コロッケ

小学校から家路に向かう道すがら、時々ボクはコロッケをかじっていた。　「買い食い禁止令」の御法度、ボクに言わせりゃ悪法！　があることにはあったが、そんなことはおかまいなしだ。　腹減ってて、その時１０円持ってたら、絶対に止められない止まらないコロッケ買い食いなのだー（笑）

いつもの肉屋で１個、揚げたてのコロッケを頬張る時、ボクはたっぷり幸せだった。　ソースなんて要らない、揚げたての１枚のコロッケ、サクッとした歯ごたえとホクホクのジャガイモが、僅かに入った挽肉の味とハーモニーしてた。

吾が家のひとくちコロッケだ。
小五の次女が楽しんで丸めたもので、コアにはちっさいチーズが１欠け詰まっていて、子供たちだけじゃなく実はボクも大好きだったりする。　ジンを飲みながらコロッケ、もちろん何もつけないでそのままアツアツを食べる。　今日も１日お疲れ様でした～的、自己満足に浸りながら・・・

がしかし、そんなコロッケをボクは３個しか食べられない悲しさがある。　なぜなら、ジャガイモは糖尿病の仇だからなんだなぁ～



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