既にお読みになった方も多いかもしれない。著者のエマニュエル・ト
ッドは1951年生まれ。本書によれば、「フランスの歴史人口学者・家
族人類学者である。国・地域ごとの家族システムの違いや人口動態に
着目する方法論により」、ソ連崩壊などを「予言」したという。
本書の内容は、
ドイツがヨーロッパを牛耳る
ドイツに隷属するようになったフランス
ロシアを見くびってはいけない
アメリカなしにヨーロッパは安定しない
ユーロは機能していない
等々、やや刺激的な言葉で主張している。
トッドによれば、「EUの東方拡大によってドイツは、社会主義政権下
で高い水準の教育を受けた良質で安い労働力を活用し、経済を復活さ
せ、ヨーロッパを支配するに至っている」という。
ドイツは、13世紀の「ドイツ騎士団」(→こちら)の昔から東へ進出
する国なのかもしれない。
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