人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

豊川稲荷~伊勢神宮(3)第2日外宮参拝

2013-07-22 05:00:00 | 旅行

伊勢神宮の式年遷宮は原則20年に一度だから前回の式年遷宮は平成5
年。その前は、昭和48年。またその前は昭和28年である。

昭和48年にも、世は式年遷宮ツアーで盛り上がっていたのかしらん。なに
しろ当時、私はワグネルの担当学年4年生として、寝ても覚めてもワグネル
のことばかり考えていたので、世の中の動き--ヒット曲なども覚えていな
い。


7月10日(水)ツアー第2日
西浦温泉(7:00の早めの出発)----名鉄西浦マリーナ--【乗船 約90分】--鳥羽港--真珠店【買い物 約40分】--伊勢神宮・外宮【参拝 約60分】--伊勢神宮・内宮【参拝/散策 約120分】(参拝おかげ横丁の散策など)--関【買い物 約20分】--町田駅周辺(20:10予定)--横浜西口(21:00予定)


朝日 西浦町稲村神社の丘越しにサプライズ、失礼、サンライズ。
ずっと向うは豊橋市方向


朝風呂 桧風呂


こちらは大理石


「ホテル前(の海)を雄々と帆走
--アメリカズカップに3度目の挑戦をするニッポンチャレンジの新艇、4年
の歳月と10億円の費用をかけ建造された最新鋭艇」
写真は平成12(2000)年頃


東海園3階


ホテル東海園は『日本のホテル・旅館100選2013』に選ばれた。


右側のページがホテル東海園


6:20 朝食 朝何時から準備するのかしらん、と考えてしまう。


マイクロバスで名鉄西浦アリーナへ


お世話になったホテル東海園


名鉄西浦マリーナ 大活躍の添乗員さん



乗船する高速船が近づいてきた。


乗船風景

 

名鉄西浦マリーナから鳥羽港ターミナルへ(フォトアルバムをお楽しみくださ
い。)



(進行方向左側)三島由紀夫『潮騒』で有名な神島(鳥羽市)
『潮騒』では「歌島」となっている。山には八代神社がある。


鳥羽ターミナルへ到着


鳥羽国際ホテル


鳥羽駅(JRと近鉄)


まずは伊勢志摩真珠館へ


伊勢志摩真珠館の喫茶コーナーで7月10日付中日新聞を読む。
久しぶりのホットコーヒーにホットする。



いよいよ外宮へ。

○伊勢神宮とは?
 正式名称は「神宮」。広くは神宮125社を指す。

○外宮とは?
 正式には「豊受(とようけ)大神宮」。豊受大御神(とようけのおおみかみ。
 食物、穀物を司る女神)を祀る。

○内宮とは?
 正式には「皇大神宮(こうたいじんぐう)」。天照大御神(あまてらすおおみか
 み。皇室の祖神)を祀る。

○参拝の順序は?
 外宮から内宮へ。

○式年遷宮は内宮?外宮?
 内宮、外宮、2つの正宮のみならず、14の別宮で行われる。

○第1回式年遷宮はいつ?
 持統天皇4年(690年)内宮式年遷宮 外宮はその2年後。

○どこからどこへ「遷宮」されるのか?場所はあるのか?
 百聞は一見に如かず。一目で分かります。

○式年遷宮にかかる費用は?
 570億円

○その費用は?
 お賽銭と寄付。
 バスの中で「税金」と答えている方がいたが、税金は憲法違反になる。

--いずれも、この旅行まで基本的なことを知らなかった~。不勉強ですね
~(笑)。







表参道 火除(ひよけ)橋


(外宮は)左側通行 内宮の場合は右側通行


手水所 左手から清める


第一鳥居 
鳥居の手前で一礼を 神様の通り道なので中央を歩いてはいけません。





第二鳥居


「神宮の由緒
日本人の心のふるさと『お伊勢さん』の名で親しまれている神宮は、皇大神
宮(内宮)、豊受大神宮(外宮)を中心に十四所の月宮と百九の摂社、末社
からなりたっています。

ここ外宮のご祭神である豊受大御神は、天照大御神の御饌都神(みけつか
み。食物を司る神)で衣・食・住を始めすべての産業の守護神として、崇め
られています」


参道右手にお神札(ふだ)授与所


お神札(ふだ)授与所


境内は日陰が多く、涼しい。


こちらが外宮 この鳥居内は撮影禁止 鳥居の外で、いろいろな角度から
撮影


鳥居正面 鳥居(板垣南御門)をくぐり、外玉垣南御門の前で参拝 
参拝は、当然ながら、「二拝、二拍手、一拝」である。「拝」はきっちり90度。

正殿(しょうでん)は唯一神明造。棟には9本(*)の鰹木(かつおぎ)が列ん
でいる。(詳しくはこちら) (*)内宮の場合は10本の鰹木。
「シンプル美」がたまらない。


お隣(西側)が遷宮場所 ほとんど完成しているようだ。


「第62回神宮式年遷宮 造営工事について
この先が西の御敷地(みしきち)です。
神宮司庁」





左奥(西側)に新しい内宮が見える。




ここから御池の亀石(橋)を渡って、土宮、風宮、多賀宮へ。
御池手前には多賀宮遥拝(ようはい)所がある。上りがきついためかしらん。



風宮(かぜのみや) 「神風」を吹かせる風雨の神様


土宮(つちのみや) ここだけなぜか?東向きに建てられている。


多賀宮へ 98の石段を登る。古くは「高宮」と。


多賀宮(たかのみや) 外宮の別宮4つの中で最も古く、格式高いお宮。





多賀宮の丘を降りて、再び内宮へ


御池の周りを左回りへ。また外宮が見えてくる。





お神札授与所手前を左折し、北へ向かう--裏参道


裏参道 外宮の東側より外宮を撮影


裏参道の北御門鳥居(きたみかどとりい)
鳥居を出る時に、出る方向に一礼してしまった(笑)。


御厩(みうまや) 馬はどこへ行ったやら?留守だった。


裏参道の火除橋(ひよけばし)


また北御門鳥居へ戻る。





礼服、ネクタイで参拝する人々



せんぐう館休憩所


式年遷宮記念 せんぐう館 平成24(2012)年4月オープン
時間がなくて立ち寄ることができなかった。(入館料300円)





大型バス駐車場

バスで内宮へ。(以下次号)


        *        *        *        *


7月16日(火)


今週の一冊、吉村 昭『零式戦闘機』(新潮文庫)を読む。5W1Hの事実を
積み重ねた、吉村昭の記録文学である。

宮 駿監督作品「風立ちぬ --堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて」は
7月20日(土)封切りとなった。今年は堀辰雄没後60年でもある。


円安効果か、外国人の旅行者が多い。今日のスケジュールをチェック中??




7月18日(木) 木曜恒例のOB練習を池袋にて。


引き続き零式戦闘機』(新潮文庫)





夕食はヴィシソワーズ


地下街の占いコーナー 男性が占ってもらっているところを見たことは一度
もない。


時間があったので立教大学を覗く。
正面の本館(1号館/モリス館)は、昨年大改修工事が完了。バリアフリーで
きれいになった。


発声練習中--姿勢がいいですね~。



「草野心平の詩から」No.3、4、5と練習。「金魚」は音程が下がり、本当に
沈んでしまった。難しい~。
Topの参加者は17人。

練習初参加は、TopのOさん(S57)とBassのTさん(S48)のお二人。

今回は「初演版」による演奏である。参考記事(人生ブンダバー)は→こちら


7月19日(金) 会社帰りに期日前投票--私は、世論調査でいう「支持政
党なし」に入るのだろうか?ともあれ(怒りの)一票を投じた。初のネット選挙。
結局、インターネットは一度も見なかった。


『日本の歴史 古代天皇制を考える』(講談社学術文庫)に寄り道。
そもそも「古代天皇制」という言葉は少々おかしい・・・・・・カナ。

(注)「天皇制」という言葉は、スターリン時代のコミンテルンで決定された(日
本に関わる)「32年テーゼ」によってもたらされた。32年はむろん昭和32年
ではなく、昭和7年のことである。


表紙写真は伊勢神宮内宮


神奈川選挙区

現職の候補者で、参院選前に民主党から維新に移った人がいるが、間が悪
かったかな~。どちらでも同じかな?





山内地区センター 期日前投票所


7月20日(土) たまプラーザへ。帰りは久しぶりに歩いた。


有隣堂にて 手にとって、どうしても読みたい本をいくつか購入


青島広志『クラシック漂流記』(中央公論社)

ショパンを弾くのはなぜ難しいか?から始まって「演奏家の賞味期限」、「恋
敵だったのか?--畑中先生への弔詞」、「お弁当は誰のもの?」(誰の負
担か?)、そして週刊誌的な多少の下ネタ等々、青島さんが自らの「考え方」
や「こだわり」、「原則」をもって、3年間、「週刊新潮」に連載したものをまとめ
たもの。

大人しいサラリーマンの私にはこんなことまで書いてしまっていいの?と思
われる、若干の毒があるだけにおもしろい。



井上章一『伊勢神宮と日本美』(講談社学術文庫)
--今回の伊勢神宮参拝を記念して(笑)。

伊勢神宮は、「世界的観点からみて古典的天才的な創造だ」と、かのブルー
ノ・タウト(1880-1938)も絶賛した。B.タウトは桂離宮を「発見」した。


石井良助『天皇』(講談社学術文庫)

皇室には「不親政」の伝統があることを論じた「名著」。




たまプラーザからのケヤキ通り 左は大型電気店建設予定地


7月21日(日) 池袋で、たっぷり3時間のOB特別練習にフラフラ。
(私は)「草野心平の詩から」を暗譜で歌ってみた。


13:20 ヴィ・ド・フランスで軽食


芸術劇場EAST 今日も、つかこうへい「ストリッパー物語」でにぎわう。


WESTにかかるチェーホフ「ワーニュ伯父さん」 金田明夫、高林由紀子


練習開始前



「草野心平の詩から」No.1から5までを練習。Topは14人の練習参加。




交通系ICカード全国相互利用のポスター
3月23日から可能となった。


*次回は7月25日(木)。

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