やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

六義園~part2~

2008-07-07 | 造園
六義園の話,今度は「石の気勢」.

滝見の茶屋というところに,滝や石組みが作られています.

どこかの渓谷からそのまま持ってきたんですかbikkuri

っていうくらい大きな石downdownがあったりとか・・・・





そして,石組みにとって「気勢」という

ものが非常に大事なポイントになります.


「気勢」とは,ものに備わる質感や間から,

その置かれ方,傾け方等によって,人々が

感じる空間の方向やその指向性の強さ,

影響の及ぶ範囲を総合した概念...

といっていいでしょう.





師匠の説明によると,

ここの石組は,

真ん中左上奥の三尊石のような石から手前

にかけて非常にうまく石の気勢を表現している

ので,腕のいい職人さんの手によるものだろう

ということです.




石の表情や大きさに変化を持たせて,うまく

気勢を表現しています.(受け売りnose4)


写真だと,なかなかわかりにくいですねyellow22



やまめも学校の色々な授業で習いました.

石でも樹木でも,この空間に対する方向性や

影響を考えることはとても大切です.



といっても,実際に石や樹をみて,

うまく気勢を表現出来るかというと・・・,

NO~hi


きっと,今の自分では

石を選ぶことさえ悩むでしょうyellow13



師匠いわく,「向こう(石のこと)から呼びかけて

くるときがあるからね~symbol7symbol7

そんな心境になることが,この先あるかどうか

わかりませんが,現在の自分は・・・・



池に浮かぶカメをみて,これも一種の気勢??

と悩んでしまうくらいのレベルです(笑)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿