こだわりのつまった世界

先日，鎌倉山の草花屋　苔丸さんに行ってきました．

鎌倉駅前からバスで16分ほど，旭ヶ丘バス停で降りるとすぐでした．

雨で造園工事が中止になったため，急遽お店の方に出てこられたオーナーの赤地さんから思いがけず，お仕事のお話や，この世界に入るきっかけまでお話してもらいました．

何て気さくで，確固たる自分の世界を持っている人なんだろう・・・
小一時間くらいお話ししていたら，実際にお庭を作った喫茶店や雑貨屋さんにも行ってみたくなりました．

もともとはウェディングから入っただけあって，アレンジメントも素敵です．

表のお花屋さんエリアも素敵な空間に好みのお花が静かに出番を待っているかのよう・・・

まるで外国で見たお花屋さんのようです．

アレンジメントなどを制作するエリアは建物自体が赤地さんのDIYによって苔丸ワールドになっています．

そこに色々な国から赤地さんの好みに引き寄せられるようにやってきた古道具や雑貨達が揃っています．
フランスのものならブロカントという言葉がピッタリくるのですが，長く生活の中で使われてきた古道具や飾りの持つ時間のかけらのような風合いがお店全体の居心地のいい雰囲気を醸し出しているのでした．

また違う季節になったら是非訪れたいと思いました．

とりあえず，この雰囲気を少し持って帰りたくて，鉢植えのこの子連れ帰りました

フェネストラリア・ロパロフィラ
ツルナ科フェネストラリア属
学名：Fenestralia rhopalophylla

南アフリカ原産で，マツバギクとよく似た花が10月ごろ咲くようです．
第一印象は，ムーミンに出てくるニョロニョロに似ている・・・

頂部に窓があるタイプにどうも惹かれるようです．

黄花だと五十鈴玉，白花だと郡玉という別名があるそうですが，さて，この子はどっちなのか？

リビングに置いて育てても大丈夫そうなやつ，ということで選んでもらったのですが，本当はオブツーサと似ているから，外の方が好きかも．

枯らしてしまうかもという予感があるのですが，出来るだけ頑張ってみます