10月5日の本番目指して進めてきた「水のいのち」の練習も、4日(土)最後の練習
を迎えた。7月12日に開始して以来6回目である。練習最終日とあって、美登里幼稚
園に今まで最多の32人が集まった。
指揮者のIさんの到着が遅れたので、2時から幹事のKさんから当日の注意事項等
連絡があり、その後サブ指揮者のHさんの指導による「響き集め」を行なう。
2時15分Iさん到着。ほぼ全員がそろったこともあり、第1曲「雨」について、あら
ためてブレス(息継ぎ)の位置、歌い方、コンセプトの確認を行なう。
Iさんの説明を楽譜を見ながら確認、メモをとる。皆真剣な表情。
本番とほぼ同じ人数がそろったので、各パートのバランスに注意し、お互いに聴き
ながら歌う。3分間の「雨」をさらうのに25分を要した。やはりこの曲、今回の演
奏はテンポ(=イン・テンポ)が勝負である。
終曲「海よ」も同様に一つひとつ確認していく。この曲は一瞬々々表情が変化する
ところに難しさがある。ボーっとしていると流れに乗り遅れてしまう怖さがある。
カワイの楽譜でいうとp40の「したからうえへ まこと したからうえへ~」の息
の長いクレッシェンド、そしてp45のpp「のぼれのぼりゆけ~そなた みずのい
のちよ」、p47から「のぼれのぼりゆけ」のクライマックスを心がひとつになるま
で繰り返し練習した。
今回選んだ「水のいのち」はどの合唱団で歌うので、耳にタコができている。(い
わゆるミミタコである。)しかし、それだけにいい演奏は少ないのではないだろう
か。本当に難しい。
* * * *
その後日比谷に場所を移して、5時から2時間「前夜祭」を行なった。型通り乾杯
し、しばらく歓談した後、一人ひとりが1分間スピーチを行った。
一番遠く、福岡から参加したのはS52年卒のHoくんである。彼は合同曲タンホイザ
ーにもオンステするため、2日(木)、3日(金)と休暇を取り、奥様と上京した。
ほとんど卒業以来初めて、皆の近況が聞けて大変楽しかった!過酷な社長業をやっ
ておられる方が4~5人いた。社業の発展を祈るとともに、お互い健康には留意した
いものである。
<最後にIさんの指揮で「遥かな友に」を合唱>
7月から続けてきた練習もいよいよ明日本番を迎え、このすばらしい「合唱団」も
残念ながら解散する。どんな結果になろうとも悔いのない演奏をしたい。
その後、有志は旧交を温めるべく、飲みに行ったが、私はテナー系のため、直帰
し、9時半には就寝した。
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