人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

NHK取材班『日本の選択1~9』(角川文庫)

2008-12-28 05:45:28 | 読書
このシリーズはすばらしい!同取材班『太平洋戦争 日本の敗因』とともに、20世
紀末の平成11(1999)年に読んだ本のベストだった。



本シリーズは、元々はNHKが昭和61(1986)年に放送した「ドキュメント昭和」
を本にして出版したものである。放送も出版も話題となったものである。


第1巻は「理念なき外交『パリ講和会議』」である。「日本は、国際社会でどの様
に振る舞えばいいのか」--E.H.カーが言うように「歴史とは、現在と過去との対
話なのである」。

なお、第2巻以降の内容は次のとおり。
2.魔都上海 十万の日本人
3.フォードの野望を砕いた軍産体制
4.プロパガンダ映画のたどった道
5.対日仮想戦略「オレンジ作戦」
6.金融小国ニッポンの悲劇
7.「満州国」ラストエンペラー
8.満州事変 世界の孤児へ
9.「ヒトラー」に派遣されたスパイ

図書館でも古本でもいいから一読されることをおすすめする。

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