5月30日(木)、午前中は本の整理。
午後、処分する21冊をハスラーに積み、ブックオフへ。
10分ほどで見積もりが出たので、即OK。
「このたびは大切なご本をお譲りいただき有難うございます」
「なんのこれしき(笑)」
その後、老健「青葉の丘」へ。
叔母さんに着替えのベストを届ける。
2階に上がると係の男性が叔母さんに案内してくれた。
係の人が
「昨日に引き続きいいですね~」
(昨日は妹夫婦が訪問)。
叔母は
「あら?、そうだったかしら?」
(「長期記憶」に至っていない?)
私に
「久しぶりね~(先週来たばかりだが[笑])。今日は一人で来
たの?」
「はい、家内はおばあちゃん(家内の母)のことで忙しくしてて」
「あら大変ね~」
14:31 ブックオフ
合計21冊 きれいな本ばかりだが、はたして全部で400円だった!
14:44 路上駐車でゴメンナサイ!
14:59 老健「青葉の丘」
15:01
15:02
15:22 カレーの日
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中曽根康弘『自省録』をブックオフへ出そうかと思ったが、おも
しろいので出すのをやめる。
中曽根康弘は、父と同年、大正7年の生まれ。父は陸軍だが、氏は
海軍だ。
氏の「歴史認識」は、自民党保守派というよりは意外と「中道的」
だといえるのかもしれない(p34ー41)。
・あの戦争は非常に複雑な相貌を持っている。戦争の名称でさえ、
確定していない。
・歴史的に見て、遠因と近因が複雑に絡み合って起こった戦争だ。
・明治時代の日露戦争までは、確かに防衛戦争という要素を見る
ことが可能だろう。
・しかし、1915年の「対華21か条の要求」以降は侵略的要素が強
くなる(日本国民自身も帝国主義的、侵略的に??)。
・その後、9カ国条約を結ぶなどして、日本は次第に列強の蚊帳の
外に置かれていく(??)。
・とくに中国に対しては「21か条の要求」(1915)以後は、先発
の帝国主義国に負けまいという行動が露骨になっていく。
(日本は後発の帝国主義国??)
・張作霖爆殺事件(1928)、柳条湖事件(1931)、盧溝橋事件
(1937)と続いて日中戦争という泥沼に足を取られていく。
(注)柳条湖事件と盧溝橋事件では性格が異なるが。
・張作霖の列車爆殺、柳条湖における日本軍の挑発、中国に対し
ての軍事行動は侵略であったといわざるを得ないだろう。
( )内、細字は私のコメント。
「総括」としては(ここに氏の力点がある??)
1.昔の皇国史観には賛成しない
2.東京裁判史観は正当ではない
3.大東亜戦争は複合的で、対米英、対中国、対アジアのそれぞれ
の局面で性格が異なるため認識を区別しなければならない
4.しかし、動員された大多数の国民は祖国防衛のために戦ったし、
一部は反植民地主義・アジア会報のために戦ったと信じている
5.英米仏蘭に対しては普通の戦争だったが、アジアに対しては侵
略的性格のある戦争だった
第2章「戦後日本の政治家たち」もおもしろい。
吉田茂、池田勇人より岸信介、佐藤栄作の方が氏の評価が高い。
中曽根康弘『自省録』
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