします.

この点が一つの特徴かもしれませんね.