コロナの感染状況が、只事ではなくなってきましたね。
私はコロナ禍になって、今が一番、怖い思いに浸っているのかもしれません。
罹りたくないのは言うまでもありませんが、後遺症が恐ろしくてならない私。
自分の体質から、後遺症に悩まされそう。
そんな気がしてならないからです。
ワクチン接種の四回目の予約券がやっと届きました。
8月16日以降から受けられます。
三回目の接種の免疫はもうほとんど消えているでしょうから、今は外出禁止令を自分に出したいくらいの心境かな。
再々、電話で申し込みをしているのですが、まだ予約が取れません。
区役所の予約センターの方の話によると、申し込みが殺到しているとのこと。
8月に入ってから電話を下さい、と言われました。
今日からいよいよ8月ですが・・・
予約が取れても、接種会場に行くのさえ、今は怖い。
折角、78歳になる今まで、何とか健康に恵まれ、普通の暮らしができてきたのに・・・。
ちょっとした油断からコロナに罹り、残り少ない余生を平穏に暮らせなくなったなら・・・。
いくら後悔しても後悔しきれなくなるでしょう。
そう思い、妹と相談。
悩みに悩んで、7月31日に執り行う予定だった両親の27回忌の法要は取り止めにしました。
20日の予定も中止。
この日は、アメリカ在住の時から40年以上のお付き合いになる、親友のKさんとご一緒に、梅の花でお昼食を共にする事にしていました。
友はすぐ理解を示し、快く延期を承諾してくれましたが、問題はお寺さん。
お布施は両親の供養を同時にして頂くので、14万をお渡しすることになっています。
お布施料が一人7万円は、余りに高過ぎるのでは?
と思い、私たちは納得がいかないままなのですけれどね。
院号だと、その額になると言われています。
この度の法要をお断りすると、それもお受け取りになれず・・・
お寺さんにとっては、多少の影響がおありなのでは、と心配でした。
申し込みは、私がお玄関まで伺い済ませましたので、断りの挨拶には妹が行ってくれました。
登山で心身を鍛えた妹は(笑)、私よりはるかに度胸がありますが・・・。
前日の夜は、断るのが、何となく気後れし、悩ましくて、なかなか寝付けなかったとのこと。
ところが実際は、そんな心配は杞憂でした。
ご住職様が出ていらっしゃり、何の問題もなく、快く承諾下さったっとの事。
妹は、とてもホッとしたようです。
妹の話では、普通27回忌を弔い上げにする方が多いようですが・・・。
私たちは、今回を中止にする代わりに、33回忌をもって、おしまいにしましょう、と話し合いました。
その時、私たちの年齢は?、と笑う妹。
お姉様は84歳で私は82歳。
その齢まで元気でいられるかしら、と言い合って・・・。
でも目標ができたので、この弔い上げを無事に終えるまでは、お互いに元気でいましょうね、と話しました。
和室の前の坪庭のもみじ
また一つ、生きる目標が新たにできて嬉しい。
もしその法要を迎えられたなら、私の年齢は父の享年を3歳も越します。
父は、原爆が投下された8月6日に亡くなりました。
余りに象徴的な命日です
折しも原爆投下の前日まで、父は出張に出かけていました。
その翌日は、30分、出社を遅らせて良かったために、奇跡的に助かった父です。
定時通りに出社した社員は、ほとんど全滅だったようです。
その日、父は黒い雨を浴びて、爆心地から1キロも満たない位置の会社(中国電力)に赴いています。
我が家は,爆心地から3キロの地点にありました。
それでも、81歳まで生きられた父。
原爆の記念日、そして父の命日でもある8月6日がもうすぐ訪れます。
そのすぐ後に、両親の菩提寺で、供養の大施食会も。
行くつもりですが、、コロナ感染が怖くて、本堂にはとても入れそうにありません。
コロナ禍の前は、毎年夫の菩提寺がある広島にもお墓参りで出かけていた私ですが・・・。
今の状況では、とても無理そう。
それにしても、岸田政権のコロナ対策は、本当に大丈夫でしょうか。
岸田総理は、広島出身で、カープの熱烈なファンでいらっしゃいます。
私は総理になられる前から、人柄と雰囲気に惹かれ、ずっと陰ながら応援してきました。
何か色々お考えがあってのこの度のコロナ対応だと思い、今は政府を信じて・・・
自粛生活を精一杯心がけ、日々を送ろうと思っています。
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数年前に購入したこのお布施袋を、わたしはいつも使用しています。
今夏も、郷里には戻れそうにないので、この袋にお布施を入れ、お手紙も添えて送るつもりです。
回忌法要の時は、もう少し大きな袋を使います。