私のささやかな日常。
2014年9月の京都旅行でのこと。
紫式部ゆかりの地を数ヶ所巡ったので
まとめてみました。
■上賀茂神社 片岡社
所在地:京都市北区上賀茂本山
交 通:市バス「上賀茂御薗橋」下車 または「上賀茂神社前」下車
上賀茂神社の境内にある摂社:片岡社。
紫式部も参拝したのだとか。
紫式部はこんな歌も詠んでいます。
「ほととぎす声まつほどは片岡の もりのしづくに立ちやぬれまし」
片岡社は縁結び・子授け・家内安泰の信仰があり
紫式部と思しき十二単姿の女性が描かれた絵馬もあります。
境内に紫式部歌碑もあるのでチェック
■紫式部墓
所在地:京都市北区紫野西御所田町(堀川北大路下ル西側)
交 通:市バス「北大路堀川」下車
墓所の入口ではムラサキシキブの実が色づいていました。
紫式部と小野篁の墓が並んであります。
■雲林院
所在地:京都市北区紫野雲林院町
交 通:市バス「大徳寺前」下車
『源氏物語』<賢木>において、
光源氏が紅葉の季節に雲林院に参籠する場面があります。
雲林院には、桐壺の更衣の兄である律師(光源氏の伯父)が
籠もっている僧坊があるのでした。
※紫式部墓所から雲林院まで歩いていけます。
■大徳寺 ふたば 紫野銘菓「しきぶ日記」
所在地:京都市北区紫野下築山町
交 通:市バス「大徳寺前」下車
雲林院の南にある菓子店「大徳寺 ふたば」さんでは
紫式部にちなむ紫野銘菓「しきぶ日記」を販売されています。
ニッキの香り豊かな焼き菓子です。
■京都文化博物館 紫式部像
所在地:京都市中京区三条高倉
交 通:地下鉄「御池」駅下車
京都文化博物館2階に
金色の紫式部像があります。
私が訪ねた当時、総合展示室で開催されていた
「源氏絵の時代ー近世の京都と源氏物語ー」と
「近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝4 古典の英華 ー『源氏物語』と古筆切ー」を鑑賞。
とても楽しかったです。