晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年2月撮影 季の御読経 その2

2014年10月26日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「季の御読経」その1 に引き続き、
2004年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

紫の上のお便りは
殿の中将の君(=夕霧)を使者として
秋好中宮に差し上げたのでした。




紫の上の文(ふみ)を目にした秋好中宮。
唐衣裳姿。





禄(ろく)の準備をする女房たち。


女房1


女房2


女房3








禄として下賜された細長を被く夕霧。
夕霧は、四位濃緋束帯姿。







 絵合わせへ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年2月撮影 季の御読経 その1

2014年10月26日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2004年2月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

寝殿では、『源氏物語』<胡蝶>より
秋好中宮主催による「季の御読経」が展示されていました。

記事をふたつに分けてご紹介します。



寝殿南東側から見た様子。
池に龍頭鷁首(りゅうとうげきす)を浮かべています。


寝殿南西側から見た様子。
柱や長押には優美な幡や華鬘(けまん)が飾られています。


源氏36歳の春、
六條院 秋の御殿において
秋好中宮主催による「季(き)の御読経(みどきょう)」
執り行われました。


紫の上は、容姿のすぐれた女童を
胡蝶(こちょう)・迦陵頻(かりょうびん)の姿にして、
胡蝶には金の花瓶にいけた山吹を
迦陵頻には銀の花瓶にいけた桜を
供花として秋好中宮のもとへ届けます。



胡蝶。


迦陵頻。



銀の花瓶を手にした女童。



階で花瓶を捧げる女童。




源氏は一位濃紫束帯姿。




袍裳(ほうも)七条袈裟姿の僧。




裘代(きゅうたい)姿の僧と殿上人。





 季の御読経 その2へ続きます。





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