以前、少し触れましたが、年末にデイサービスの施設の懇親会で
言語聴覚士の方の講演を聴きました。
●認知症のきっかけとして聴力の衰えがある事
●聞こえるのは、脳がやってる事
●補聴器は、使えるようにリハビリする
●聴力を保持する為に、内耳を大事に!
(イヤホン・ヘッドフォンの利用は音量に注意する)
内耳にある蝸牛という器官には有毛細胞があり、
この有毛細胞が取れていくと聞こえが悪くなるそうです。
加齢と共に高音域が聞こえ難いのは、これに当たる。
ヘッドフォン等で大音量を聞くと有毛細胞にダメージを
与えるので、止めてほしいと仰ってました。
★有毛細胞は、剥がれると再生しないんだそうです
眼鏡は作ったら使う人は多いのに、補聴器は使わない人が
圧倒的に多い事を憂いておられました。
補聴器は、聞こえに納得行くまで「慣らす」事が大事だと
強調されていました。脳の聞くリハビリです。
人工内耳を使う際も、入念な調整が必要だと知識はあったので、
補聴器もそうなんだ、と再認識しました。
最近、若い人を中心に多くの人がヘッドフォンを使っておられますよね。
音量や利用頻度を考えて使わないと聴力低下のリスクが上がるそうです。
加齢で聞こえが悪くなるのですから、耳の機能を守る事が
認知症リスクも下げるとの認識を持って過ごしたいですね。
皆さんの周りの高齢者の方の「聞こえ」にも、ちょっと関心を持って
みて下さい。ご自身の聞こえはいかがですか?
言語聴覚士さんが、繰り返し仰っていたのが「脳が聞いている」でした。
耳の日も近いし、忘れないうちに投稿しておかねば、と思いました。
耳には、身体の傾きの認知機能もあります。「めまい」にもご注意を
耳周りには「ツボ」も多いです。耳たぶマッサージ等も良いですよ