かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

パッと熱して、だんだん冷ます~ホップ加工場見学記3

2014年08月29日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)


一旦床下に入った毬花(きゅうか)は、ベルトコンベアーで天井近くまで持ち上げられます。

ここから乾燥の工程です。



平べったい金属製の容器に入れられますが、上・下ともに網になっています。

これは容器を重ねて、下から熱風を吹き上げるからのようです。

ここでも、最後は人の手によって、毬花が平らになるように均されす。



こうした平べったい容器を何段か重ねられて、レールの上に載って、それぞれ温度の違うゾーンを通過します。

ちなみに同じ容器に、別々の生産者の毬花が入ることはありません(その理由はまた明日)

さて、容器に入れられた毬花は、最初に一番熱い熱風を当てられ、徐々に低い温度のものを当てられます。

冷ましながら乾燥させるという感じでしょうか。

たぶんこれは、次に粉砕→ペレット状加工の工程があるからなのでしょう。

水分が10%にまで乾燥された毬花は、ここでビールメーカーに引き取られます。

それについては、また明日( ^_^)/~~~