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勝手に地元を応援する企画。
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北九州市立美術館本館(戸畑区)で開催中の
源氏物語千年紀「石山寺の美 観音・紫式部・源氏物語」展
に関連して勝手に私が所持する切手をご紹介します。
※北九州市立美術館とは無関係です。
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『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』>「切手にみる紫式部と『源氏物語』」より
紫式部と石山寺 ~源氏物語千年紀~ ふるさとフレーム切手(滋賀)です。
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2008年8月1日発売の切手シート。
以下の赤文字のものは、現在、北九州市立美術館で展示中の仏像・絵画です!!
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【1段目左から】
・多宝塔(国宝)
・紫式部図 一幅(土佐光起筆 江戸時代)
・紫式部画像 一幅(伝狩野孝信筆 桃山時代)
・源氏物語図衝立(伝狩野養信筆 江戸時代)
・月見亭
【2段目左から】
・紫式部源氏の間(華頭窓から)
・紫式部図(堂本印象筆 近代)
・時代不同歌合絵巻断簡 一幅 紫式部(不明 室町時代)
・源氏物語絵巻 末摘花(江戸時代)
・おおつ光ルくん(源氏物語千年紀in湖都大津マスコットキャラクター)
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紫式部図 一幅(土佐光起筆 江戸時代)
紫式部を描いた絵としては最も有名だと思います。
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単(ひとえ)の上に袿(うちき)を数枚重ねた袿姿です。
実物の絵の上のほうには、紫式部の歌が書かれていますが、私には判読できませんでした。
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展覧会図録の解説は41をご覧ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f9/c64a8062f02170a02535a08042f9f3a9.jpg)
紫式部図(堂本印象筆 近代)
崖の上のポニョ・・・ならぬ 崖の上の紫式部です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
硅灰石の上に建つ石山寺に参篭し、湖面に映る月を眺めながら『源氏物語』を執筆しています。
展覧会図録の解説は48をご覧ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/2e/4a1f885ad6a2c700f94c8b067257c6d0.jpg)
時代不同歌合絵巻断簡 一幅 紫式部(不明 室町時代)
後姿の紫式部が描かれています。女房装束姿(俗称:十二単姿)。
展示されている実物の断簡は、後姿の紫式部と前向きの凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)が対に描かれています。
生きた時代が異なる歌人を「歌合」に見立てて描き、その歌人が詠んだ歌を3首ずつ書いてあります。
凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)は、紫式部の曽祖父・藤原兼輔と親交がありました。
■『百人一首』に収められている凡河内躬恒の歌
心あてに折らばや折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花
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展覧会図録の解説は51をご覧ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/dd/e575e4c7e838592a55935312dea6b47f.jpg)
源氏物語絵巻 末摘花 第一段(江戸時代)
重要文化財です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
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衣裳や背景への細部の書き込み、絵の構図が美しいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
この絵は、光源氏が末摘花への手引きを大輔命婦(たいふのみょうぶ)に頼む場面だそうです。
大輔命婦は女房装束姿(十二単姿)。
■末摘花(すえつむはな)
=故・常陸の宮の娘。鼻が赤く醜い顔立ちだがまだこの時点では、光源氏は末摘花の容貌は知らない。のちに光源氏の庇護を受ける。
■大輔命婦(たいふのみょうぶ)
=大輔命婦の母親である左衛門の乳母(さえもんのめのと)は光源氏を養育した一人。大輔命婦は内裏に仕える女房で、常陸の宮邸の事情にも精通している女房です。
展覧会図録の解説は56をご覧ください。
以上でーす。
お付き合いくださりありがとうございました。
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