Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

夜中のタクシー(ウイーン)

2010-09-14 19:17:17 | オーストリア
今日はM党の党首せんだとか。
全然興味のないkおばちゃん。大体が『国民の皆さんで選んでいただいて』って言う言い草が気に食わない。
少なくともkおばちゃんは選んでないんですけど。

それよりも、シュワちゃんが新幹線を見に来ているニュースの方が興味深いんですけど。
なんでも聞くところによると、日本の新幹線は魅力的ではあるけれど、カリフォルニアに生産工場がないので地元の雇用に繋がらないと言うマイナス点があるとか。

そのてん加州に工場のあるドイツの△ーメンスの方が断然有利・・とか言ってるやつもいます。
こんな不景気のなか、国を上げてのバックアップ態勢をとってくれないと・・と思うのですがね。

また、円高に進みそうで怖いです。
kおばちゃんよりもぼんくらな政府にならないでください。

○6月28日(月)

ウイーン国立歌劇場でオペラを楽しんだ後は・・そうお約束の所に行かないとね。
今回の知人の住居は初訪問。以前の住居は大家さんのおばあちゃんが『ボケ』ちゃって・・結局施設に入ってしまったので住めなくなったというのは聞いていた。

カールスプラッツからバスに乗って・・10分もかからないところではあるけど・・この時間からの訪問ですから、一応帰りの最終バスの時刻はチェックしておきました。

バス停で降りて聞いていた道順で歩くが・・判らない。で、さっそく携帯電話の出番です。

『何処?』と聞くと『今、kおばちゃんの姿が見えてる。最上階から見てる。正面の建物・・』なんて誘導してもらって・・やっと辿り着きました。

考えて見たら2007年の今頃具合が悪くなって・・一時は大使館のお世話になりかけたのよね。
具合が悪くなって以来、お会いしておりませんでしたね。失礼いたしました。
kおばちゃんも変わり者だけど、このお方はもっともっと変わりモンですし・・
以前元気な頃は、kおばちゃんがウイーンに遊びにゆくと、夜中に飲みにつれまわされたんだ・・
さすがに、体を壊してからは・・と思ったのですが、また夜中の再会ですね。

辿り着いた住居は前に比べるとこじんまりしている。
とにかくお見舞いを申し上げまして・・お見舞いの品物をお渡しして・・帰ろうとは思ったのですが、なんとkおばちゃんのために食事を作って待っていてくれたのでした。


こりゃ、はいさよなら・・とは帰れません。
お料理は大変おいしゅうございました。それに、シャンパンまで用意して下さってて・・あのーー体の具合は??と聞きたくなるような・・

いえ、以前飲みにつれまわされたときは、だいたいべろんべろんに酔っ払ってる姿しかみておりませんで・・
相変わらずのようでございまして。

もともとは音楽を勉強にウイーンにやって来た御仁。それに伝え聞くところによると『マーラー狂』だそうでして、kおばちゃんがマーラー詣でにやってくると伝え聞いて、てぐすね引いていたようです。
だから・・壁にはマーラー殿の写真が・・

えー色々と薀蓄を伺いまして、曲の解釈も伺いまして・・気が付けばバスはとっくに終ってます。
まあ、覚悟はしていましたけどね。
真夜中に大好きだという3番のシンフォニーをがんがんかけて・・窓を開け放している・・というのは最上階だからできることでしょう。

挙句の果ては・・今回の病の診断書まで見せられて・・いえ、もともとは骨折で入院したのですが、どうも医療過誤のために危篤になってしまったんですよね。
医療過誤の裁判をするかどうか・・まで考えたようですが、でも社会保障は日本よりもしっかりしているので、とにかくは生涯、暮らしてはゆけるようです。

でも、聞くとこちらの医療体制は???と思うことしばしば。
今回kおばちゃんに聞いて来た数値だって、通常の1000倍の数値を示したのですよ。
とりあえず再検査したら、通常の数字に戻っていたとか。まったく人騒がせです。なんでも『機械が壊れていた』とか。日本だったらそんな数字まず、患者に見せないでしょうにね。

で、だんだん世も更けてきまして・・kおばちゃん帰ると宣言を!!
すると、泊まって行けと引き止める。

でも、もうホテルチェックインしてるし、明日の朝車を動かさなきゃ行けないし・・と言い訳をうだうだ並べてタクシーで帰ることに・・

タクシーを拾うから大丈夫と説得したのですが、一応建物の外までは送ってくれました。
でも、足のが悪く杖を付いているので余り長く歩くかせたくなかったkおばちゃんはとにかく『もう大丈夫だから!!』と言い張って帰ってもらいました。
タクシーを拾うには大きな通りに出なきゃ行けないんですけど・・ちょっとワンブロックの距離があったのです。

さて、大通りにでたものの・・この当たりは繁華街じゃありません。タクシーはビュンビュン通っているのですが・・・皆、乗車中ばかり!!
考えて見たら夜中の2時ですから。この時間に大通りで日本人のオバサンが一人佇んでるってちょっと変な図ですよね。
何のご商売??って疑われてもしょうがない状況ですけど・・

とにかくタクシーを捕まえないと・・帰れない!!
考えて見たらリンクのど真ん中の交差点で拾おうとしてたんですよね。右見たり左見たり・・
こんなところにお客さんがいる訳がない・・と思うような場所だったんでしょう。
車が全速力で通過して行きます。

考えを変えて・・信号機の脇で待つことにしました。で、やーーーとタクシーが止まりましたよ。よかったよかった!!

お宿の住所を告げて・・もう一安心です。
運転主君はどうみても中近東系のお兄ちゃんです。車に乗って元気になったkおばちゃんはお兄ちゃんに出身を聞くと、トルコとの答え。
『kおばちゃんも今年行ったのよ』というと『何処へいったの?』と聞いてきたので『アンタルヤとか・・』と答えると、『ぼくはアンタルヤの出身です。』とのお答えが。どうも、出稼ぎに来ているようです。

そんなおしゃべりをしていたら・・あっという間に到着でした。
料金を払おうとドアーを開けたら・・自分で開けたドアーに大激突!!まった相当おクタビレです。

宿は・・当然ながら寝静まっています。そーーと帰って、バタンキューのkおばちゃんでした。
ああ、ホントに今日も長い一日でございました。
コメント (2)
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