ノバラの園で

今日は第二回オークンバケットローズレッスンの日でした．

高井戸のレッスン会場，ちょうど今が満開の野バラの園で，バラのことを考え，バラに触れ，バラの空間に身を置き，五感でバラの世界を感じる・・・というものでした．

来月からはひたすら実習・・・のようです

日程も，ノバラの開花が早まったと言うことで，急遽4日早めて開催です．

昨年秋にスポットレッスンで，この場所のつるバラの誘引作業を経験したのですが，それが実際シーズンになるとどうなるのか

一年を通しての変化が見られる楽しみでもあります．

最初は春にハナニラの園になっていたという草原で小さな椅子にすわって，このお庭やバラの話やオークンバケットのこれまで・・・というお話．

昨年やまめが受けたスポットレッスンの翌日に行ったレッスンで作ったツルバラ‘トレジャー・トロープ’のアーチも，かわいい花が咲いていました．

ノバラ以外のたくさんの品種のバラもあちこちで一緒に咲いていました．

‘プロスペリティ’

‘リアンダ’

‘ファンタンラトゥール’(写真下ピンク)，‘シュネーケニギン’(写真下白の大きい方の花)とノバラの競演．
いつもはこの三種類のバラが一緒に咲くことはないそうなので，今年はラッキーな景色が見られました

こんなに優しげな花なのに，足元は10年以上たつと，このようにたくましい樹になるということを忘れないようにしなければ．

上‘シュネーケニギン’，下　ノバラ．

昨年のレッスンで誘引をした壁面の様子．

‘ピエールドロンサール’と‘ブルーランブラー’の競演です．

光の加減でいい写真にならなくて残念

同じく，昨年痛い痛いといいながら頑張って誘引したフェンスのロサ・ムリガニー．

残念ながら遅咲きなので，ツボミだけでしたが，反対の万年塀のところで咲いているのを発見．

凶暴なトゲが嘘のような，清楚でかわいらしい花です．


その他，ノバラとの相性抜群のつくし野バラ．

可憐です

遅咲きの赤ノバラ(下写真左のツボミ)．

残念ながら，今度ここにくるのは来月なのでこの花は見られません．

この時期は毎日景色が変化して，あっという間にツルバラの時期が終わってしまいます．

ここのお庭が近所だったらよかったのに・・・

あ，それ以前に，レッスンの時以外は入れないんでした・・・残念！

ターシャの庭で1

13日，国際バラとガーデニングショウ2013が開催されて3日目．

土日明けの，月曜日，平日です．

だからこんな混雑予想していませんでしたーーー

昼過ぎからブースの仕事を手伝うために，ちょうど正午に会場着．

まず，お弁当屋さんでお弁当買って，ベンチで食べてからテーマガーデンを見て・・・なんて思っていたら，お弁当屋さんの前では押すな押すなの大盛況．

会場も右に行く人，左に行く人，その間をぬっている人，立ち止まってガーデンを見る人，お店に寄る人，人，人，人・・・・・・

食べたかったお弁当は売り切れ，隣の崎陽軒弁当をかろうじてゲット

まず，外野席など，ちよっとベンチに行って，それから見学・・・なんていうことは無理でした．

ターシャの庭だけでもブースに戻る前に見たいと思いましたが，ここも当然すごい人・人，人・・・

何とか最前列に戻り込むと，なんと本物のガチョウが２羽鳴いています．
おぉっ

そして横を見ると，ターシャが飼っていたという山羊と同じ品種の山羊が．

鶏もいます

お庭を造った神田隆さんが飼っている山羊やガチョウを連れてきたそうです．

垂れ耳で，どこか笑っているように見える顔．

シロヤギさんの後頭部がいい感じ

怒濤のようにイベントが終わり，作品と園芸装飾に水やり，メンテを行った後，照明が徐々に落とされる19時．

庭を作った人たち以外，誰も残っていない時間．

この会場にすっすり慣れて落ち着いて生活しているという，２頭の山羊たちに，とっても癒されました