人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

「ライフ・イズ・ビューティフル」

2008-07-21 08:55:38 | 映画

7月20日(日)久しぶりの散髪である。直前までは田村正和のような「長髪」で、
天然パーマであったが、一転夏向きに、ほとんどスポーツ刈りにした。

以前からずっと観たいと思っていた、ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演の
DVD映画「ライフ・イズ・ビューティフル」を観た。
「シンドラーのリスト」、「戦場のピアニスト」など第二次大戦中のユダヤ人迫害
を扱った映画は多く、私もよく観ているが、この映画もその延長線にあるものであ
る。

1997年のイタリア映画。1998年アカデミー外国語映画賞、主演男優賞等を受賞して
いる。
キャスト
グイド(イタリア系ユダヤ人);ロベルト・ベニーニ
ドーラ(教師、グイドの妻);ニコレッタ・ブラスキ
ジョズエ(二人の子供);ジョルジオ・カンタリーニ

グイド一家はユダヤ系のために強制収容所送りになるが、グイドはジョズエに「こ
れは楽しいゲームなんだよ。頑張れば点数がもらえるんだ」と「だまし」続ける。
この結末は滂沱(ぼうだ)たる涙である。

ベニーニの演技がすばらしい。また、子供のジョズエを中心とした、グイド、ドー
ラの夫婦愛、家族愛が温かくかつ悲しく描かれている。(ロベルトとニコレッタは
本当の夫婦である!)

イタリア映画の情緒、イタリア語のイントネーションがえもいわれない。音楽も心
にしみいるものである。

イタリア語の原題は「ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」であるが、これは文字通り「人
生は美しい」という意味なのかしら。イタリア語に堪能な方に教えていただきたい
ものである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新日フィル第433回定期演奏会 | トップ | 服部龍二『広田弘毅』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事