自然観察公園で 「蒲の穂」を見かけました。
9月末、大きな「フランクフルト」のような穂の実が 11月には、穂綿になっていました。
雌花の熟したものは綿状(毛の密生した棒様のブラシ状)になり、これを穂綿と呼ぶそうです。
昔、晩秋に、綿毛に変わった 蒲の穂、古くは綿毛を「蒲団」に用い 由来となったそうです。
「因幡(いなば)の白兎」 ♫ ♫
大きな袋を肩にかけ、大黒様が 来かかると ここに「因幡の白ウサギ」皮をむかれて赤裸
大黒様は 哀れがり きれいな水に 身を洗い 蒲の穂わたに くるまれと よくよく教えてやりました。。。
「古事記」の因幡の白兎で 毛を むしりとられた ウサギに、
蒲の穂を取って敷き散らし、その上に 転がるよう教えた。
明治時代から 小学唱歌として 歌われてきましたね。
昔 何気なしに 歌っていましたが、この綿が そうだったのですね・・・