今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

素直に感謝の気持ちが湧いたひと時 

2015-02-19 07:14:17 | 家族

昨日は、私の理想的な暮らしのリズムについて触れました。

あまりに抽象的なつかみどころのない文章でしたが・・・・・。

ブログをお休み期間中も、このリズムが保たれ、快調に家事は捗りました。

とは言え、夫が入院すると、いつもその翌日は気が抜け、だらだらと過ごしてしまうことが多い私です。

次回の入院後は、どうなりますことやら。

白血球の減少で、15日予定だった抗がん剤治療が延期となり、次は月末です。

 

自尊心が高く頑固で、とても扱いにくい旦那さまですけれど、私にとっては、やはり生甲斐なのでしょうね~

生活の張りになっていることが、夫が入院すると、よく分かります。

私を支えてくれている人。

精神的にも、経済的にも。

ちょっぴり悔しいけれど(笑)、それを認めないわけにはいきません。

 

スカピオサ・ゴールデンクラッカー・リトルスモーキー

宿根草にしては、寒さにも強く花期が長い草花たちです
優しい雰囲気に仕上がり、気に入っています。

 

最近、そんな旦那さまと、珍しく過去のある出来事を述懐するようなひと時を、夕食後に持ちました。

先日、当記事でも触れましたが、年金の話題が出て、Yさんに質問したのがきっかけです。

私達が、割と年金額に恵まれた生活を送れる訳などについて。

 

退職金の大半を年金に回したことが大きいようでしたが、その振り分けは、ほとんど夫の独断だった、と私は記憶しています。

旦那さまは、私に説明したと言いますが、相談というより、事後説明だったのでは。

30代の中頃から、家計簿の記帳を怠ったことは一度もない私でしたけれど、老後の計画を立てるまでには、私の気持ちが至っていなかったのでしょうか。

でもそれが幸いしたようです。

変に私が口出しをしていたなら、そのお金まで、後悔するようなことに回っていたかもしれませんもの。

 

スカピオサ

 

退職金の割り当てについて、結構詳しい話を具体的に、改めてしてくれた旦那さま。

私、そんなこと今まで知らなかった、なんていうこともありました。

例えば、自社株を何回かにわたって買わされ、そのローンの完済も、退職金でしたとか。

私には寝耳に水の話でしたけれど、もう遠い過去の出来事。

「そんなことがあったの~」と言って、それで終わり。

 

その時、株式投資の失敗についても、改めて屈託なくしゃべれた私です。

旦那さまは、当然、承知しているといった雰囲気の態度でした。

けれど私は、面と向かって具体的に報告したことはないはずです。

とても寛容なところがある人とはいえ、呆れ、責められるのが怖かったからかもしれません。

 

「私の資産は、すべて失ってしまたけれど、もう過去のこと。

くよくよしても始まらないわ。

それでもあなたのお蔭で、恵まれた生活を送らせてもらっているのだから、もっとあなたに感謝しないといけないわね~」

と。

自分でもおかしいくらい、旦那さまに素直な気持ちで、感謝の言葉が延べられました。

 

夫は、その失敗を責めることも一切なく、黙って聞いているだけ。

突然、株式投資について、難しい話をし始めましたが、その点は、私には良く理解できなくて。

私は、売買で一喜一憂していただけですから。

むろん勉強はいろいろしましたけれど、夫の話は、企業側から見たもっと本質的な話でした。

 

上の花が旦那さま。自尊心が高く、いつも胸を張って堂々としています。
私は下の花姿ぽい。押され気味で、少々俯き加減・・・・・(笑)

 

席を立つ前に、私は言いました。

「投資の失敗は、私の人生の最大の汚点で、いくら悔やんでも悔やみ切れないけれど・・・・・・

私の一生は、本当に幸せだったと心から思っているわ。

あなたがもう少し、和やかな優しい口調で話してくれる人だったら・・・・・・

私はきっと、もっと心穏やかに幸せに暮らすことができたでしょうけれどね。

でも、素晴らしい子供たちも授かった事だし、これ以上望むのは高望みというものね。

十分満足して、あなたに感謝しているわ」

と。

 

少々心にもないことを言い過ぎたかしら。(笑)

でも半分は本心でした。

 

夫婦の間に、かって余りなかったような空気が漂い、心の澱が、すーっと無くなるような感覚に。

何だか、ちょっと気持ちが悪い。

旦那さまに、何か起きなければいいのですが。

 

でもその翌日からは、また相変わらずの夫婦関係。(笑)

夫の不愛想な態度に、時に傷つき落ち込む私。

重い病を患って闘い、副作用で苦労している旦那さまのことです。

我儘は大目に見て、寛容な心で優しく接してあげなければ、と。

折々で反省ばかりしています。

 

         

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