2月12日(月・祝)、ワグネル・ガラコンサートを聴く(於太田
区民ホールアプリコ)。今回は数えて7回目。
このガラコンは1年以上前から「ステージ上の同窓会」として企
画されていたものだ(--実行委員の方々、お疲れ様!でした)。
私は、大阪勤務時代も含め、ガラコンには皆出席だったが、今回は残念ながら、
出演できなかった。--事前にご案内していた方々にも、病院からその旨連絡
してお断り。
このガラコンは、まことに good idea!、S田先輩の発案だという。
昭和35年卒から現役まで12グループが演奏を披露した(--種々
の事情で2グループが不参加)。
最高齢は85歳超から若きは20歳前後まで、その年齢差は65歳以上
になる(祖父から孫まで)。
声の「老若」や響きの差はあれど、「歌が好きで好きでたまらな
い人たち」(畑中先生)の「心の歌」を聴くことができた。
ちなみに、この日は畑中良輔先生の102回目の誕生日。
プログラム(表紙)
チラシ
10:01 大場町
10:13 あざみ野
10:23 行きは溝の口、川崎経由で
10:24
10:31 武蔵溝ノ口
10:53
10:54 JR大井町 京浜東北線
10:59 蒲田着
11:00 蒲田駅改札
11:02 大田区役所&アプリコ
11:05 喫茶で軽い昼食
11:07
11:08
11:24
11:25
11:26 太田区民ホールアプリコ
11:26 お手伝いの現役(?)が集合中 お疲れ様!です。
11:27
11:34 整理券配布中
11:35 1枚ゲット!
並びながら、見知らぬご婦人お二人と雑談
「開演は12時半ですよね?」(ご婦人)
「終演は4時近くになりそうですよ」
と教えてあげる。
そうこうしているうちに、木下保先生のご次女が来られ、ご挨拶
かたがたしばし雑談。
「脳を手術なさったんですって?」
「あ、はい、もう大丈夫です」
11:35
11:45
11:46 「こちらからお並びください」
11:58 あらら、あそこまで並んでる。
12:00 警備員が確認。
12:02 手前は花束受付、奥は入口(入場中)
12:02
12:03 ステージ(2階より)
12:17 続々と入場。
12:19 録画担当カメラマン
プログラム 全13ステージ
12:30 澤口ワグネル三田会会長挨拶
以下、つたないひと言コメントは「ご参考」まで。
( )内は卒業年と合唱人数
12:33 1.指揮:高木正康(S40)、一法師信武(S42) (31人)
歌を愛し、年輪を重ねて来られた方々(79歳~88歳だとか?)の
「味」のあるハーモニーが心に沁みる。
12:39 2.指揮:中野治(S44)、野添尚三(S46)、境田正俊(S45)
(32人)
(1)「ソーラン節」:メロディーと副旋律の歌い分けはさすが。
(2)「八戸小唄」:難しい「こぶし」が見事に(!)そろっていた。
(3)「からたちの花」:微妙なアゴーギクとデュナーミクによる語
り掛けがすばらしい。
帽子がおしゃれ。最後は全員でおじぎ。
指揮者交代の流れもよろしかったかと。
13:02 3.指揮:澤口雅昭(S59) ピアノ:佐藤正浩 (55人)
畑中先生の薫陶を受けた、多田武彦作品の「発語」が見事。澤口
さんの指揮も細かく、さらに進化?佐藤先生もBassに参加。
13:12 同上 ソロ:平尾啓(S60)
佐藤先生のピアノ伴奏と58歳にしてプロになった平尾さんのソロ
が無料(ただ)で聴けた。
13:18 4.指揮:高畑慎一郎(S47) ピアノ:秦実(S50) (62人)
私が所属していたグループ(1月中旬まで練習に参加)。高畑さ
んは8曲を暗譜の指揮。1月中旬よりかなりよくなった。
わずかに縦の線がそろわなかった(「行々子」)箇所があったが、
曲による微妙なアゴーギク、表現や母音、子音、音色の統一性、
ピアノ伴奏のタッチ(「丹澤」の後奏、「沙羅」等)も大変よか
った。
やや余談ながら、指揮者とピアニストのおじぎもキッチリそろってよろしかった
かと。
厳しい木下保先生からも「80点」はいただけたのでは?
13:39 5.指揮:藤尾和巳(S56) ピアノ:赤塚伸子 (41人)
60歳以上にしてはテノールの発声がまだまだすばらしい。
指揮もまことに上手い。
13:42 同上
「わが母の教えたまいし歌」の前奏に涙。「情緒」ある合唱。
13:52 6.指揮:足立勉(S63) ピアノ:青柳康(H1) (27人)
初登場(出演)のグループ。
フォスターは柔らかい音楽がいい。ピアノ伴奏は達者だ。
「かっぱ」を聴いたのは当時の定演以来だが、何回聴いてもおも
しろい。
14:02 7.指揮:平田亮(H30) ピアノ:永澤友衣 (21人)
永澤さんの「with Piano Improvisation」がおもしろかった。
少人数合唱の「よさ」が光っていた。
14:11 Intermission
14:14
14:28 8.指揮:仲光甫(H16) (28人)
動きのある仲光さんの指揮に合わせて、音楽が躍る。客席も手拍
子で一体となる楽しいステージ。
14:36 9.指揮:千葉洸之介 (27人)
『月光とピエロ』から3曲。意外性と言おうか、まことにザッハ
リッヒ(!)というか、(昭和47年の)ブル先生とは真逆、「ブ
ーレーズ(指揮)のマーラー」を聴く想いだ。一音もたがわず、
薄い声でビシッとハモった。おもしろかった。
14:46 10.指揮:山内祥平(R2) (20人)
多くはタブレット楽譜を持っての登場。少人数ながら、キッチリ
まとまった演奏でなかなかよかった。
14:55 ピアノの出し入れもお疲れ様!
14:58 11.指揮:関野祐平(H20) ピアノ:田中理史(H17)
(15人)
少人数ながら「大きな音楽」を作り上げていた。ピアノはいつも
ながら上手い。
15:10 12.指揮:杉原佐登司(H4)、細川雄司(H6) ピアノ:吉
田元明(H4) (39人)
2グループ合同。北村先生の「遺産」のミュージカルステージ。
フィンガースナップや足踏みなども。フンイキがあり、なぜか懐
かしい。
今回は、各ステージとも、前述のとおり高水準の「心の歌」を繰
り広げた。
15:31 13.合同演奏 指揮:佐藤正浩 ピアノ:谷池重紬子
(96人)
数人以外暗譜のステージ。デュナーミクなど細部まで大変丁寧に
作り上げられた合唱だ。ピアノ伴奏(とくにpp)もステキだ。
4曲目のdim.にカナシバリにあった。
15:36 ソロ:河野泰佑(H29)
現役時代より安定感が増した、真摯な歌唱。
15:42 佐藤先生のお話
15:45 佐藤先生指揮「クラブソング」(畑中先生作曲)
リズムがビシッと決まっている。
昔々、打ち上げで、いきなりぶっつけで畑中先生に指揮していた
だき、1番と2番の歌詞が歌詩がぐちゃぐちゃになったことがあっ
た。
畑中先生は指揮をしながら大声で、
「オレの歌だぞっ(怒)」
15:48 指揮:須田和宏(S58) 「若き血」の全員合唱
「客席のOBの皆さんも無理のない範囲でお立ちください」
私は、2階で座って聴いていた。
15:50
15:50 お開き
15:55 ごった返すロビー
16:00 久しぶりに会う先輩、同期、後輩も
見知った後輩に少しく声を掛ける。
16:01 出待ちの人々
16:07 蒲田駅まで1年先輩の方々と
16:10 K田夫妻と東急線へ(自由が丘まで一緒に)
16:12 東急線蒲田駅
16:12
16:26 多摩川
16:31 自由が丘
16:31 自由が丘より直通の急行
16:50
16:52
17:00
17:04
私も合同をパスしたので、若い世代の演奏を聴けました。大久保先生、綱川先生、小貫先生とヴォイトレが変わったので、何と発声も違うようで面白かったです。若い世代は無理のない発声に聴こえました。
たしかに、それぞれの代の「曲」と「発声」(腹式呼吸は同じはず?)を聴く機会でした。