新潮新書、3月新刊の青木功『勝負論』を一気に読んだ。
尾崎将司には華があるが、私は昔から杉原や青木のような、なんという
のかしらん、ガマンの人(ゴルフ)が好きだ。
外国人でいえば、古いけれど、人気抜群のアーノルド・パーマーよりゲイ
リー・プレーヤーといえばいいかしらん。
優勝回数では尾崎将司がダントツである(2位青木功51勝、3位中嶋常幸
48勝に対して尾崎将司94勝)。
JGT優勝回数(1973年以降)→こちら。
ゴルフで「1勝」するのは大変難しい。通算10勝ともなると超一流選手だ。
20勝以上は、現在、たった9人しかいない。
青木さんはゴルフが好きでたまらないという。本書でもゴルフの話しか
していないけれども、この道50年、ゴルフ一筋に生きてきたプロの話は
大変勉強になる。
本書は青木功プロ生活50年(いまだ現役)を記念して発売されたもので
ある。
今年はチャンスがあれば、久しぶりだが、ぜひゴルフの試合観戦に足を
運んでみたい。
<目次>
1.一流と二流は何がちがうのか
2.「体・技・心」を整える
3.「身の立て方」を考える
4.負けないよ
5.強くなる
6.現場で学んだ秘策
7.逆境を楽しめ
8.失敗を成果に変える
9.道具論
10.稼げるプロの条件
11.勝負論
12.幸も不幸も人との縁
13.チャリティとは何か
14.「挑戦」はやめられない
15.楽観主義が運を呼ぶ
16.反・ゴルフ論
17.「食」と「酒」へのこだわり
18.プロとして半世紀を生きてきた
対談「蔵出しの秘話」笑福亭鶴瓶vs青木功
青木功『勝負論』(新潮新書)
青木功
1942(昭和17年)生まれ。
1964年プロ入り。
世界四大ゴルフツアーを制覇。
2004年、世界ゴルフ殿堂入り。
2008年、紫綬褒章受章。
3月25日(水)
ソメイヨシノ 神田駿河台3
つぼみがどんどんふくらんできた。
卒業式の帰り道
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