「ヘイトスピーチ」
この言葉が我が国で広まったのは、いつ頃からでしょうか。
遠い過去の事ではありませんよね。
関東大震災時に、デマによる朝鮮人への虐殺がありましたが、これは特殊な事情で、ヘイトスピーチとは異なるものでしょう。
単一民族とは正式には言えなくても、それに近い我が国では、差別的感情が際立った行動になることは、余りありませんでした。
むろん、そのような日本人の心無い態度で、苦労された方は、残念ながら他民族の人々の中にはおられるにちがいありません。
しかし表面上は、穏やかな社会で、目立つことは余りなかったのではないでしょうか?
一方欧米では、差別的待遇とヘイトスピーチ的行為は、昔から当然のようにあったようです。
代表的なものが、アメリカ人の黒人蔑視かもしれません。
ですから、今は過去の反省から、その取り締まりが日本より、欧米は厳しいようです。
とはいえ、私にはフランスの他宗教への風刺的な冒涜も、ヘイトスピーチ的行動に見えないでもありませんが。
上記に綴ったことは、私の浅学による感想で、自信は全くありません。
間違った見解でしたら、どうか見過ごしてくださいませ。
クリスマスローズ
この花に、年々、益々惹かれていく私です。
慎ましい姿ながら、気高い魂が感じられてくるようです
変わらぬ花を毎年付けてくれますが、葉に元気がありません。もっと大切に育てて上げなくては。
私は社会的問題でデモが度々起きても、その列に加わることは、思いも及ばないことです。
その理由は、参加する行動力が全くない上に、その行動を起こす確固たる信念もないからです。
諸問題が複雑に絡んでいる社会現象。
反対意見もあれば、賛成意見があるのが当たり前。
朝日新聞と産経新聞では、論調が真逆であるらしいことも最近分かりました。
私は長年朝日新聞を愛読してきましたから、どちらかというと、反体制側の思考が身についてしまったのかしら。
そうだとすれば、新聞の影響力は怖いものですよね。
けれど、鵜呑みにはしないように、私は気を付けてはきたつもりです。
よく思ったものです。
この新聞は、どうしてここまで政府に厳しく当たるのかしら?と。
原発も、朝日は反原発一色ですよね。
それに越したことはないけれど、資源が枯渇する時代にあって、それに代わる代替エネルギーが順調に育ってくれるのでしょうか。
私は、慶応大学の元工学部教授だった高校時代の同級生の熱弁が、今も頭から離れません。
「地球の資源は有限。もう百年は持ちません。原子力を利用しないと、人類は滅亡しますよ」
地球の永久的平和を願うと、分からないことがが多すぎます。
ですから、さして知識もなく、勉強もしていない私が単純な思いで、原発反対のデモに参加する勇気などむろんありません。
それにしても、驚き、ショックなことがありました。
最近の新聞に、中国が原発大国を目指す方針になった、との記事を読んで。
けれど一方、「ヘイトスピーチ」だけは、いかなる理屈も通らない。
言論の自由などで、弁明できることではないでしょう。
「不正な行為」との強い思いが、私には常にずっとありました。
絶対許せないことだと思っています。
ですからデモへの参加を強く要請されたら、このデモなら参加してもいいとさえ。
声がかからないのに参加する、行動力も勇気も、私にはありませんけれど。
今年になり、最高裁で、在特会へのヘイトスピーチへは人種差別と認定され、高額賠償が確定しましたね。
本当に良かった、と思います。
東日本大震災時に海外から絶賛されたように、日本人はとても心優しい民族と私は今でも思っています。
ですからごく一部の人たちの恥さらしの心無い行為で、我が国が誤解を受けるのは、とても悲しく辛いことです。
最高裁の判決を契機にして、今後は政府の取り締まりが一層厳しくなることを、私は強く願っています。
ご覧下さいまして有難うございました。
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