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グランマー コッパーケトル

本当は売り物の在庫だったんだけど、ついつい下ろしてしまった(笑)

何でって? それは鍋事情ですかね。 冬になると週に2回、いやいや湯豆冨もあるし、3~4回は土鍋の出番な訳です。 毎晩のんだくれな自分は、いつもだいたい2時間は居酒屋〝薪焚亭"に居座ってるものですから、途中で何度か土鍋にお湯を足してやらねばなりません。

普通のケトルの湯量じゃぜんぜん足りない、と言うか、その都度ケトルに水を補給しておかないとダメだし、要するに面倒くさいし心もとなくてね、直ぐに無くなっちまう。 で、大きなケトルが欲しいなと思ったら、うってつけがあるじゃないか、グランマーコッパーケトルの在庫が1つ。 という訳で定価15,225円、利益率がかなり低い国内仕入商品なので、ちょっと高いケトルになっちまうなぁと少し迷いつつも、結局使っちゃいました(笑)

材質はコッパー、銅製品ですね。 内側はニッケルメッキで、2.6リットル入るんで重宝してます。 下ろしたてなので銅がピカピカしてて安っぽい、というか、イヤらしい風合いで、正直この状態では好みじゃないな(笑) 何年も使い込むしかないです。 で、少しずつ色あせてくことを楽しみにするしかないですね。 やがて酸化した10円玉の色になったら、その時が待ってましたの好みのケトルだね。

普段はお茶、珈琲用にもう1つケトルがのってます。 グランマーコッパーケトルは今のところ土鍋などの料理に使う給湯、それと加湿用ですね。 と、思いきや、実は細君も重宝してるみたいです。 お湯を使う調理の時、何気に使ってたりするんでね。 まぁ高い買い物ではあったけれど、使途が増えてその甲斐もあったと言うことで、更に納得・満足と言ったところですかね。

ファイヤーサイドのオリジナルな薪ストーブグッズは、なかなかよくデザインされたものが多く、ついつい欲しくなってしまうような、と言うか、どれもこれも表現が上手です。 企画力では業界NO.1ですね。 創業者であるポールキャスナー氏は、いろいろな面で、自分にとって提携したい、と言うか、コラボしたい存在ですね。 面白いこと出来そうな気がしてますけど、なんて、勝手なこと言ってますが、所詮叶わぬことでしょうけど(笑)

グランマーコッパーケトルはインド製なんですが、なので、さすがに日本製のようなクオリティは望めませんね。 ハッキリ言って細部の仕上げは結構雑だったりします。 もしかすると意図的なのかも知れないけど、結果として粗雑、無骨さが更にアンティークな雰囲気を醸し出してくれてるのは確かなようです。

このケトル、おしりの取っ手をつかんで傾けないと注げないので、素手でそれが出来ないってのがちょっと使いにくいところですかね。 それと、注ぎ口の形状から珈琲も落とせない。 でも、2.6リッターも入る割には縦長スタイルなので、ストーブトップであんまし邪魔にならないってのはありがたいですね。

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