政治は、相変わらずで、もうどうしようもない、と言った感じですね~
絶望の淵へ追いやられても踏ん張って、元気を何とか取り戻し、生活を立て直そうと頑張っている被災者の気持ち等、政治家はすっかり忘れ
去ってしまったかのような振る舞いです。
朝日新聞の天声人語に、とても納得のいく文章がありましたので、部分部分を抜粋し掲載いたします。
菅おろしの勢力は「震災で政権延命を図るな」と言うけれど、国難の政治利用ならお互い様だ。
「被災者のため」と言い張る野党に、民主党の「党内野党」が呼応する。これが政策にかこつけた政局でなくてなんだろう~中略~
政策対応の不手際をここぞと攻め立てる。曰く、この首相では国が滅ぶ。では空前の大災害を、だれがいかに収めるのか。~中略~
情けないのは右往左往する与党議員だ。とうに政党の体をなさぬ民主党ながら、党に残ったまま不信任に賛成するのはずるい。
造反と言えば、格好いいが、信念より打算が見え見えである。
私は、今回の醜態を見て、今一番願うことは、震災の収束のめどが立ったなら、菅首相に辞任と同時に衆議院を解散してほしいこと。
もう党の延命を図るようなことは絶対してほしくありません。
誰の目にも、今の民主党は、日本の政権を担うには相応しくない党であることは明らかです。
これほどの醜態をさらしてしまったからには、自民党も共に一度、国民の審判を受けなければなりません。
政治は出直すべきです。
そして有権者は、復興を任せるにふさわしい信頼のおける政治家を、今度こそ選びましょう。
菅首相なら、その潔さはおありのようにお見受けします。
その行動を起こすためにも、今の政府はもうひと頑張りし、有終の美を飾って下さい。
菅首相が今、辞任しない訳は、なんとしても自分の責務を果たしたい。
復興が緒に就いたばかりなのに、今までの総理と同じく、仕事を投げ出すようなことは絶対したくないとの一途な思いではないでしょうか。
その根性は見上げた物です。
政争についての私の思いはこれ位とし、今日は、また先日の運動会のことについて書かせていただきます。
また続きを明日書きます、との言葉で文章を締め括らせていただいたままですから。
世の中で、女性が強くなった、と言われるようになったのはいつ頃からでしょうか?
もう久しくその傾向が続き、、一方、男性の方の威力が衰えてきたようにも感じられます。
そしてついに、草食男子などと言った言葉まで現れるようになりました。
けれど、私の夫は、相変わらず威張っています。
私は、「あなたの召使ではありませんからね、それなりの家柄から、私は嫁いできました。」と嫌みたっぷりに文句を言って、ストレスを若いころは
よく発散したものです。(笑)
しかし、ある時から男尊女卑の夫の性格は決して改められないと、あきらめの境地となり、文句を言う元気もなくなりました。(笑)
またまた、話が思わぬ方向へと。(笑)
今日のテーマに戻します。女性が強くなったお話です。
先日の孫の運動会で、その風潮を、見せ付けられることとなりました。
まず開会式の後の応援団によるデモンストレーションで大変ビックリしたことが。
応援団員が十数名いたでしょうか。そのうち半数以上がj女子で、なんと赤も白も、応援団長が女の子でした。
見事なパフォーマンスでしたが、孫の運動会では、恐らく初めてのこと。
更に騎馬戦にも、女子が全員参加。
私の眼には、女の子の戦いぶりの方が、男子より、勇ましく攻撃的に見えました。
私が学生のころは、男子生徒の騎馬戦の勇ましい姿に、男らしさを感じ、淡い思いを抱いたりしたものですけれど。
都心の学校で生徒数が少ない故の現象かもしれませんが、女性の強さを目の当たりにし、今の世の中の風潮を改めて実感した次第です。
しかしその印象は、子供達にとどまりません。
今の若いお母様の、なんと元気な事。
恐らく皆さん、キャリアも積んで、自信もおありなのでしょうか。
語り口も、実にはつらつとしていらして、テンポも速く、ユーモアたっぷり。
長女も、私が娘に普段抱く感じとは、趣が異なりちょっと驚き。
元気いっぱいのママたちと同じ雰囲気で、会話を楽しんでいます。
もしかすると旦那さんは、みんな尻にしかれていらっしゃるのでは、とちょっと心配になったほど。(笑)
娘に「お母さんたち皆、元気はつらつね」と感想を述べたところ、「皆にそう言っておくわ」と笑っていました。
この印象を抱いたのは、お弁当を開いて頂いた時のことなのですが、その場所が、なんと運動場の、ど、ど真ん中。
皆に誘われ、娘が寄って行く時、私と婿は思わずたじろいでしまいました。
子供達は給食で、親も戻られた方が多く、父兄はまだらでしたから、できたことかもしれませんけれど。
臆することもなく堂々と、それをやってのけるお母様たちにあやかり、私も大空の下、校庭のど真ん中でお弁当をいただく爽快さをたっぷり味わう
ことができました。(笑)
私は娘達を、伝統的な価値観にのっとり、しとやかな良妻賢母に育てたいと思ったのですが。
世の中の流れに負け、願い通りにはまいりませんで、二人とも、第一線で働くキャリアウーマンです。
長女は、一昨年は学童保育の女性初の会長まで経験しました。
そのせいか、学童に通う子供たちへ、学年を問わず、~ちゃん頑張れ!と大きな声をかけていました。
二人とも、わが子と思えない活躍ぶりに、時に複雑な思いも抱きますが、女性が強くなっていくのは仕方がないことなのでしょう。
42~3キロの細身の体にもかかわらず、優しい妻、母親を振舞いながら、育児、家事、仕事を明るく健気にこなし続ける娘達。
今後も、私は精一杯のエールを送り、協力を惜しまないつもりです。
今後の日本を背負っていくのは、男性に限らず、元気な女性たちでもあるはずです。
逞しい女子生徒や、ママ達を見て、私はそれを、一層確信しました。
政治を見ていても男性は情けない。日本の女性が益々活躍する時代の到来です。
勝手な事ばかり書いている私ですのに、今日もお読みいただき、恐縮です。
有難うございました。
今後とも宜しくお願い致します。