やまめの庭つくり

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ツボミ

2017-03-20 | 植物
色々な花が咲き出しました.

花が咲いている姿はもちろん楽しいのですが,庭に出ていてもっと楽しいのは植物の成長過程で新しい発見があったときです.

狭い庭ではありますが,この時期は毎日見ていてもたぶん飽きることなく何時間でも外に出ていることになります.可能なら・・・

ラナンキュラスにしても,最初は小さなツボミから始まります.

ぎゅーーーっと花びらが圧縮されているような固いツボミ.



こんなに固そうだと花びらを成長させながら開いていくエネルギーは相当なものだと想像してしまいます.

こちらは同じラナンキュラスでもふんわり優しげで,としてシャクヤクのツボミに似ています.

上のふたつとはだいぶ印象が違います.


そして,驚きの発見.

何かの芽が出てきたな~.立ち性クレマチスかな?それにしてはちょっと変だぞ・・・

と思っていたものが,葉が展開したらバラだった・・・のです

何故驚いたかというと,バラの根元からではなく,地面から直接ニュッと出ていたので.



寒肥を与えるときに根元が土に埋まってしまったのでしょう.

しかも,年々弱って,今年は何となくさよならしてしまいそうになっていたバロンジロードランのようです.花が咲くまでわかりませんが,もしバロンだったら,こんなにうれしいことはありませんkirakira2

こんなふうに,何の前触れもなく元気なシュートが出るんだ・・・ということが今週一番の驚きです.




ラナンキュラス元年2

2017-03-16 | 植物
先週,家にやってきた綾園芸さんのラナンキュラスについて書きましたが,そのなかにはピカピカした花びらを持ち,原種の血が入っているため植えっぱなしでも大丈夫,というウワサのラックスシリーズがいませんでした.

とにかく高価なイメージのラックスシリーズですが,最近は綾園芸さん以外のナーセリーでも栽培しているようで,小さくなるものの,その分入手しやすいお手頃の苗も発見.

正統派,綾園芸さんのラックスと,他のナーセリーさんが生産したラックス,両方買ってしまいました.

ピンクの花の方は‘アリアドネ’,のはず・・・なのですが,綾園芸さんのHPやネットで調べてみるとなんだか花色などしっくりこないような?



そしてこれは綾園芸さんのもの・・・だと思うのですが,ラベルが取れていて,名前がわかりません.

これも綾園芸さんのHPで似たようなものはあるのですが・・・

何だかわかりにくいものを選んでしまいました

ただ,とっても気に入っています.

ピカピカすぎたらどうしよう・・・と思ったのですが,そんなこともなく,花の保ちも良く,姿もなかなか.

後ろ姿.
一鉢で周りの景色がぐっと明るくなりました.

どんどん花は小型になっていくようですが,最初はかなり濃い黄色だったんですね.


咲き進むと白っぽくなって新しい花とのコントラストを楽しめます.

散るときはきれいに一枚ずつ花びらが落ちていくのですが,特に邪魔にもならないようで・・・
ローメンテナンスにも向いているようですね



ロドレイア

2017-03-14 | 樹木
先日,東京郊外のお庭に今年初のメンテナンスに行ってきました.

まだまだ寒いのですが,春は植物の生長の時期.

水やりもたっぷりしてきました.

ホトケノザやタネツケソウがかわいい花をたくさんつけていて,まだ少し寂しい花壇の植物よりも目立ってますyellow12

予想外のコラボレーションに感謝,です.

お庭ではシンボルツリーのロドレイアが目立ちそうで意外と目立たない真っ赤な花をたくさんつけています.

もう植えてから8年ほど,ほぼ放任ですくすく育ったロドレイアは,樹高5mくらいになっているようで,つやつやの大きな葉っぱの間からかろうじて花が見える程度です.



こうしてみると花,わかりませんね~

樹のてっぺんの方で咲いていますkirakira2



下の方にもたくさんツボミがあるのですが,花もツボミも鳥が食べてしまったとか・・・

今年は鳥たちにとって食糧難だったのでしょうか.
いつもより必死に花や実をつついているという話を聞きました.

もう,あと,ほんの少し.

色々な命が一気に動き出す季節はすぐそこに来ています.





今シーズンの気分1

2017-03-10 | 植物
ビオラ,パンジーが好きです.

大体11月~12月にかけて毎年購入するのですが,自分の中の定番(見たら絶対買うもの)と,その年の気分で買うものに分かれるので,意外と毎年買っていてもお庭は同じ印象にならないところが面白いですね.

その,「気分」というのは,実際植物を目にして心の衝動のままに従うので,最初は自分でもよくわからないことが多いです.

今シーズンは30種類以上のビオラ・パンジーがやってきましたが,シックなピンク~紫のヒラヒラがひとつの「気分」だったようです.

春らしく,明るい気持ちになれそうな,色,動きのある形.

今年はそういうものに惹かれているようです.







ぞうさんシリーズも毎年家にやってきます.











もう,花びらがどうなっているのか,パッと見ただけではわからないものも・・・








こうして並べて見ると,単独で植えてもかわいいのですが,寄せ植えにすると,よりそれぞれの表情を活かすことが出来そうです.

大きなパンジーは,花数が少なくても個性的で存在感も抜群ですねkirakira2



ラナンキュラス元年

2017-03-10 | 植物
今まで,一度も育ててみたいと思ったことのなかったラナンキュラス,なぜか一気に集まってきました!!

なんだか作り物っぽくて人工的なフォルム,大柄で,他の草花から浮いてしまいそうな派手な色も苦手だなぁ・・・と,長年思ってきました.

でも,最近,そんな従来のラナンキュラスとは別に,草丈がすらりと高く,まるでコスモスのような自然な雰囲気を持っているものや,色がシックなものが出てきているので,興味を惹かれてはいたのですが・・・・

そのコスモスのような草姿のラナンキュラス,綾園芸さん作出のラックスシリーズは,まだまだ高価で雲の上,とあきらめていたのでした.


それがある日,園芸植物に詳しいNさんから,
「ラックスは植えっぱなしでもちゃんと咲く,すごくいい品種ですよ」
と言われ,その半月後に,
今度は園芸店のお兄さんが
「このラックス,鉢植えで植えっぱなしで大丈夫なんだよね~.すごくいいよ」
と,熱弁をふるわれました.

園芸好きの二人からの,素晴らしさを伝えたい気持ちを込めた「すごくいいheart」という声が耳から離れず,偶然入手もしやすい状況が重なり,とうとうラナンキュラスが家にやってくることになりました.

やまめのもとにやってきた,綾園芸さん育種の苗たち.

あとから調べたら残念なことに,ラックスシリーズは含まれていなくて結構がっかりしたのですが,とにかく育てるキッカケになった苗たち.

アラクネ. 今までの華やかなものとは一線を画した緑花.
鉢植え,地植え,両方試しています.

トリトン.花が小さいのかな?開ききるようには咲かないのかな?と思いつつ正解がわかるよう,気をつけて観察中.鉢植えと地植えで.

サロニカの虹.優しい花姿で,ラナンキュラスらしさがあります.やまめが抱いていたラナンキュラスのイメージに近いですが,やや背が高い?のかも.

コリンシア.派手で作り物っぽい・・・と嫌だなと思ったのですが.
黒っぽい赤色が入っているせいか,意外といいかも・・・と思っています.

これは寄せ植え用に少し前に購入した綾園芸さんではない,ごく普通のラナンキュラス.
でも,色や花の形が気に入っています.

さて,これから梅雨,夏を掘りあげるものと植えっぱなしのものと分けてみようかと思っています.

どのくらい球根が弱いのか.

ラナンキュラスを育てる上での面倒な作業,必要性の検証をしてみたいなと思います.