Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

謎の人物(ウイーン)

2010-09-12 23:58:51 | オーストリア
さてさて、休日もとっても忙しいkおばちゃん。
そんななか、留守電に仕事がらみの録音が・・あの・・私、今日は休日なんですけど・・

化石のようなkおばちゃんは、実は仕事では『携帯を持っていない』ことになってるのです。
だって、携帯で連絡してくるような急ぎの仕事を抱えてるわけじゃないしね。

そもそも、いちいちチェックする気がないからもってても不携帯とおなじです。

なんだか『むっと』させられた週末でした。

○6月28日(月)

町のど真ん中にやってきたkおばちゃんのお目当ては・・そう言わずと知れたオペラ鑑賞です。
だったら、昨日も来ればよかったじゃないか・・とお思いでしょうが、まあ気に入ったプログラムがなかった・・というのもありましたが、バーデンのオペラの方がスタンダードな演出で特にオペレッタは楽しそうだったから・・あちらにしました。

ウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperのチケットは、オンラインで予約済みです。
もう何年も前に登録してあったのですが、久しぶりに使おうと思ったら、暗証番号を忘れかけたのであせりましたが・・

ということでチケットをピックアップしに早めに到着です。丁度開場直前で、無事チケットを手にしました。
そういえば、kおばちゃんの前に並んでいた男性は、同朋の日本時のようでした。だって手にパスポートを持っているのがみえましたから。
引き変えには、パスポートはいらないのよね。予約番号のみが彼らには必要なようです。

さて、チケットを無事引きとったkおばちゃんですが、開演までにはちょっと時間があります。
で、再び建物の外に出ました。何故か?って。それはこの間にちょっと人に会おうかと思ったからです。

実はkおばちゃん、知り合いがこのウイーンにいるのですが、その知り合いが数年前に体を壊して療養中なんですよね。一時は命が危ないと言われていたのです。
現在は一応落ち着いて自宅療養中なのですが、先日偶然にも電話がかかてきて、kおばちゃんがウイーンに行くことをしゃべってしまったんです。だから、お見舞いに行かなきゃ行けません。

でも、本当に鼻の聞く・・というかタイミングの良い人なんだろうと呆れてしまいましたが。
だから、市内通話の安くあがるオーストリアのSIMが欲しかったのです。

その知人のところにこの時間を使って行こうかと思ったのです。ここからそう遠くないところに住んでいるはず。

で、バス停まで行って見ました。バス停はカールスプラッツの芸術家の家の前です。

時刻表を眺めたら・・ちょうど、行ってしまったばかり。バス停で数個先とはいえども、お見舞いの品を渡してかえってくるだけじゃ・・済まないだろうな・・と思い、バス停前から電話をしました。
『もしもし』とkおばちゃんが発したトタン、ぎょっとした顔が・・そう、隣のバス停に日本人女性が2人『○×の歩き方』を覗きながら立ていたのです。あら、脅かしちゃってゴメンナサイ。

一応相手にはオペラが終ってから立ち寄るから、と伝えました。ちょっと語不満そうでしたけど、だってkおばちゃんのメインは『オペラ』ですからね。(冷たいヤツです)
だって、あまりにもバタバタしすぎですからね。

で、再びオペラに戻り・・・とりあえずは腹ごしらえです。


まだ、お客さんは少ないですね。とりあえずはノンアルコールで。だって・・折角のオペラの間に寝てしまっては・・ね。

今日の演目はこれ、ヴェルディーの『運命の力La Forza del Destino 』です。


これは、序曲は結構有名で、kおばちゃんもやったことありますが、オペラそのものを全部見たことはありません。

ちと早いですが・・そろそろお席に向いましょ

もちろんkおばちゃんのお席は・・限りなく上部です。だって・・お財布の都合ですからね。

今シーズンの鉄のカーテンとでも言うのでしょうか。幕の前の覆いはこんなのです。


Franz West氏製作の"Drei - Vom Vorgang ins Temperament"と言うタイトルだそうです。
何だか某日本酒メーカーのキャラクターの小島功氏のカッパの絵を思い出してしまいました。

まだ開演まで時間があるので客席はちらほらしかお客さんがいません。でもオケピットは・・


時間が経って・・鉄のカーテンだけは開きました。でも、まだ開演じゃありませんよ。


Proszeniumslogenと言われる、舞台横のお席にも一影が・・あれ?あれはイアン・ホーレンダーIoan Holender 氏??


まさかね・・でも08月24日のブログに書きましたが、今シーズンでこのウィーン国立歌劇場総裁の地位を退くんでしたよね。もう数日後ですね。

で、その上の階のお席は・・このときは人がおりませんでした。
特殊なこのつくり、俗にいう『ロイヤルシート』だと思うのですが、ここに気がつけは男性が一人・・


しかも、手元には本日のプログラムじゃなくって・・大きな本?しかもお一人だけ・・


いったい、このお方は何方様なんでしょうか??今でも気になってるkおばちゃんです。
何方か教えてくださいな。

さて、いよいよ開演です。
コメント (2)
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