Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

演劇博物館は何処?(ウイーン)

2010-09-15 23:59:59 | オーストリア
今日はというか夕べからやっとまっとうな季節になりました。
でも、ギャップが大きすぎるかも。

まるで、何処かの国の円売りのようで・・・
もう、ぶり返してくれるなよ!!と引導を渡したいです。

リーマンショックからはや2年・・あの時はおばちゃんはあまりかんけいなかったけど、やっぱり金融でもうけるというのが理解できないよ。
まして、その金融のトップの報酬ってなんに対する報酬なのか。
責任に対する報酬だったら過去のことも責任あるんじゃないの??と思ってますが。

●6月29日(火)

夕べは遅かったのだけれどうだうだはしていられない朝です。だって今日はまたまた移動ですから。
早速朝ご飯を頂きに・・何処にもでもあるようなメニューです。ま、お値段がお値段ですからね。


kおばちゃんの選択もいつものとおりでございまして・・


そそくさと食事を済ませました。

さて、荷物もまとめて・・チェックアウト。でも、まだヒュンダイ君を動かすつもりはありません。だって、市内では無用の長物ですからね。

チェックアウトをして、荷物は預かってもらいます。で、携帯もお返しして清算しました。
で、ついでにkおばちゃんの行きたいところのはっきりとした場所を知りたくて・・聞いてみました。

最初は・・違うところを教えられて・・多分違う・・ということだけは判ったので、『この博物館よ!』と△padを見せて・・フロントのおじさんも頭をひねります。
最後にはHPの住所をたよりに地図をだして・・探し出してくれました。
そうなんですよね、HPに地図らしきものがなかったんです。

kおばちゃんが行きたかったのはオーストリア演劇博物館Österreichisches Theatermuseumです。
おじさん曰く『一般的な博物館じゃないから知らなかった』ということです。『普通は美術史博物館なんか聞かれるからね。』あら、そうだったの。kおばちゃんは『普通』かと思ってました。
夕べ訪問したお部屋に『今年版マーラーカレンダー』も演劇博物館で買ってきた・・といってましたしね。

早速再び地下鉄に乗って出かけます。夕べ24時間券を買っちゃったからね。

地下鉄を降りると・・底は観光のメッカです。

これは宮廷図書館Hofbibliothekですね。ここも豪華なのよね。

そしてこの前も通りました。王宮Hofburgの前も通過します。


おお、観光馬車なんかいたりして。観光地だ!!と心うきうきのkおばちゃんです。
なんだか、おのぼりさん丸出しですね。だって、やっと観光客になって気分になったんです。

で、うきうきして歩いたいたら・・あら?迷っちゃった??
おかしいな・・この辺のはずなんですよね。そうそう、この画像の右奥に写ってました。


行き過ぎてしまったんですよ。まったく、お馬ちゃんに気をとられすぎですね。

やっと辿り着いたオーストリア演劇博物館です。垂れ幕の御仁・・誰だかわかりますよね。


今回のkおばちゃんの旅行の動機であるマーラー氏です。彼の特別展をこの博物館でしているのです。


でも、なんといっても地味ですよね。

周りの華やかな雰囲気とは全然違います。入り口もこんな小ちゃいしね。

この建物はもともとはLobkowitzというボヘミア出身の貴族の屋敷だったようです。
で、その前は豚の市場だったの?ま、そこに建てたられたバロック宮殿を1745年にLobkowitz家が購入したということでしょうかね。
その後、フランス大使館になったり、チョコ大使館になったり・・と言う歴史を経て1991年にオーストリア演劇博物館になったようです。

でも、この扉の紋章は・・きっとこの演劇博物館にあわせて作られたんじゃないか・・とおもっておりますが。
 



中にはいると・・小学生?の遠足らしき一団がおりました。あら・・混んでるのかしら・・
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夜中のタクシー(ウイーン)

2010-09-14 19:17:17 | オーストリア
今日はM党の党首せんだとか。
全然興味のないkおばちゃん。大体が『国民の皆さんで選んでいただいて』って言う言い草が気に食わない。
少なくともkおばちゃんは選んでないんですけど。

それよりも、シュワちゃんが新幹線を見に来ているニュースの方が興味深いんですけど。
なんでも聞くところによると、日本の新幹線は魅力的ではあるけれど、カリフォルニアに生産工場がないので地元の雇用に繋がらないと言うマイナス点があるとか。

そのてん加州に工場のあるドイツの△ーメンスの方が断然有利・・とか言ってるやつもいます。
こんな不景気のなか、国を上げてのバックアップ態勢をとってくれないと・・と思うのですがね。

また、円高に進みそうで怖いです。
kおばちゃんよりもぼんくらな政府にならないでください。

○6月28日(月)

ウイーン国立歌劇場でオペラを楽しんだ後は・・そうお約束の所に行かないとね。
今回の知人の住居は初訪問。以前の住居は大家さんのおばあちゃんが『ボケ』ちゃって・・結局施設に入ってしまったので住めなくなったというのは聞いていた。

カールスプラッツからバスに乗って・・10分もかからないところではあるけど・・この時間からの訪問ですから、一応帰りの最終バスの時刻はチェックしておきました。

バス停で降りて聞いていた道順で歩くが・・判らない。で、さっそく携帯電話の出番です。

『何処?』と聞くと『今、kおばちゃんの姿が見えてる。最上階から見てる。正面の建物・・』なんて誘導してもらって・・やっと辿り着きました。

考えて見たら2007年の今頃具合が悪くなって・・一時は大使館のお世話になりかけたのよね。
具合が悪くなって以来、お会いしておりませんでしたね。失礼いたしました。
kおばちゃんも変わり者だけど、このお方はもっともっと変わりモンですし・・
以前元気な頃は、kおばちゃんがウイーンに遊びにゆくと、夜中に飲みにつれまわされたんだ・・
さすがに、体を壊してからは・・と思ったのですが、また夜中の再会ですね。

辿り着いた住居は前に比べるとこじんまりしている。
とにかくお見舞いを申し上げまして・・お見舞いの品物をお渡しして・・帰ろうとは思ったのですが、なんとkおばちゃんのために食事を作って待っていてくれたのでした。


こりゃ、はいさよなら・・とは帰れません。
お料理は大変おいしゅうございました。それに、シャンパンまで用意して下さってて・・あのーー体の具合は??と聞きたくなるような・・

いえ、以前飲みにつれまわされたときは、だいたいべろんべろんに酔っ払ってる姿しかみておりませんで・・
相変わらずのようでございまして。

もともとは音楽を勉強にウイーンにやって来た御仁。それに伝え聞くところによると『マーラー狂』だそうでして、kおばちゃんがマーラー詣でにやってくると伝え聞いて、てぐすね引いていたようです。
だから・・壁にはマーラー殿の写真が・・

えー色々と薀蓄を伺いまして、曲の解釈も伺いまして・・気が付けばバスはとっくに終ってます。
まあ、覚悟はしていましたけどね。
真夜中に大好きだという3番のシンフォニーをがんがんかけて・・窓を開け放している・・というのは最上階だからできることでしょう。

挙句の果ては・・今回の病の診断書まで見せられて・・いえ、もともとは骨折で入院したのですが、どうも医療過誤のために危篤になってしまったんですよね。
医療過誤の裁判をするかどうか・・まで考えたようですが、でも社会保障は日本よりもしっかりしているので、とにかくは生涯、暮らしてはゆけるようです。

でも、聞くとこちらの医療体制は???と思うことしばしば。
今回kおばちゃんに聞いて来た数値だって、通常の1000倍の数値を示したのですよ。
とりあえず再検査したら、通常の数字に戻っていたとか。まったく人騒がせです。なんでも『機械が壊れていた』とか。日本だったらそんな数字まず、患者に見せないでしょうにね。

で、だんだん世も更けてきまして・・kおばちゃん帰ると宣言を!!
すると、泊まって行けと引き止める。

でも、もうホテルチェックインしてるし、明日の朝車を動かさなきゃ行けないし・・と言い訳をうだうだ並べてタクシーで帰ることに・・

タクシーを拾うから大丈夫と説得したのですが、一応建物の外までは送ってくれました。
でも、足のが悪く杖を付いているので余り長く歩くかせたくなかったkおばちゃんはとにかく『もう大丈夫だから!!』と言い張って帰ってもらいました。
タクシーを拾うには大きな通りに出なきゃ行けないんですけど・・ちょっとワンブロックの距離があったのです。

さて、大通りにでたものの・・この当たりは繁華街じゃありません。タクシーはビュンビュン通っているのですが・・・皆、乗車中ばかり!!
考えて見たら夜中の2時ですから。この時間に大通りで日本人のオバサンが一人佇んでるってちょっと変な図ですよね。
何のご商売??って疑われてもしょうがない状況ですけど・・

とにかくタクシーを捕まえないと・・帰れない!!
考えて見たらリンクのど真ん中の交差点で拾おうとしてたんですよね。右見たり左見たり・・
こんなところにお客さんがいる訳がない・・と思うような場所だったんでしょう。
車が全速力で通過して行きます。

考えを変えて・・信号機の脇で待つことにしました。で、やーーーとタクシーが止まりましたよ。よかったよかった!!

お宿の住所を告げて・・もう一安心です。
運転主君はどうみても中近東系のお兄ちゃんです。車に乗って元気になったkおばちゃんはお兄ちゃんに出身を聞くと、トルコとの答え。
『kおばちゃんも今年行ったのよ』というと『何処へいったの?』と聞いてきたので『アンタルヤとか・・』と答えると、『ぼくはアンタルヤの出身です。』とのお答えが。どうも、出稼ぎに来ているようです。

そんなおしゃべりをしていたら・・あっという間に到着でした。
料金を払おうとドアーを開けたら・・自分で開けたドアーに大激突!!まった相当おクタビレです。

宿は・・当然ながら寝静まっています。そーーと帰って、バタンキューのkおばちゃんでした。
ああ、ホントに今日も長い一日でございました。
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幕間のお楽しみは・・(ウイーン)

2010-09-13 23:26:19 | オーストリア
昨日は、お仲間のマンションに暑気払いにおでかけ。

このお仲間は、現在はサンデー毎日の生活で、別宅を持っているのだけど、老後(ったって現在もそうですね)のお楽しみのために、集会場のような形でマンションを買ったのだとか。

駅からもまあまあ、近い。
で、なんでも60年の定期借地権付きだとかで、60年経ったら更地で戻すそうである。
60年経ったら資産価値は0ということらしい。でもね、あと60年。どうやったら生きられるの??とみんなで大笑い。

彼は数年前に奥様を亡くして目下独身ではあるので、皆が『k、彼と結婚したら?』なんて進めるのだが、kおばちゃんの本領の『酔っ払うと説教をたれる』姿に恐れをなして・・逃げられた。
ははは。

我が仲間には、その他にも奥さんに離婚届をつきつけられて目下独身・・とかバラエティーはあります。

わたしとしては、お片づけをしてくれて、ご飯を作ってくれる人なら大歓迎です。ええ、下手ですから。

○6月28日(月)

今日の演目のヴェルディーの『運命の力La Forza del Destino 』ですが、ストーリーはなんとなくわかっていたのですが・・オペラが始まって直ぐにkおばちゃんすっごいストレスを!!

演出は、今はやりの『現代風』というやつで、映像とうまく組み合わせてあります。
それに対する不満は全然ありません。

むしろ・・話の展開なので、もともとの脚本にかなりストレスを感じたのです。

ストーリーは相思相愛でありながら、女性の父親にその『出』ゆえに結婚を反対され、駆け落ちを計画。しかしながら直前でみつかり、すったもんだのあげく銃が暴発してその父を殺してしまった恋人と女性の悲劇の物語・・なんですけどね。

いえ、何がストレスかって、駆け落ちを決心するまで『うだうだ』と長くかかってしまているのです。
恋人が女性の部屋に偲びこんで・・・父親に見つかるまでに随分とかかるんです。
まあ、そこでうだうだと歌うんですけどね。

友だちに言わせると、そうじゃなきゃ『悲劇』が生まれないでしょ?っていうのですが・・・もう直ぐ父親が乗り込んで着て悲劇が始まることがわかっているので、『とっとと逃げなさい!!そんなところで歌ってないで!!逃げてから考えなさい!!』と叫びたくなっちゃうのです。

まったくもって、悲劇に向かないkおばちゃんです。
ああ、やっぱり喜劇の方が好きです。人生は楽しくなくちゃね。
だからかもしれません。kおばちゃんが『韓流』にはまらないのは。だってあれは基本的に『悲劇』でしょ?

それにしてもこの『運命の力』は報われないんですよね。ああ、やだ!!

1幕目で思いっきりストレスを感じたkおばちゃんです。いやですね年よりは。
やっと休憩に入りました。ストレス解消にゆきましょう。


で、さすがさっきちょこっと腹ごしらえをしたkおばちゃんの今回のオーダーはこれです。

白ワインとチョコレートです。

kおばちゃんのお席のそばの休憩どころは、余り混雑していませんでした。評判悪いのかしら・・このカンパニーは・・


チョコレートといば、いままでこんなもの売っていたのかどうか・・覚えていません。
何種類かおいてあります。でも、人気がないのか・・・休憩時間の終わりのころには売りこのお姉さんがトレーにいれて売り歩いておりました。

この国立歌劇場のケータリングはGerstnerと言う会社の運営だそうです。


1847年創業の菓子屋で大所の劇場は押さえているようです。
昨日のバーデンのアリーナのバーの食材は、いかにも裏でこしらえました。というかんじでしたけどね。
田舎もののkおばちゃんとしてはあちらのほうが温かみがあって好きです。

でも、ここのエリアは、冒頭の画像の下の階のお高い平土間席のコーナーよりも当然お客さんも庶民的です。

この画像のように足にギブスをはめながらもおしゃれを忘れないお姉さん(赤い服)とかね。


さ、後半が始まりますね。結末は判ってますが・・・

素敵な曲もあるので、お終いまで見ましょう。

無事終了。カーテンコールです。レオノーラ役のMicaela Carosi女史、中々良かったですよ。


アンサンブルの皆さんも素敵でした。


指揮者はMarco Armiliato氏。ジェノバ生まれでパガニーニ音楽院で音楽を学んだとか。


イタリアオペラにはもってこいの方ですね。

さて、終演後は・・次のご予定に急ぎましょう。夜のカールスプラッツ駅は・・真っ暗です。
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謎の人物(ウイーン)

2010-09-12 23:58:51 | オーストリア
さてさて、休日もとっても忙しいkおばちゃん。
そんななか、留守電に仕事がらみの録音が・・あの・・私、今日は休日なんですけど・・

化石のようなkおばちゃんは、実は仕事では『携帯を持っていない』ことになってるのです。
だって、携帯で連絡してくるような急ぎの仕事を抱えてるわけじゃないしね。

そもそも、いちいちチェックする気がないからもってても不携帯とおなじです。

なんだか『むっと』させられた週末でした。

○6月28日(月)

町のど真ん中にやってきたkおばちゃんのお目当ては・・そう言わずと知れたオペラ鑑賞です。
だったら、昨日も来ればよかったじゃないか・・とお思いでしょうが、まあ気に入ったプログラムがなかった・・というのもありましたが、バーデンのオペラの方がスタンダードな演出で特にオペレッタは楽しそうだったから・・あちらにしました。

ウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperのチケットは、オンラインで予約済みです。
もう何年も前に登録してあったのですが、久しぶりに使おうと思ったら、暗証番号を忘れかけたのであせりましたが・・

ということでチケットをピックアップしに早めに到着です。丁度開場直前で、無事チケットを手にしました。
そういえば、kおばちゃんの前に並んでいた男性は、同朋の日本時のようでした。だって手にパスポートを持っているのがみえましたから。
引き変えには、パスポートはいらないのよね。予約番号のみが彼らには必要なようです。

さて、チケットを無事引きとったkおばちゃんですが、開演までにはちょっと時間があります。
で、再び建物の外に出ました。何故か?って。それはこの間にちょっと人に会おうかと思ったからです。

実はkおばちゃん、知り合いがこのウイーンにいるのですが、その知り合いが数年前に体を壊して療養中なんですよね。一時は命が危ないと言われていたのです。
現在は一応落ち着いて自宅療養中なのですが、先日偶然にも電話がかかてきて、kおばちゃんがウイーンに行くことをしゃべってしまったんです。だから、お見舞いに行かなきゃ行けません。

でも、本当に鼻の聞く・・というかタイミングの良い人なんだろうと呆れてしまいましたが。
だから、市内通話の安くあがるオーストリアのSIMが欲しかったのです。

その知人のところにこの時間を使って行こうかと思ったのです。ここからそう遠くないところに住んでいるはず。

で、バス停まで行って見ました。バス停はカールスプラッツの芸術家の家の前です。

時刻表を眺めたら・・ちょうど、行ってしまったばかり。バス停で数個先とはいえども、お見舞いの品を渡してかえってくるだけじゃ・・済まないだろうな・・と思い、バス停前から電話をしました。
『もしもし』とkおばちゃんが発したトタン、ぎょっとした顔が・・そう、隣のバス停に日本人女性が2人『○×の歩き方』を覗きながら立ていたのです。あら、脅かしちゃってゴメンナサイ。

一応相手にはオペラが終ってから立ち寄るから、と伝えました。ちょっと語不満そうでしたけど、だってkおばちゃんのメインは『オペラ』ですからね。(冷たいヤツです)
だって、あまりにもバタバタしすぎですからね。

で、再びオペラに戻り・・・とりあえずは腹ごしらえです。


まだ、お客さんは少ないですね。とりあえずはノンアルコールで。だって・・折角のオペラの間に寝てしまっては・・ね。

今日の演目はこれ、ヴェルディーの『運命の力La Forza del Destino 』です。


これは、序曲は結構有名で、kおばちゃんもやったことありますが、オペラそのものを全部見たことはありません。

ちと早いですが・・そろそろお席に向いましょ

もちろんkおばちゃんのお席は・・限りなく上部です。だって・・お財布の都合ですからね。

今シーズンの鉄のカーテンとでも言うのでしょうか。幕の前の覆いはこんなのです。


Franz West氏製作の"Drei - Vom Vorgang ins Temperament"と言うタイトルだそうです。
何だか某日本酒メーカーのキャラクターの小島功氏のカッパの絵を思い出してしまいました。

まだ開演まで時間があるので客席はちらほらしかお客さんがいません。でもオケピットは・・


時間が経って・・鉄のカーテンだけは開きました。でも、まだ開演じゃありませんよ。


Proszeniumslogenと言われる、舞台横のお席にも一影が・・あれ?あれはイアン・ホーレンダーIoan Holender 氏??


まさかね・・でも08月24日のブログに書きましたが、今シーズンでこのウィーン国立歌劇場総裁の地位を退くんでしたよね。もう数日後ですね。

で、その上の階のお席は・・このときは人がおりませんでした。
特殊なこのつくり、俗にいう『ロイヤルシート』だと思うのですが、ここに気がつけは男性が一人・・


しかも、手元には本日のプログラムじゃなくって・・大きな本?しかもお一人だけ・・


いったい、このお方は何方様なんでしょうか??今でも気になってるkおばちゃんです。
何方か教えてくださいな。

さて、いよいよ開演です。
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あっちもこっちも工事中(ウイーン)

2010-09-11 21:55:54 | オーストリア
今日もまた暑くなってしまった。
またまた大忙しのkおばちゃん。今日はダブルヘッダーなのですが、夕方には終わるのでなんとか気力はもしました。

ところで、昨日某銀行が経営破たんしてしまったが・・初めてペイオフが適用されると騒いでいますね。
実は、kおばちゃんがその昔、預金していた金融帰還が破綻してしまったことがあります。
しかも間の悪いのは、というか見る目がなかったとか言いようがないのですが、金曜日に定期預金をして・・次の土曜日に経営破たんの発表!!月曜からは営業不可!!と言う状態だったんです。

月曜日に職場にゆくと、金曜にkおばちゃんが預金をしたのを知っていた上司が『早置く銀行に行ってみろ・・』とそそのかすのですが、その手にはのりませんでした。

だって、その時点で銀行の支店にいったって、行員そのものだって行く末のわからない状態でしょ?せいぜいマスゴミの餌食になるだけですよ。
預金の資料は保全されているわけだから・・まあじたばたしてもしょうがない。ということですよね。

しかも、ペイオフなんてルールもなかったから、(あっても1000万なんて預けてませんけど)完全に返金されるのはわかっていましたしね。
結局、他の金融機関で満期時に利子までついて戻ってきました。

不便だったのは、その間に前の銀行の支店が皆、撤退してしまったので移行した金融機関の支店が近所にはなかった・・と言うことぐらいでした。
 ・
kおばちゃんが、なんでその金融機関に預けたか・・・金利がよかったからですけど、『うまい話には気をつけて』の典型。欲の皮がつっぱちゃいけませんね。

○8月28日(月)

無事ウイーンのお宿に到着したkおばちゃん。
ここは、ネットの情報によりと評価も割りとよかったのですが、そのわけはわかりました。
お部屋に空っぽながら冷蔵庫までありました。まるで日本のビジネスホテルです。
まあ、お値段もそんな感じです。
シャワーのインフラは・・ちょっと古めだけれど、まあ良しとしましょう。

さて、このお宿も実は今晩限りなのです。ウイーンには1泊しかしないんです。残念・・
ちょっと欲張りな旅程をたててしまったんです。

だから荷解きもほどほで、とりあえず一休み。
で、今晩のご予定のために・・街中に出かけることにしました。

そのまえに、レセプションのおじさんから情報収集しておかなきゃいけないことがあります。
まず一つ目は・・そう、ミュンヘンで入手しなかった形態のSIMの問題です。何処で買ったらよいか・・ですが、聞いてみたら思わぬ答えが返ってきました。
『貸してあげますよ携帯電話』というのです。
このホテルにはなんと宿泊客に貸し出す携帯電話のサービスはあるというのです。
もちろん無料ではありませんが、料金は使用した通話料、しかもこちらからかけた、のみと言うのです。

もちろんオーストリアのSIMが入っています。だから国内だったらこれで安く通話できると言う按配です。
あら、便利!!どうせ、今晩しかいらないんだし・・ということでSIM入手はすっかりやめてホテルの電話を借りることにしました。

渡されたきに、SIMの残金をチェック!で、番号を教えてもらって・・完了です。
なんとまあ、あっさりと終わってしまいました。

あとは、中心部に出る方法(トラムの停留所は近いですがkおばちゃんは地下鉄の方がらくなので・・あ、ヒュンダイ君は駐車したままです。
街中、特にリンクの内側なんかくるまで走った日には・・・その昔走って一通の土壷にはまった覚えが・・・・ということでお留守番してもらいます。

この通りが、さっきkおばちゃんが何回も走ったところ。

そこをまっすぐ歩いていくとこんな通りにつきあたります。

ここはkおばちゃんも良く知っている通りで、この下に地下鉄が走ってるのよね。


切符を買うときにちょっと考えが迷いました。で、結局1回券を買ってしまって・・著ぴ利失敗したことがあとでわかります。
1日しかいないんだったら、1日券(24時間利用可)に最初からしておけばよかったんですよね。

いつもは殆ど徒歩で用事がす済んじゃう範囲でしか行動してなかったので、脳みそがはたらいてませんでした。

とりあえず、地下鉄に乗るためにエスカレーターで下へ・・


地下鉄に乗って辿り着いたのは一番の賑やかな場所です。

冒頭の画像もそうだけれども、この教会の門前です。シュテファン・プラッツです。


この画像でもわかるかな?この広場の名前の主、シュテファン大聖堂Stephansdom、カバーがかかってます。修復中なんですよね。
でも、カバーに建物の絵が描かれているので・・ちょっと見にはわからないかな?

その昔、一番最初にこの教会を見たときは手付かずだったとおもいますが、それ以降たまーーに訪れる時は、必ずどこかを修復しているような記憶があります。

そして、今回はさらに、一番なじみのあるケルントナー通りKärntner Straßeですが、ここも・・


前にはいったい何があったのかしら??思い出せませんけど。
いずれにしろ、ここは修復じゃなくって『新築』ですね。何になるのか・・果たしてどんな建物が建つのやら・・

さっきのシュテファン大聖堂の前にガラスのファッションビルがたったときには『何だかな・・・』と思っていましたけど、今はなじんでますもんね。

楽しみでもあります。

さて、6時までもうすこしです。急ぎましょ。
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都会へ・・(ウイーン)

2010-09-10 19:23:53 | オーストリア
今朝もなんとか過ごしやすかった。

デモ、また明日から暑くなるとか・・あの・・もう結構です。

昨日仕事でお会いした地方の方に、前日に『スカイツリーの見えるところはどこかな?』ときかれたのですが、まあ確実に見えるのは浅草だし、kおばちゃ的に好きなのは某高層ビルからの眺めですけど・・』とは言っておいた。

お会いした時に『浅草に行って見てきたけど、見えたけどよく分からん。』とおっしゃったので『そうでしょ。あれは遠くから眺めるもんですよ。』とお答えしたら『ホントだね』と言われました。

富士山もそうだけど、近くでみるとその偉大さは判らないのよね。

kおばちゃんのお気に入りはこの前もお食事にいったビルからの眺めです。

○6月28日(月)

今回の旅始まって以来の、まともなお食事を終えて満足なkおばちゃん。
後は・・・今日のお宿にまず向うこと・・という課題が残っています。

ナビ様に運命を?託して・・いざ出発です。googleさまの検索と同じルートをナビ様も選択したようです。目的地は、そうです。ウイーンです。
ちなみに、こんな感じの道筋で、23キロ弱のはず・・30分位で着くはず・・なんですが・・

最初は田舎道を走ります。少しするとこんな景色に・・


単調な道にかわりました。それになんかかいてあります。


あら、A21の高速に乗っちゃうんですね。まあ高速券ヴィニエットは張ってあるので安心ですけどね。


ナビ様・・しっかり頼みますよ。


高速を走ってしばらくすると・・インターチェンジが数箇所。それもナビ様のお導きに従います。

以前、ウイーンに車できたときは、ナビ様なんてなかったので、事前にミシュランで調べたルートの通りの名前を大きく紙に書き、フロントにおいてちらちら見ながら・・左右に気を付けて・・走った覚えがあります。
で、大失敗を・・交差点で曲がる方向を間違えて・・交差点内を一周(別にランアバウトじゃない普通の交差点)したことがあります。ま、何でもありのkおばちゃんの運転です。(下手ですから)

とにかくナビ様を全面的に今回は信頼しています。
こちらの住所はなんせ、『通りの名前』に番地が付いているので比較的捜すのは優しいはず・・でした。
ちゃんとナビ様に、事前にgoogleさまで検索した地図と照らし合わせてにゅうりょくしてありますから。

最近ウイーンに泊まるのは、オペラ座の近辺・・といっても安宿なのでもちろんリングの外側ですが・・なのですが、今回は週末ではない平日なので路上駐車もままならない上に、いつもの辺りは駐車場代が高い!!ときているので貧乏なkおばちゃんには泊まれません。

で、今回お初のお宿は『リングの外、しかしギューテルの内側』という条件で、なおかつ『駐車場代がただ』の安宿・・ということで選択したところです。
ギューテルGürtelとは環状線。東京で言ったら・・山手通りくらいのかんじでしょうか?西駅の前を通ってる通りです。

で、お導きのままに辿り着いたのですが・・ナビ様が『目的地左です。到着しました。』とガイドを辞めてしまったのですが・・左側にそれらしき建物が・・ありません。

確かに駐車スペースはあるのですが、荷捌き用のようなところで、最後の1台のスペースに目のまで駐車されてしまいました。
どうしようかしら・・路上駐車のスペースも残っていないくらいびったり車が止まってます。
なんせ一方通行の細い通りなので、やたらに止まれません。しかたがない・・通過します。

リンクの内側とちがって、外側はそれほど複雑な一通ではないので、もう一度あたりをつけて(用は左折、左折、左折で元に戻る)・・・で、お宿の場所というか看板はみえました。
でも、路上の駐車スペースはまだ開いてマセン。
しかたがない・・もう一周!!

戻ってきましたが・・やっぱり空いていません。仕方が無い。非常手段に訴えましょう。

さっきから開いている路肩が実は1ヶ所あるのですが・・そこは右側の建物の車庫の出口。
でも扉は閉まっています。標識に『駐車禁止』と書いてあるのですが・・同乗者がいれば、看板の矢印の方に様子を見に行けるのですが、なんせ一人旅。そうは行きません。

日本だったらハザードランプでもつけてエンジンかけっぱなしてちょっと様子を見てきますが、こちら外国では間違ってもそのようなマネはできません。

ということで、標識を無視して駐車し、あわててお宿の看板の方へ。
矢印に従って進むと・・建物の中を通り抜けて中庭のようなところに出ます。そこが駐車場でした。でも、その前に駐車場のバーがあって・・それをどうやって上げるか判りません。

駐車場の向こうにペンションの入り口があったので、あわてて駆け込んで事情を話しました。
すると・・レセプションのおにいさんが『バーを開けて上げるから、インターホンをおしなさい』と。なんだ、そう言うシステムだったのね。

あわててヒュンダイ君に戻るkおばちゃん。
よかった!!ヒュンダイ君は無事でした。駐車違反の切符も切られていませんでした。
まあ、2回通り過ぎたときに、横目で駐車監視員の姿をチェックはしていたのですが、外国の場合はほんとに『ア!』と言う間に現れますからね。

レセプションのお兄さんに言われたとおり、ヒュンダイ君を進めて、無事駐車場に辿り着きました。ああ、よかった!!

駐車場には他には余り車が止まっていませんでした。まだ時間がはやいのかな?とりあえず、一番はじっこに駐車です。

あとは・・チェックインですね。とりあえず無事到着です。

大?都会になんとか無事に辿り着けたkおばちゃんです。
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デザートは・・(ヒンターブリュール)

2010-09-09 19:25:15 | オーストリア
今朝は久しぶりに涼しい朝。
で、窓を開け放して寝てしまったkおばちゃん。朝方の冷え込み?のせいか・・足がつってしまった。ああこれも加齢のため?

悲しい朝を迎えたkおあばちゃんです。

○6月28日(月)

スープのあとは・・メインになります。簡略式で1品だけ!で・・・今日の気分は鶏肉です。


鶏胸肉のコルドンブルー。グリル、野菜とベシャメルライス添え。

実はkおばちゃんこのコルドンブルーというのはフランスの料理学校の名前だとばっかり思っていたので、これは『コルドンブルー風』なのかと思っていました。

調べたら・・違いましたね。ああ、無知です。
コルドン・ブルーCordon bleuというのは『青いリボン』という意味だそうで、もともとは1578年に結成されたフランスの有名なL'Ordre des Chevaliers du Saint Esprit騎士団の紋章から着ているらしいです。

料理学校の名前も、そこからとられているとか。
で、料理本体は・・鶏肉にハムやチーズを挟んで揚げたものをさすそうで、1971年にLouis Szathmaryという料理人が有名にしたとか・・ふーーん。

kおばちゃんのオーダーしたのは揚げた物じゃなくてグリルでした。
とっても美味しかったので・・・ぺろりと全部平らげました。

さて・・これでオーダーしたのは全部でしたが・・そうそうデザートを頼んでません。
と、もう一度メニューをもらって検討しましたがどれもいまひとつピンときません。

ウーーンどうしよう。コーヒーだけというのもなあ、かといって・・ちゃんとしたデザートではちょっと重すぎるし・・と悩んでいたのですが、あ!そうだ。と思い出したものがあります。

それは『アイスコーヒーEiskaffee』です。
こちらオーストリアでもアイスコーヒーはあるのですが、日本のそれとはかなり違います。
冷たいコーヒーには変わりないんですが・・こってりと生クリームが入ってます。
いわゆるウインナーコーヒーと日本で呼ばれているものの、冷たいバージョンです。

これで、悩みは一挙解決です。
但し、こてはメニューに載っていませんでした。

さあ、たらふく食べて・・丁度良いお時間です。お勘定を済ませたら出発です。


気がついたら・・お食事のお客さんは誰もいなくなっていました。

さあ、出発!!ヒンターブリュール Hinterbrühl よさようなら!
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菩提樹の実?(ヒンターブリュール)

2010-09-08 23:59:42 | オーストリア
今日は台風接近だとかで、雨。
その雨の一番ひどい時間に,ご用ででっけなきゃいけなかったkおばちゃん。
ついでに,自分の用事も澄まそうとしたのがいけなかた。

なんと、キャッシュカードを窓口に置きっぱなしに!!
ご親切にも窓口のお嬢さんが携帯に連絡を下さっていたのですがいたのですが携帯を不携帯なkおばちゃん。1時間以上たってからふとかばんの中にほうりっぱなしの携帯を覗いたら着信と伝言が・・
あわててキャッシュカードを取りにもどりました。

どうもお騒がせしました。

○6月28日(月)

世界一の地底湖Seegrotteゼーグロッテの見学を終え、外に出るとそこは現実世界!!
暑いのなんのって・・早々にヒュンダイ君に非難です。

さてさて、この後どうしようか・・一応ナビさまは今宵のお宿にセットはしました。
スタートです。で・・運転しながら考えました。今時刻は・・午後2時ちょっと前くらいです。まだ、お昼を頂いてませんね。

このまま、お宿まで行くと・・おそらく道に迷って・・4時くらいになってしまうかもしれません。ということは・・また中途半端な時間で、食事どころが開いているかどうか・・まあ、大きな町なのでどこか開いているとはおもいますけど・・

このヒンターブリュール Hinterbrühlの町にもお食事どころがあるのでは??そうホテルを何軒か見かけました。その中の大きいところならきっとレストランがあるはず・・と考えました。

で、考え付いたらヒュンダイ君を止めてしまいました。さて、何処へゆこうかな・・さっき通ってきたところに気になるホテルを見かけましたので、そこにしましょう。

ヒンターブリュール Hinterbrühlの町は2人の音楽家とゆかりがあるそうで・・一人は夕べのお宿もそうだったようにベートーヴェンLudwig v. Beethoven。そして、もう一人はシューベルトFranz Schubert だそうです。
そしてシューベルト氏は、この町で「冬の旅」のなかに出てくる「菩提樹」を作曲した・・といわれているの聞いたことがある。そして、その場所は現在もホテルになっているとか・・もしかすると、さっき見かけたところか・・と思ったんですけど・・

実は、kおばちゃんこのシューベルトの『菩提樹』とゆかりの地を以前訪問したことがあします。
それは2006年01月23日のブログに出てくるアーレンドルフAllendorf(バードゾーデン アーレンドルフBad Sooden Allendorf)というドイツのヘッセン州のはしっこの町だったのです。そこにはまさに『菩提樹』が茂り、そのそばの泉にインスピレーションを得たヴィルヘルム・ミュラーが詩を作ったとされているところです。
だから、『作曲者のインスピレーションは如何に』と気になっていたので・・ついでに、と言う気持ちもありました。

ここかしら・・と思うホテルにヒュンダイ君を入れると、結構駐車場がいっぱいです。


それに、なんとなくお馬ちゃんのにおいがします。

ホテルの入り口はこれですね。誰もいません。


レストランは・・ないのかしら・・中はがらんとしてます。
奥の外の方から人の声が聞こえてきます。

ああ、よかったレストランでした。ボーイさんに声をかけて、開いている席に座ります。


皆さん楽しそうにお食事中ですね。どうやら、間に合ったそうです。

で、渡されたメニューを見て確信しました。

やっぱり思ったとおりシューベルトゆかりの場所のようです。ほら、この下に書いてあるメロディーは


食事を選んでオーダーをすると、早速パンとバターが運ばれてきました。


お飲み物はワイン・・といきたいところですが、運転途中なのでりんごジュースです。

で、このバターを塗ろうと手元に引き寄せた時に・・お皿の中の物体で不思議なものがあるのに気がつきました。


左上にみえるこれです。何でしょうね?イチジク??


恐る恐るかじってみました。断面図はこんな感じ。イチジクじゃありませんでした。


お味のほうは・・塩漬けというかピクルスのような感じだと思いました。(半分忘れてます)
今でも正解はわからないのですが・・菩提樹の実じゃないか・・と思ってます。
どなたかご存知でしたら是非教えてください。

まずは汁物好きのkおばちゃんはスープです。たしか牛のお澄ましスープのウイーン風詰め物。


メインは・・今日の気分は鶏肉です。
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悲しい歴史も・・(ヒンターブリュール)

2010-09-07 19:00:40 | オーストリア
今日も・・まだ暑い。

ただし、朝は風があったのでまだまし。
台風が接近中とはいえ、居座りの高気圧のおかげで随分日本海よりのルートのようですね。

今日のニュースで報道していた尖閣諸島沖での海上保安庁の船と中国の漁船の接触事故。
報道では、中国の漁船は違法操業中といっていたのと、逃げ回っているにもかかわらず、わが国の国交大臣の間の抜た回答。いったいあなたはどこの国の大臣?
『自由航行権うんぬんかんぬん・・』。現状では日本の国防は海保がになってるようなもんでしょ?

自衛とは名ばかりの自衛隊は日本本国に攻撃でも受けない限りは出動できないんだから。
その体を張って守ってくれている(利権も含めて)に対してあの言い方はないんじゃないか、。少なくとも自国の公務員を信じなくて国家が運営できると思ってるの!!

と、民間人であるkおばちゃんでさえ腹が立つ。
脱官僚と叫ぶ前に、モット勉強して官僚をあごで使えるような議員になりなさい!!
とテレビの前で吼えてるkおばちゃんです。

○6月28日(月)

ヒンターブリュールのゼーグロッテなる地底湖の見学はいよいよハイライトです。
そうですよね。いままでは『世界最大の地底湖』といいながら・・その本他は出て着てません。

その世界最大の地底湖はkおばちゃん達が今まで見学していた階?の下にありました。

そこに降りてい行く階段の途中に・・たしかあったと思います。このパネル。


そう、ガイドさんの話に寄るとここSeegrotteではウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作の1993年の映画『三銃士drei Musketiere  』の撮影がおこなわれたとか。
『三銃士』ってヂュマAlexandre Dumasの「皆は一人の為に、一人は皆の為にTous pour un, un pour tous.」っていうせりふが有名な物語ですよね。

階段を降りて下の階につくと・・とこはボート乗り場!
kおばちゃんたちのグループは人数が多かったらしくて、半分ずつボートに乗船することになりました。


先発隊は・・さよーーなら!です。kおばちゃんはどん尻ですから。
この列に並んでいるときに、kおばちゃんと同じカメラを持っている人を発見。彼はその他に一眼レフも持っていて・・まあお金持ち!!

このドラゴンボートが三銃士の撮影に使われたようです。


いよいよkおばちゃん達の番です。暗い上に・・ストロボを使わなかったのでぶれてます。


この地底湖は実は自然に出来たもの・・ではないようです。1912年の掘削中の爆破で大量の水が出てきて・・・湖になっちゃった・・ということらしいです。
なーーんだ。kおばちゃんは自然の造形物だと思ってました。


このボート動力は何か知りませんが静かに進みます。


もう、お次のお客さんがボートに乗ってますね。


そうそう、kおばちゃん達のツアーガイドをしてくれた彼はばりばりの東洋人の顔立ちです。

気になったので出身を尋ねて見ました。で、彼はブータン出身だということがわかりました。
さらにkおばちゃんと同じカメラを持ってたおじさまは、何処だか忘れてしまったけどアラブ諸国のご出身だとか、でイスラム教徒だといって降りましたが、ブータン出身の彼も昔、アラブ諸国のホテルで働いていたことだあると言ってました。元ホテルマンだそうです。
で、ガイド君によると、オーストリアの気候はアラブの大金持ちにたいそう気にいられて、ある場所(名前を聞くのを忘れ)にはアラブの金持ちの別荘村になっているんだとか。

そういえば、今朝までkおばちゃんが滞在していたお宿も一時期サウジの王室の所有だったんですもんね。なんとなく納得です。

そんな地底湖と全然関係無いお話をしながら・・船の観光は終りました。
なんとなく・・・21年間も??期待していたわりには・・・の船旅でした。

そうそう、アラブのおっちゃんが彼に『ドイツ語でチップの言はなんていうんだい』なんて聞いていたので、やっぱり下船の時には渡さなきゃね・・ということで小銭を用意したら、どん尻で乗ったkおばちゃんが最初に下船するは目に・・で、彼に『ほら、チップTrinkgeld!!』というと彼はあわてて帽子を差し出しました。

さ、これで地底湖ツアーはおしまいだそうです。
ガイド君とはここでお別れ、kおばちゃん立ちは階段を上ってまっすぐ左に折れて450メータの坑道をまた帰ります。


涼しかったというか寒いくらいの地底湖観光はこれでおしまいですね。

そうそう、このブログを書こうと思って調べたら・・意外な事実も知りました。それは、さっきの大戦中の飛行機製造にかんするものでは、その労働力はマウトハウゼン強制収用所KZ Mauthausenから2000人も送られてきたということ。(このことは、多聞kおばちゃんが聞き逃した)
つまり大ドイツ帝国の中にオーストリアも組み込まれていたということを思い出させてくれました。

そして、至近では2004年にさっきの地底湖で大きな事故、ボート転覆があったということも知りました。これはガイド君はふれていなかったと思います。
2004年5月31日にボートが転覆し、ボートの真下になってしまった4人のドイツ人とベルギー人女性1名がなくなったそうです。
25人乗りのボートに28人乗船してしまったこととが主な原因のようで、船頭さんの有罪が2007年に確定しているようです。

そういえば、2004年の5月に事故は起こってますが、その2ヵ月後にはもう運転が再開されていたとか。まあ、たくましいですね。

さあ、そろそろ現実世界に戻りましょう。
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ガイドは台湾から(ヒンターブリュール)

2010-09-06 22:31:34 | オーストリア
今日から学校も本格的か朝の電車が混んでいる。

ついでに、夕方のラッシュも早め。みんなお家で夕飯を食べるのでしょうね。
まあ、それは良い影響かな?

書きたくはないけれど・・まだ暑い。夏が居座ってしまっている感じ。

今日の番組で奨学金の返済延滞者の急増というのをやっていたが・・肝心要のkおばちゃんの知りたいことの報道がなかった。

それは『奨学金がどう回転されているか』ということである。
幸いkおばちゃんは奨学金には無縁の学生時代を送ったので、詳しい制度は全然知らない。
それに、kおばちゃんの周りもいなかったので・・漠然としたイメージとして持っているのは『学業が非常に非常に優秀なのに経済的理由で進学できない学生に対するもの』ということだった。

最近の事情としてはただ単に、『経済的に苦しいので進学できない』という学生がお手軽にまた、親もお手軽に利用させてしまっているように見える。

kおばちゃんの時代だって経済的に希望のところに行けない学生は沢山いたけれども、どっこいそれでも生き延びていた。

しかし現在の奨学金というのは、ただ単に『教育ローン』にすぎないこと。そして『教育ローン』の場合は『親』が借りるものだけれども、これは『本人』が借りると言うシステム。

果たしてそのシステムがきちんと判っていて利用したのだろうか??

膨大な数の返済不能者。彼らが返済しなければ・・後輩たちが借りられる『原資』が減っていってしまっているのじゃないか・・と思うんですけど、その部分はまったく触れられていませんでした。

『何でも平等に』とか『全て公の費用でまかなってもらえる』とかいう思想をもうそろそろ卒業していいんじゃないでしょうかね。こんな閉塞した社会になってしまっているのに。

それよりも、進学することが全ての幸福に繋がるというよな思想をやめて、それぞれの幸せは違う形があるんだという風土が根付かなければ、猫も杓子も『進学、高学歴』をただ目指すだけになってしまうような気がします。

根本的な思想を変えない限り、公費で穴埋めを繰り返す悪循環しか生まれないと思うkおばちゃんです。

○6月28日(月)

ヒンターブリュールHinterbrühlの地底湖Seegrotteの見学を前に、坑道の入り口を眺めていたら『構内は9℃』と書いてあるのを発見!!
あわててヒュンダイ君のところに着るものを取りに帰ったkおばちゃんです。

地底湖の入り口はこちらです。羽織るものの持ち合わせのない人は、入り口で50セントで毛布を貸してもらえます。

観光バスで着いた皆さんは・・お借りになっておりました。
扉を開けて坑道の中にはいると・・確かに寒いです。

先頭を歩くガイドさんに遅れまいと 一生懸命くっついてゆくkおばちゃんです。

もともとこの地底湖は農業なんかにつかう石膏の鉱山だったそうですが・・
最初の展示はその鉱山としてのもの

そうそう、kおばちゃんの混じったガイドツアーは観光バスの皆さんとご一緒のもの。
で、この観光バスは・・どうも寄せ集めのツアーらしく、ガイドさんが『英語の人は?フランス語の人は?』なんて聞いていました。すると圧倒的に多かったのは『スペイン語!!』という人たちです。

ラテンな彼らはなんとにぎやかなことか。
彼らは『私たちはカタルーニャ語よ』なんて騒いでいました。『ドイツ語もいるよ』なんて笑い声もありました。

ガイド君はちっとも騒がす『大丈夫!私にお任せを』と言う感じでした。
『カタルーニャ語よ?』というと、冒頭のようにこのように機械を差し出しました。


この機械がガイドをします。これは台湾製で大変賢いです・・とそれがこれです。


ガイドの彼と台湾製の機械の案内が続きます。

これは・・世界最大の地底湖ではありません。Blauersee青い湖とでもいうのでしょうかね。

そしてこんなものもありました。飛行機の・・残骸です。


ここは世界大戦中に軍需工業として飛行機の製造をおこなっていたようです。
世界で最初のジェット機をつくったとか??


でも、最終工程はここから現在も空港として利用しているウィーン・シュベッヒャート空港Vienna-Schwechat Airportで行ったようです。

さて、次の階・・下の階に進むようです。

あれ?あれは・・・・
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夏場はお昼休みはなし!(ヒンターブリュール)

2010-09-05 21:58:44 | オーストリア
今日は本当に一日家にいるつもりだったのだが・・お昼を食べにでかけるはめに・・
まあ、美味しかったから良いけどね。

出かけたのは良くいく高層ビルのレストラン。ここのレストランは休みの日のランチはホントにお徳。

和定食でもファミレスの定食とそんなに変わらないお値段で、きちんと板さんがつくってくれているのがわかるお食事。
いまどきは、平日の夜でもどれほどの利用があるのかわからない高級店(kおばちゃんにとっては)なので眺めを堪能しながら、あのお値段の和食では申し訳なってしまう。といって余計に払うわけでもないけどね。

なんだか物の価格と価値があわない世の中になってきてしまっていて・・本当に安いだけでよいのでしょうかね?と思う今日この頃のkおばちゃん。
だって、このしわ寄せは必ず私たちの生活に跳ね返って・・産業の衰退、雇用の衰退の悪循環に陥ってる機がするんですけど・・

○6月28日(月)

さてさて、いつものとおり朝ごはんをたっぷり頂いて・・お部屋でうだうだしながら荷造りを・・
で、これからどうしましょうね??と考えているkおばちゃんです。
昨日も書いたとおり今日の移動は30キロそこそこしかありません。で、いつもどおり決まっているのは夜のご予定のみ。さてさてどうしたものか・・

今日も暑い夏の一日なのよね。
いきたいところをあっていこっち・・検索しようと思って△padを操作すれども・・繋がらない。おかしな・・無線ラン対応って書いてあったのに・・
行って見たいところは決まったのに・・そこの情報がありません。一番大事な。ナビ様に入力する情報です。

しかも、昨日気がついたのですが、kおばちゃんのナビ様のデーターには何故かオーストリアの国名情報がはいっていないのです。
道路情報は入っているのですが・・つまり目的地を探索するのに・・地図上から探すしかないのよね。

だから目的地の情報が別個必要になってきたのです。ちゃんとガイドブックを持ってれば良かったのかもしれませんが・・

無線に繋がらないというのは、なにか操作の仕方がわるいのか???なんせkおばちゃんは△pad初心者もよいところ。
チェックアウトの体制を整えてついでに、レセプションで理由を尋ねてみました。

今日のレセプションは若いお兄ちゃん。彼いわく『アップルの製品はここの無線と愛称がわるいので中々電波を拾わなんだ。』とのこと。
じゃあ・・とばかりに実は今まで使っていたPCも持っていたのでそれを繋げよう・・と思ったのだが・・なんせ重量節約の為ブックPCなのにバッテリーを持ってこなかったkおばちゃん。

結局△padは繋がらないまま・・でレセプションのお兄ちゃんがみかねて、何処を探してるのか尋ねたので目的地を告げて・・ナビの画面からその近辺を探し出し・・入力してもらいました。

そんなやりとりの途中で、別の男性が現れて(彼より遥か年配)このホテルのオーナーだと紹介されました。kおばちゃんに、この旅行で何処を回るか聞いてきたので、宿泊地を色々上げ、目的は『作曲家マーラーにちなんで』と告げると、オーナーのおじさんは、この宿もベートーヴェンが滞在していた旨知らせてくれました。
そう、それは昨日kおばちゃんも発見しましたからね。

あと、受付の彼も実は音楽家でピアノとギター(っていったかな?)を弾くんだと教えてくれました。
で、その受付君に、『マーラーの曲をなにか弾いてみて』とリクエスト(オーナーがですよ)。受付君はロビーにおいてあったピアノで5番のシンフォニーの4楽章を弾いてくれました。
受付君は『ボクはバッハの方が好きなんだ。君は?』なんて音楽の話ですこしもりあがったりして・・

そうそう、受付君はkおばちゃんの4輪のスーツケースをみて『日本人てどうしてこの4輪が空きなんだろうね?』と・・彼は以前オーストリア航空で働いたそうで、その時相手にし日本人は殆ど4輪のスーツケースだったと言ってました。
そういえば・・・そうかもしれませんね。

楽しいお話はつきませんが、次のお宿も道が不案内だし・・と、お昼近くに出発とあいなりました。

ooawakuiさんにせっかくご紹介いただいた素敵な『酒飲みの村』の直ぐ近所なのに・・結局朝ごはんでまだお腹がいっぱい!!しかも運転中で酒が飲めない!!ということで立ち寄れない場所も出てきてしまって・・残念無念です。

目的地はヒンターブリュール Hinterbrühl という町にあります。ナビ様のご託宣によると、ルートは
こんな感じです。

バーデンの町を出るころに前を走っていたトラックが珍しくて画像を納めたら・・


ヒッチハイクのお兄さんが写ってました。全然気がつかなかった・・

だって・・こんなトラックだったんです。

結構極彩色で・・まるで西洋版トラック野郎・・かと思いました。

ナビ様の仰せに従って田舎道をひた走り・・


ホントに辿り着くのか心配しながら・・・ひた走り・


辿り着いたのは冒頭の画像のところです。

ここはぜーグロッテSeegrotteといわれる『世界で一番大きな地底湖』と言う触れこみの場所です。
それこそ21年前に行こうかどうしようか悩んだ場所ですが、足の弁が余りよくない場所なのであきらめた思い出があります。

今回は足にヒュンダイ君がいるので、問題ないし・・暑いし・・ということでここによることにしました。

問題は・・会場時間。どこかのHPを見たら昼の12時から13時までがお休みのようなことが書いてあったので心配だったんです。だって・・12時過ぎてます。

で、窓口を見てもそのようにほら書いてあるでしょ!?

だめもとで聞いてみました。すると、次のツアーは15分後だからね。と教えられました。え?15分後??15時から・・じゃないよね。まあ、15分位なら待てます。

それと駐車場を尋ねると・・川沿いの路上に止めてあるのですが・・そこで良いとのこと。ああよかった。

地底湖の全容はこんな感じらしいです。


入り口付近でうろうろしていると、4人組の観光客?と思しき一団が来て・・受付小屋にその中の一人がはいると・・懐中電灯を持って出てき、坑道入り口のチェーンをはずして中に消えてゆきました。

さっき受付にいたお兄さんがkおばちゃんに『アレは違うツアーだよ』と・・そうここはツアーじゃないと内部が見学できないです。

で、待っていたらこんなバスが登場


どうも、kおばちゃんはこのバスの皆さんとご一緒に回るようです。
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月曜日は活動日(バーデン)

2010-09-04 22:13:22 | オーストリア
今日は久々に目覚ましをかけずにお目覚め・・やっぱり暑くなる前に起きてしまって残念。

まあ、一時期よりは暑くはないというのと蚊がへったかな?
久々にスーパーに行ったらきゅうりのなんと高いことか!!

なんだか食欲が今一の今日この頃・・といっても食べ始めればたべちゃうんですけどね。

夕方の水撒きを堪能した一日でした。

●6月28日(月)

朝のお目覚めは・・
夕べはレセプションのお姉さんの助言にかかわらず、両側の窓を開け放してお休みになってしまったkおばちゃん。
別に寒いことはなかったのですが・・思わぬ雑音に目が覚めました。

実は今日の移動は20キロくらいしかないので、朝はようたくこの旅始まってはじめての朝はゆっくりできる日なんです。
だから、思わぬ騒音に思わず手元の時計を眺めてしまったkおばちゃんです。

思わぬ騒音は下から聞こえてきます。

片側の窓はこの館のお玄関部分に面していますが、もう一方は公園のようなところに面しています。
騒音は底から聞こえてくるのです。騒音源はこいつらです。

いえ、騒音というほどのものではないけれども、子供たちの元気な声が響き渡ってきたんです。
どうも通学途中の子どもたちのようです。今日は月曜日ですからね、学校もまだあるようです。

子供たちの起こされたので、そういえばお腹が空いているのを思い出しました。
さ、朝ごはんを食べに行きましょう。


朝食会場は2階のレセプションデスクの直ぐそば、後ろ側の部屋です。

壁にこのような噴水の後があります。

やっぱり『Guten brunnen』がこのお宿の名前の由来じゃないかとおもってしまいます。

この建物全体がビーダーマイヤー様式:Biedermeierというこのバーデンに多く残っている様式です。

この様式はロココ趣味的な19世紀の特にオーストリアで好まれた様式のようです。
まさに昨日の『ウイーン気質』なのかもしれませんね。

他のお客さんは見かけません。またお休みなのか・・もう終わってしまったのか・・


kおばちゃんのご朝食はいつものように、こんな感じであります。今日も元気です!!

窓の外をふと眺めると・・この建物の裏に冒頭の画像のように建物が見えます。

大きくしてみると・・判りにくいですが学校Schuleの文字が見えます。

ああ、だから朝から子供たちの声があふれていたんですね。
kおばちゃんはスクールバスでも待っているのかと思いました。

今日も夏らしい良いお天気のようです。
さあ、どんな一日になるでしょうかね?
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皆仲良くカーテンコール(バーデン)

2010-09-03 19:27:09 | オーストリア
今日もまだ暑い!! というのと、週間天気予報をみると目が眩みそう!!

ドイツではもう朝晩暖房が欲しくなるほどだとか!!想像できましぇん・・

まあ、それでも朝晩は少しは暑さは引いている感じはしますね。タイマーが切れても目が覚めなくなりました。

今日はコーヒーメーカーのポットの部分を割ってしまい大ショック!!
調べると、本体を買い換えたほうがずっと安い・・ということを発見!エコじゃないのね。

暫くはカップで出すのにしますわ・・とほほ

○6月27日(日)

幕間の散策ももうそろそろ飽きてきました。


黄昏の町並み。保養地なので余り夜遊びはしないのでしょうね。

そろそろ劇場というかアレーナに戻りましょうね。


確か昔の記憶によると・・後半は屋根が閉まっていたような・・フと見上げると


確かに閉まりかかっていますね。

昼間はかなり暑かったですが、夜はちょっと冷えますからね。
開幕の合図は・・記憶どおり金管のファンファーレです。もちろん『生』ですよ。

『ウイーン気質(かたぎ)Wiener Blut』の2幕目は舞踏会のシーンからはじまります。


ここバーデンの歌劇場は小さいながらもちゃんとバレー団もあるようで、華やかです。


それに大劇場と違って『直ぐそこ』に舞台があるので臨場感がたまりません。


物語はドタバタと進み・・最後のシーンはウィーン郊外ヒーツィングHietzingのカジノの庭で、『すべてはウィーンの気質のせいよ!』と大段円をむかえておわります。


ハッピーエンドがお約束されているので、見ていてもはらはらしないのでオペレッタは好きなkおばちゃんです。

本日も無事終了。カーテンコールです。アンサンブルの皆さんです。


そして本日のソリストの皆さん方です。


指揮者のOliver Ostermann氏です。彼はカペルマイスターKapellmeisterの任もあるようです。


楽団の皆さんをご紹介してます。

ところですごく気になったおにいちゃんがいました。この真中の彼です。お名前はAndreas Sauerzapf君です。


いえ、可愛いので気になった・・というのではないので。確かに可愛いし歌もよかったです。
で、なにが気になったかというと、お客さんのなかでお一人彼に絶えずカメラを向けていたオネイさん(おばちゃん)がおりました。
彼女の席は上手側の一番前のボックス席の中の後列なんですが、その距離からでっかい望遠レンズ付きのカメラで彼を取り巻くっておりました。あら・・追っかけさんかしら・・と思ってしまった次第です。

その昔、この劇場に見に来た時にもいたんです。そういう熱烈な女性が。
彼女とはたまた滞在していたウイーンに帰る途中でお話をしたのですが・・ああ、やっぱりこういう人もいるんだな・・なんて思った次第です。

彼Andreas Sauerzapf君はHPもあるようなので、そこで公演予定はチェックできますね。

もう一人気になるのは彼の右側(下手側)の女性。彼女を見た時は『あれ?木の実ナナさん??』と思ったほどそっくりでした。
彼女の名前はBarbara Payha女史だとおもいます。物語の主役フランツィという伯爵の2号さんでした。

そうそう、アンドレアス君のお相手で伯爵に横恋慕されたペピ嬢はCornelia Zink女史だとおもいます。
カーテンコールの時も二人仲良くお手手繋いで・・木の実ナナ似のねえさんに『あんたたち何時までくっついてンのよ・・』といわれているように見えてしまったkおばちゃんです。

まったく何処をみているのやら・・・

劇場を出たら・・当然のことながら外はまっくらでした。


舞台の裏にはもう一つの建物の廊下のようなもので繋がっています。


入り口の大きさからすると、舞台装置なんか転換するときはここから出してくるのでしょうね。

オケピットの入り口も外と直結

ホントにコンパクトな舞台いでした。

さ、散歩がてら帰りましょう。


これはアレーナの下にあるカジノですが・・まだ夏休みまえだからでしょうか?あまり活気はありませんね。

入り口の看板がなんか寂しいなあ・・カジノだったらもっと活気がないとね。


無理だとは思うけれど、まともな食べ物を食べてないkおばちゃん。少し食べるところをさがしてみました。

その途中で見かけたンのは・・テルメの前の広場から出発するバス、です。


これは団体さんのバスかもしれませんが、その昔ウイーンから来た時にはkおばちゃんはバスで帰りました。
11時過ぎにオペラ座の前に着いたのを覚えています。そのバスの中で追っかけのお姉さんとお話したンだったなあ・・なんて思い出しました。

ヨーゼフ広場だったかしら。ウイーンからのトラムの駅の直ぐ側にある温泉の噴水です。
その周りに何軒か飲食店があった・・と思ったのですが・・


もう、ラストオーダーは終っている感じです。そうですよね。時間が時間ですからね。

仕方が無い・・お部屋に大人しく引き上げましょう。
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記憶を辿って・・(バーデン)

2010-09-02 18:15:57 | オーストリア
今日も・・暑い!
さすがに秋の陽射しにはなっているのだが・・暑い。

先日のお仲間との押しかけ演奏旅行の時のはなし。
お仲間が子どもを連れて参加したのだが、なんせ夏休み終盤、宿題を携えてやってきた。

皆で『何日間貯めてるの?』とか『終るの?』なんてはやしたてて覗いていたのだが、今時のこどもだなあと思ったのがお兄ちゃんの中学生。

宿題のドリルをやっ日付をきちんと『アリバイ』を考慮しながらいれていた。
夏休みの日程表と照らし合わせて『ああ、この日は海に行ったから出来ないはず・・』とか言いながら。

で、その夏休みの日程表を覗きこんでいたお仲間のおっさんには『だめだよ、個人情報なんだから』とのたまった。

今時の子どもだなあと思ってしまったkおばちゃんです。

子ども連れの参加は4組だったけれど、お互い入り乱れて・・子どもは子どで遊んでいましたね。あ、いや一番遊んでたのは子どものおとうちゃんかな?子どもを差し置いて花火に熱狂してました。



○6月27日(日)

バーデンのオペラというか今日はオペレッタですけどね。
会場は・・21年前の記憶通りのところもありますが、まったく覚えていないところもありました。

舞台の大きさは・・・記憶よりも小さかったです。


考えて見たら21年前にここでオペラを見たのが、外国の歌劇場(とまではいえないか?)でオペラを見たのが初めてでした。
で、その後、いわゆる有名何処の歌劇場ばかり・・だからのそのサイズになれてしまっていたんですね。きっと。

記憶と合っていたのは・・このオープンルーフです。たしか天井が空いていた記憶がありあました。


しかし、こんなに薄かったかしら・・ボックス席の仕切りが・・あのときは確かボックス席だったんですよね。いえ、後ろの列ですけど。
で、同席したご夫婦は『前にいらしゃい。見えないでしょ。』とお声を掛けてくださったんですけど・・・なんせ眠たて眠たくて・・ああ、あの頃は若かったなあ・・

なんだかとっても立派な建物だった記憶がありましたけど・・


こちらのボックスにはまるでサウンド・オブ・ミュージックのトラップ大佐の一家のような家族が・・


民族衣装を着ているのを見ると、なんだか楽しく鳴っちゃいました。

今日の出し物は『ウイーン気質(かたぎ)Wiener Blut』というJohann Straussの晩年のオペレッタ。19世紀前半のウイーンを舞台にして、伯爵、伯爵夫人、愛人入り乱れたドタバタとまでは行きませんが喜歌劇です。


バーデンのオペレッタの良い所は、伝統的な演出に乗っ取っているところです。
つまり、定石の演出で安心して見ていられるということです。最近ではフォルクスオペラでも結構新手の演出がありますからね。
ドイツのオペラなんかはその最先端でしょう。

一幕目が終りました。お約束のテーブルで飲み物片手にご歓談されている方々が多いですね。

中には本日の出演者を確認したりして。


そういえば、プログラムにお目にかかりませんでした。

さすがに9時近くになってきたので夕暮れの町なみになってきましたね。


このアレーナは小さいながらちゃんとオケピットがあり、小ぶりながらもオーケストラが演奏してます。


オケの皆さんは休憩中はお外で喫煙ですかね。


2階のお席を見に行って見ましょう。


2階の一番後ろの席でも、劇場が結構小さいのでよく舞台がみえますね。



まだまだ休憩中のおしゃべりが続いているようです。お一人様のkおばちゃんんは・・暇です、

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残り物には福がある!?(バーデン)

2010-09-01 18:42:58 | オーストリア
今日から九月・・だけど暑い!!

なんやら政治の方は賑やかだけど、国民の皆さんでっていう言葉がウソであることがはっきりわかっているのに良く言えるよ・・と思ってるkおばちゃん。
それに、なにあの下品な討論。現首相でありながら人の上げ足しかとらない野党根性丸出しの態度。国会の場ではなんにもしないし、出来ないのに、そんなにしがみ付いていたいんですかね?

雇用、雇用よ叫ぶけど、それは産業がきちんと成り立っていなければ生まれないもの。
産業の基盤である経済がこんなにメタメタになってしまっているのに何を白々しいことを言ってるんでしょうね。

どっちにコロンでも・・国際社会から取り残された○△鮮の用になるんじゃないかとすら思えてくるんですけどね。

まあ、どっちにしても投票権のないkおばちゃんには関係の無いお話です。

○6月27日(日)

さてさて、オペレッタは確か19時半からでしたから・・18時過ぎにはホテルを出なきゃ・・なんて思っていたkおばちゃんですが、ちょっぴり出遅れて結局18時半になってしまいました。

今日のオペレッタの会場は夏のアリーナSommerarenaということです。クーアパークの中にたしかあるはず。


実はkおばちゃんここにも前に来たことがあります。それこそカラヤン氏のお亡くなりになった数日後だったと思いますので・・・21年前です。ああ・・あの頃は若かった!!
7月にウイーンに来てしまい、当然オペラなんかやってませんでした。でも、ここバーデンはそれこそ1年中上演があるようで、わざわざウイーンからオペラを見に来たのでした。思い出します・・

公園の緑がきれいで気持ちのよかったことを。ああ、あの頃と変わりませんね。
チケットは・・あのときはウイーンのエージェントから引き替え券をもらって窓口で替えたおぼえがありますが、窓口で購入するのは初めてです。

出遅れたkおばちゃんが到着した時は数人の列が出来ていました。あらら・・kおばちゃんの分まで回ってくるかしら・・なんて気にしたのですが、どうも窓口預けのチケットを引き上げるお客さんがだいぶ分のようでした。

kおばちゃんの番になって・・なんとかチケットを注文。で、渡されたのはこのチケットです。


値段を聞いた時に???と思ったのですが確かに書いてありますね。24.75ユーロです。

で、何が??かというと、バーデンは確かにウイーンのような大都会ではないのでチケットが安いのはわかりますが、1階の平土間の席がこの値段・・と言うことはありえないと思ったからです。

確かHPで見た時はモット高かった・・と思いました。
どうも気になるのはこの『Restkarte』と言う文字です。『残り物の券』とでもいうのでしょうかね?
だからか安いのですね。調べたら半額でした。ああ、ラッキ!!です。残り物には福があるですね。

チケットも手に入ったことだし・・考えて見たら朝ごはん以来なにも口にしていないkおばちゃん。お腹が空いてきました。

見渡しても・・カナッペぐらいしかありませんでも、これで十分です。

ゼクトと呼ばれている発砲ワインもウイーンに比べたら安いです。

開演前の一時を皆さん楽しんでらっしゃいます。


kおばちゃんも混ぜていただくことにしました。

上演の間の休憩時間のお飲み物の予約をしているようです。


名前を告げて料金を払っておくとテーブルの上にネームプレートと一緒に置いておいてくれるんですよね。
日本では見かけたことのないサービスですね。こちらは知らない一が飲んじゃうなんて言うトラブルのない大人の社交場ですからね。

まだ時間があるので建物の周りを見て見ましょう。こちらは入り口と反対側です。


町の中心部の方を眺めると・・周りはホテルばかりのようです。右端はお隣のカジノです。


左端に見えるのは教会ですね。


まだ、太陽が元気な時間帯です。

ふと、真下を覗くと・・どうやらお隣のカジノのレストランの厨房のようです。


見えにくいですが、何かを一生懸命刻んでいたような気がしました。

さて、そろそろ戻りましょうかね。お客さんも増えてきたような気がします。



ちょっと高い所なのでお年寄りにはきついかもしれませんね。いえ。kおばちゃんにもきついです。


この左端に見える庇のついた窓口でさっきのチケットを買いました。


さあ、中に入りましょう。劇場内は21年前の記憶のとおりかしら・・


それとも・・・・
コメント
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