金沢の観光スポットレポート その858(No.1260)
◇金沢のさくら2018(7)兼六園⑦ 曲水周辺
〇兼六園のさくら
日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られており、ソメイヨシノやヤマザクラ、サトサクラ、ヒガンザクラ約10本の桜が園内を彩ります。
園内の桜の分布はヒガンザクラ約80本、ソメイヨシノ約200本、ヤマザクラ約40本、サトザクラ約50本、その他約50本となっている。(2013.3現在資料)
兼六園のさくらは園内の池や曲水、灯篭、石塔、松などの樹木とのバランスがなんとも言えない落ち着きと華やかさが魅力です。ここ6年”とりこ”なっています。今年もぜひご覧ください。
20)江戸桜(えどざくら)
兼六園菊桜の隣にある。
■写真は江戸桜
21)オオシマザクラ(大島桜)
伊豆諸島に分布する野生種で、房総半島や伊豆半島南部に多くみられるものは薪炭用に栽培されていたものが野生状態になったといわれています。葉や花が大きく、花に芳香のあるものも多く、形態や開花期などに多くの変異がみられます。サトザクラ類に含まれる多くの品種のもとになった桜といわれ、他の桜との交雑によって生じたと思われる品種が多数知られています。
■写真はオオシマザクラ(4/9-12)
22)オオヤマザクラ(大山桜)
北海道、本州(北部、中部)、四国(剣山・石鎚山脈)に分布する野生種。
花が山桜より大きいのでこの名がつけられました。成木の葉裏面が白色を帯びる、
花序が散形状で花柄がほとんどない、芽の鱗片が著しく粘るといった特徴があります。
九州での分布は知られていませんでしたが、最近宮崎県の白岩山で発見され、
変種として霧立山桜(キリタチヤマザクラ)と命名されました。
■写真はオオヤマザクラ
■写真はオオヤマザクラ(3/28)
24)木橋と千歳橋の間の不明品種
■写真は木橋と千歳橋の間の不明品種
25)冬桜
■写真は冬桜(3/28)
23)木橋付近の不明品種
■写真は木橋付近の不明品種
25)江戸彼岸桜
名前の通り春の彼岸ごろに花を咲かせる。ソメイヨシノより
早く花が着き始める。花は薄紅色から白で花弁は5枚で一重。
萼の付け根が丸く膨らんでいるため見分けやすい。葉より先
に花が咲き、咲きはじめは他種に比べると一週間から十日ほ
ど早い。
千歳橋の曲水沿い茶店側にある。
■写真は江戸彼岸桜
26)夫婦松付近の不明品種1
■写真は夫婦松付近の不明品種1
27)夫婦松付近の不明品種2
■写真は夫婦松付近の不明品種2
撮影日:2018.4.3
(つづく)