昨日は、私の理想的な暮らしのリズムについて触れました。
あまりに抽象的なつかみどころのない文章でしたが・・・・・。
ブログをお休み期間中も、このリズムが保たれ、快調に家事は捗りました。
とは言え、夫が入院すると、いつもその翌日は気が抜け、だらだらと過ごしてしまうことが多い私です。
次回の入院後は、どうなりますことやら。
白血球の減少で、15日予定だった抗がん剤治療が延期となり、次は月末です。
自尊心が高く頑固で、とても扱いにくい旦那さまですけれど、私にとっては、やはり生甲斐なのでしょうね~
生活の張りになっていることが、夫が入院すると、よく分かります。
私を支えてくれている人。
精神的にも、経済的にも。
ちょっぴり悔しいけれど(笑)、それを認めないわけにはいきません。
スカピオサ・ゴールデンクラッカー・リトルスモーキー
宿根草にしては、寒さにも強く花期が長い草花たちです
優しい雰囲気に仕上がり、気に入っています。
最近、そんな旦那さまと、珍しく過去のある出来事を述懐するようなひと時を、夕食後に持ちました。
先日、当記事でも触れましたが、年金の話題が出て、Yさんに質問したのがきっかけです。
私達が、割と年金額に恵まれた生活を送れる訳などについて。
退職金の大半を年金に回したことが大きいようでしたが、その振り分けは、ほとんど夫の独断だった、と私は記憶しています。
旦那さまは、私に説明したと言いますが、相談というより、事後説明だったのでは。
30代の中頃から、家計簿の記帳を怠ったことは一度もない私でしたけれど、老後の計画を立てるまでには、私の気持ちが至っていなかったのでしょうか。
でもそれが幸いしたようです。
変に私が口出しをしていたなら、そのお金まで、後悔するようなことに回っていたかもしれませんもの。
スカピオサ
退職金の割り当てについて、結構詳しい話を具体的に、改めてしてくれた旦那さま。
私、そんなこと今まで知らなかった、なんていうこともありました。
例えば、自社株を何回かにわたって買わされ、そのローンの完済も、退職金でしたとか。
私には寝耳に水の話でしたけれど、もう遠い過去の出来事。
「そんなことがあったの~」と言って、それで終わり。
その時、株式投資の失敗についても、改めて屈託なくしゃべれた私です。
旦那さまは、当然、承知しているといった雰囲気の態度でした。
けれど私は、面と向かって具体的に報告したことはないはずです。
とても寛容なところがある人とはいえ、呆れ、責められるのが怖かったからかもしれません。
「私の資産は、すべて失ってしまたけれど、もう過去のこと。
くよくよしても始まらないわ。
それでもあなたのお蔭で、恵まれた生活を送らせてもらっているのだから、もっとあなたに感謝しないといけないわね~」
と。
自分でもおかしいくらい、旦那さまに素直な気持ちで、感謝の言葉が延べられました。
夫は、その失敗を責めることも一切なく、黙って聞いているだけ。
突然、株式投資について、難しい話をし始めましたが、その点は、私には良く理解できなくて。
私は、売買で一喜一憂していただけですから。
むろん勉強はいろいろしましたけれど、夫の話は、企業側から見たもっと本質的な話でした。
上の花が旦那さま。自尊心が高く、いつも胸を張って堂々としています。
私は下の花姿ぽい。押され気味で、少々俯き加減・・・・・(笑)
席を立つ前に、私は言いました。
「投資の失敗は、私の人生の最大の汚点で、いくら悔やんでも悔やみ切れないけれど・・・・・・
私の一生は、本当に幸せだったと心から思っているわ。
あなたがもう少し、和やかな優しい口調で話してくれる人だったら・・・・・・
私はきっと、もっと心穏やかに幸せに暮らすことができたでしょうけれどね。
でも、素晴らしい子供たちも授かった事だし、これ以上望むのは高望みというものね。
十分満足して、あなたに感謝しているわ」
と。
少々心にもないことを言い過ぎたかしら。(笑)
でも半分は本心でした。
夫婦の間に、かって余りなかったような空気が漂い、心の澱が、すーっと無くなるような感覚に。
何だか、ちょっと気持ちが悪い。
旦那さまに、何か起きなければいいのですが。
でもその翌日からは、また相変わらずの夫婦関係。(笑)
夫の不愛想な態度に、時に傷つき落ち込む私。
重い病を患って闘い、副作用で苦労している旦那さまのことです。
我儘は大目に見て、寛容な心で優しく接してあげなければ、と。
折々で反省ばかりしています。
ご覧下さいまして有難うございました。
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