昔から「ゾルゲ事件」に興味がある(→こちら)。
母の影響かもしれない。母は、ビックリするような出来事には、
実際に見たかのごとく、ペラペラ喋った。
平成15(2003)年6月に公開された篠田正浩監督『スパイ・ゾル
ゲ』も観た。
ゾルゲが逮捕されたのは、昭和16(1941)年10月18日(土)で
ある。
4月20日(水)、ゾルゲが住んでいた場所(当時、麻布区永坂30)
を訪ねた。
石井花子『人間ゾルゲ』(角川文庫版。p22)によれば、
ジャーマン・ベーカリーでチョコレートを買ってゾルゲはタクシーを拾った。
彼の家は麻布永坂町にあった。ほどなくゆるい長い坂にさしかかり、坂を下
りきって、つき当りの鳥居坂署を左に曲がり、露路のところで車を止めた。
狭い道を入るとすぐ、板塀に囲まれて同じような洋風の二階建の家が三軒あ
って、一番奥の左側の家が彼の家だった。
戦前の地図を参考に手書きしたものが下の図だ。
ゾルゲが住んでいた家は、当時の鳥居坂警察署とは目と鼻の先だ
った。
現在、そこは広い「麻布通り」であり、首都高速(都心環状線)
の下となっている(当時の家はない)。
当時の鳥居坂警察署は、現在、警視庁の「鳥居坂住宅」となって
いた。
「スパイ」は身近にいる。
昭和12(1937)年の地図
昭和30(1955)年の地図
<関連図書>
13:43 あざみ野
14:16 青山一丁目
14:18 青山一丁目で大江戸線へ
14:23 麻布十番下車
14:25 付近の案内図 「6番」出口を目指す。
14:26 築地春まつりのポスター
14:28
14:29 「6番」出口へ
14:30
14:31 6番出口を出た所
新一の橋交差点から環状3号線を赤羽橋方向へ少し歩く。
昔、大江戸線ができる以前、お得意先O社がこのあたりにあった。
14:32 ナチュラルローソン東麻布店 東麻布3-7-13
14:37 交差点方向へUターン
14:38
14:39
東麻布3-8 この先、交差点を右折し、「麻布通り」を上がる。
14:39 「麻布通り」の上り坂 飯倉片町交差点方向
14:40 ポニークリーニング 東麻布3-4-17
14:41 洋食屋大越 (ポニークリーニングの先)
昭和38(1963)年開業(かれこれ60年) 東麻布3-4-17
14:41 同上
14:42 同上
14:43
洋食屋大越の少し上から麻布通り(上は首都高速)向こう側にあ
る鳥居坂住宅(後記)を見る。
この写真、首都高速の真下あたりにゾルゲが住んでいた家があっ
た所。
戦後、現在の「麻布通り」として整備された。
14:44 同上 少し上は信号のある交差点
14:45 この信号の先(上)は麻布永坂町 豪邸多し。
14:45 信号と横断歩道がある。
14:46 大通り(麻布通り)の向こう側に鳥居坂住宅
14:47
横断歩道を渡りながら、ゾルゲの住んでいた旧(麻布)永坂30番
地付近(信号の先)を撮影。
14:47 右手前の一区画先が麻布図書館(六本木5-12-24→こちら)
14:47
14:48 「鳥居坂住宅」麻布十番1-1-6(→こちら)
14:48
14:49
麻布図書館・鳥居坂住宅前の三叉路から北を見る。
現「麻布通り」ができる前の永坂の旧道だ。
14:49
同じ道路を坂の上から撮影。手前右が麻布図書館。突き当りが鳥
居坂住宅(旧鳥居坂警察署=麻布警察署)。
ゾルゲと花子は、タクシーでこの坂を下って、鳥居坂警察署に突
き当たって左折し、家に向かった。
14:49 三叉路から見た鳥居坂住宅
14:51
向こうに洋食屋大越 ここと大越の間にゾルゲの住まいがあった。
14:51 同上
14:52 こちらは「鳥居坂庁舎」の表記(=鳥居坂住宅)
14:54 同上 18階建
14:55 「麻布永坂更科本店」 昭和25年創業 麻布十番1-2-7
14:55 同上
お得意先O社の社長と食事をした思い出がある。詳細は別の機会
に。
14:55 新一の橋
14:56 写真右端に洋食屋大越
14:57
14:57 何かの取材ですか?
14:57 都営地下鉄麻布十番駅へ
15:04 メトロ麻布十番駅改札
15:10 六本木方向へ
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