人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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猪野健治『日本の右翼』(ちくま文庫)

2009-02-27 05:21:26 | 読書
右翼とは何か。明治以降の右翼運動の変遷を解説するとともに、頭山満、北一輝、
赤尾敏等16人の思想家・運動家について紹介した本である。

そもそも右翼とはフランス革命後の議会で議長席から見て右側に保守派が座ってい
たことに由来する。




もう少しアカデミックな分析であった方が好ましかったか。この次は、片山杜秀先
生の『近代日本の右翼思想』(講談社[選書メチエ], 2007年) でも読んでみた
い。

穏健な右翼とか左翼というものはありえないのかもしれないが、何であれ「暴力」
には反対である。(あらためて書くまでもなく、ほとんどの人はそう考えているだ
ろうが・・・・・・。)。「過激派」にも右翼と左翼があるのである。




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