晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【お知らせ】天神ジャック

2009年08月02日 | 日記
昨年、九州国立博物館で開催された特別展「国宝 天神さま」にあたって、西鉄「天神」駅の改札前と構内において期間限定で特別「国宝 天神さま展」のポスターや宣伝だらけという状態になりました。

こういった宣伝方法を“ステーションジャック”というそうです。

その様子を昨年撮影しまして、webサイト『山陰亭(やまかげてい)~菅原道真で遊ぼう!~』のウェブマスター様に写真をさし上げました。


現在、webサイト『山陰亭(やまかげてい)~菅原道真で遊ぼう!~』
国宝 天神さま@九州国立博物館 解説ブログ
「まるわかり天神縁起」にて、天神ジャックの模様を連載なさっています。

※8月2日午後10時30分現在、その1~その5までUPされています。


とても素敵なブログです。

写真をご使用くださりありがとうございました。




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大弐の乳母と大宰府

2009年08月02日 | 太宰府
※本日の画像は、大宰府政庁正殿跡(2008年5月撮影)・・・福岡県太宰府市


我、勝手に思ふ。

『源氏物語』の主人公・光源氏が最も信頼を寄せた側近は、藤原惟光です。

惟光の母は、光源氏の乳母(めのと=お乳をあげる意味に限らず養育者の一人)でした。
彼女は物語内では「夕顔」の帖で登場し、“大弐の乳母(だいにのめのと)”と呼ばれています。

おそらく彼女の父あるいは夫が、大宰大弐(だざいのだいに=筑前国にある大宰府では実質上の権力者)を経験したため、“大弐の乳母”と呼ばれると思われます。

乳母子(めのとご)としてのつながりはあれど、身分低い惟光が光源氏の信頼を得て、須磨・明石へ下る苦労も共に行動できたのは、惟光の親族に“大宰大弐”がいたことによる「財産」が少なからず影響を与えているのかしら?

そのへん、どうなんでしょ。うーん。


後世の『源氏物語』の読者は、“大弐”と“乳母”というキーワードから、紫式部の娘である大弐三位藤原賢子を思い出す人も少なくなかったでしょうね。

藤原賢子の夫は、大宰大弐。
賢子自身は、後冷泉天皇(親仁親王)の乳母でした。




 今日も体調わろし。
梅雨が明けて体調がよくなったら、晴天の日に太宰府に写真を撮りにいきたいな~。
九州国立博物館の「国宝 阿修羅展」は学生さんの夏休み明けに行こうと思っています。



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