今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

素敵な紳士のお見舞客 

2015-02-09 07:23:59 | 

恐らく、見かけは70歳には見えないのでは、とチョッピリ自負している私ですが・・・・・・

自分でそう自惚れているだけ。(笑)

でも、事実年齢を言うと、よく驚かれる私なんです。

いえいえ、今は年配の女性の多くの方々は、齢よりはるかに若く見えますよね。

高齢から、一昔前のおばあさんをイメージすること自体、時代錯誤で可笑しなことではないでしょうか。

 

その若さを少しだけ誇っていいような嬉しいことが、昨年の11月の末頃ありました。

ロサンゼルス在住の頃、一番親しくしていた同僚のNさんと、次長さんだったHさんが我が家にお見舞いに来てくださった時のことです。

 

お二方とも久しぶりの再会で、特に上司だったHさんは、ロスを離れて以来、お会いしたのは今回が二度目ではなかったかと。

夫と違い、お二方とも、お顔の色つやも良く、とてもお元気そうに見えました。

けれど、同僚だったNさんは、7~8年くらい前に、夫と同様の直腸がんを患われたことがあります。

退職後、郷里の徳島に戻られたNさんご夫婦。

ご退院後まもなく、私たちは徳島までお見舞いに行き、再会を喜び合ったものでした。

お目にかかったのは、それ以来の事です。。

 

 

そのNさんが、私を見て、「ロス時代と、まるで変わっていないですね~」と。

ロスに在住していたのは、三十代の前半の頃ですのに。

「とんでもない、去年喜寿(???)を迎えた私ですから」

「いえいえ、本当に変わっていないですよ~」

夫と同様、毒舌家でいらしたNさんです。

皮肉或は口の悪い冗談、と思いました。

女性ですから、たとえそうであっても、ちょっぴり内心嬉しくもありましたが、冗談もほどほどにしてください、と。

 

すると、元上司でいらしたHさんが、「喜寿を迎えられたのですか???」

「あっ!間違えました。古希です」と慌てて訂正した私です。(笑)

チョッピリ緊張するお客様の前でも、相変わらずボケをかます私。(笑)

 

お二方に再会した頃の私は、呼吸法が功を奏し、自分の体とは思えないほど体調は絶好調。

更に、一週間ほど前くらいに美容院に出かけ、髪も染め、化けかえっているときでした。

 女性は、化けることで、10歳くらい若返ることは、決して難しいことではありませんものね~

心まで若返れば、なおさらでしょうが・・・・・・

私の心は、果たしてどうでしょうか。

おそらく久しぶりにお二方に会えて、懐かしさと嬉しさがこみ上げ、私の表情は輝いていたのかもしれません。

 

こんな私も素顔になれば、実年齢そのままで、トホホ。

いつまで化ける気力を維持できるかしら。(笑)

これからもお洒落心を忘れたくないものです。

 

臆面もなく嬉しげに、自分の若さを誇張するような話題に触れてしまいました。

お読み苦しかったことでしょう。

大変失礼致しました。

 

 

自分自身のことはさておき、お二方の実に品のよい佇まいと風格に、私は感心しました。

夫たちの職業は、誠実で几帳面な人柄が要求される職種でしたから、長年の間に染み付いた雰囲気といえるかもしれませんが。

その後も、ご夫婦でさぞ良い年を重ねてこられたに違いない、と思わせる紳士ぶりで、見惚れてしまったほどです。

 

上司だったHさんは、ロス在住当時は、私には一見、近づきがたい気難しい雰囲気の方に見えました。

Nさんのようなお洒落心も見られず、いつも地味な服装で、ちょっぴり斜に構えておいでのような。

夫は大好きな上司だったのですけれどね。

 

ところが、そのHさんが、別人のようにお洒落れで物柔らかな雰囲気のあか抜けた紳士に。

私は少々びっくりし、失礼かと思いつつ、その感想を正直に口にしてしまいました。

すると、Hさんが、笑いながらおっしゃいました。

「仕事ができなかったから、それを隠すために構えて威張った態度をしていただけですよ」と。

 みんなで大笑いしました。

 

夫とは、大学の後輩、先輩に当たります。

T大病院に放射線治療で入院中の頃、病院を抜け出し、Hさんと、カープと巨人戦を観戦したこともある夫。

Hさんは、熱烈な巨人ファン。

メールで口の悪い冗談を言い合って、お互いに好きなチームを応援していました。

 

牛ミンチとブロッコリーのスパゲティー・鶏肉となすのパプリカ煮・クレソンのホットドレッシングサラダ
昨夜の献立です。
とても美味しくて、夫がお代わりまでしてくれました。

料理ブログを再開しました。
でもやはりちょっと無理そう。
継続できるか、怪しくなってきました。 

今はそんな体力もなくなってしまった旦那さま。

お二方に比べると、ずいぶん年取って見えます。

残念ですけれど、それが今の現実。

そう簡単に変えることはできません。

でもいつかまた、この方達ように夫が元気になることを夢見てしまう私です。

 

困った事があれば、いつでも電話をくださいね、と折々で心強い言葉をかけて下さるお二人。

夫の会社関連の人たちの中では、私が一番信頼し頼りにしている人達です。

いつもの夫の口癖。

「駅前で会ってくる」には何故かこの時はならなくて、我が家にお招きできて本当に良かった。

心から、再会の喜びをかみしめた私でした。

 

         

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