かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

土偶のなれの果て

2014年08月17日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
帰省から帰盛した本日。

まずすることは、たまっていた新聞を読むこと。

かねうりきちじは、地元紙の岩手日報と日本経済新聞を購読しているので、すぐにたまってしまいます。

まぁそれはいいとして、最後に読んだ本日付の日経新聞。

日経の毎週日曜日のセンターページは、『美の美』というコーナーなのですが、先々週から3回連続で土偶特集でした。

最終回の掉尾を飾る土偶は、皆さんもご存じの青森県つがる市・亀ヶ岡遺跡出土の遮光器土偶(重要文化財)かと思いきや・・・・



弥生時代の人面付壺形土器でした。



この土器、一時期、中学校の社会の教科書にも掲載されていたことがあるので、見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。

実はこの土器、ワタクシの実家のある茨城県筑西市の女方(おざかた)遺跡から出土したもので、現在は上野の東京国立博物館に所蔵され、時折展示されています(写真は一昨年展示されていたのを撮影したもの。その時のワタクシのブログはコチラ

遺体をいったん土葬し、骨だけになった頃合いに掘り返し、その骨を納めるという再葬墓という弔い方に用いられたものです。

・・・・ということは知っていましたが、記事によれば『この土器の顔が土偶の名残』なんだか。知りませんでした・・・・。

研究は日々進んでいるのですね(^^)

夏休みボケをすることなく、仕事を黙々と進めたいと思います( ̄^ ̄)ゞ
コメント
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