冷え込んできました。片麻痺の身だと寒い冬は苦手です
半身が自由にならないので、動き難さが寒さによるちぢこまりで
更に動かしにくい人によっては痛みや痺れが増すので、
動きたくないって、なる。じっとしてると、余計に身体が固まる
片麻痺発症当初、手の動きについてPTさんから言われたのが
「ギューと握るのは割りと簡単に出来るけど、開くのは物凄く難しい」と。
寒いので、身体が縮んで固くなる。固くなるとより動き辛い。
転ぶのが怖いので、更に緊張するから、また更に固くなる。
このマイナスの連鎖の悪循環を止める事が、とても大事になる。
緊張すると交感神経がピリピリ状態になるので、身体も心も「緩める」のが
とても大事になる副交感神経の出番だ
この副交感神経への切り替えには、呼吸がポイントになる。
緊張すると呼吸は浅くなるので、深呼吸・・・となるんだけれど
まず吐く・・・「ため息」が良いとのことです。
しっかり息を吐くと、自然と肺の中に空気は入る構造になっている。
寒くなって猫背になってしまうと、胸郭が固まり横隔膜が動かない。
横隔膜が動くから、肺に空気が入るので、胸郭を柔らかくし横隔膜の
動きをスムーズにする事が、ひいては身体全体のリラックスにつながる。
最近の私は、麻痺の緊張が高いので、麻痺腕がグイと曲がります
腕が曲がったままだと痛くなるので、座って健手で麻痺手を両膝の間に腕を入れ
大きく息を吐きながら麻痺手を下へ伸ばします。指も組みます。
腕の緊張は軽くなります。指を組んだまま、手首も動かします。
麻痺側の左の首の所が硬くなってるのに気付き、OTさんに聞きました。
一般の人も首の筋肉は縮むけれど、麻痺してると一層縮み易く硬くなる、と。
「ゆっくり首を傾けたり、さするだけでも良いんですよ」とアドバイスあり
夜寝る前のドローインの際の深呼吸。「しらしんけん(大分方言)」吐きます。
もうルーティンになったので、続いています
「緩める」ことの意識。皆様もお試し下さい
今夜は「けんちん汁」で温まります