音楽鑑賞というものは、簡単に言えば、その人がその音楽を聴いてどんな感想を持つか(どんなことを思うか)ということだ。したがって「人それぞれ」ということで、正解はないのかもしれない、--最近つくづくそう考えるようになった(今頃?)。シェーンベルク(1874-1951)と . . . 本文を読む
4月13日(土)午前、役員お二人に手伝っていただき、ようやくあざみ野クラブの総会議案書の印刷とホチキス止めを終える。お昼に家内と会話していたら、横浜総合病院の先に「散り始め」の桜が残っているという(--ちなみに、桜のステージは、「開花」-「三分咲き」-「五分咲き」-「七分咲き」- . . . 本文を読む
4月に入って10日間ほどデスクワークをしているが、その時にBGMとして何を聴くかというのはちょっとした問題だ。ベートーヴェンはあまり向いていないのではないかしらん。私が最近BGMとして聴いているのが、宗次郎もいいけれど、松田真人「眠りのジャズ」だ。松田さんは、国立音楽大学教育音楽学科 . . . 本文を読む
3月某日、お昼頃、93歳の叔母から電話がかかってきた。叔母は、大正14年生まれ、デイサービスに通いながら、一人暮らしで頑張っている。「もしもし」「あ、叔母さん?お元気ですか?風邪はひいていませんか?」「元気は元気なんだけど・・・・・・」「それならよかった」「いや、今ね、 . . . 本文を読む
あざみ野駅周辺のお店が工事中となっていたが、このたびリニューアルされ、3月28日(木)、「35店舗」が「etomo」(エトモ)となってオープンした。「etomo」とは何ぞや?東急線の駅の商業施設で、「駅と、もっと 街と、もっと」のキャッチコピーから来ているという。知らなかったが、あざみ野のほかに . . . 本文を読む
3月分で書き残したことがいくつかあるので、時系列的には順不同になるかもしれないが、書いていきたい。「ワークショップ」という言葉を私が聞くようにようになったのは、平成に入ってしばらくしてからかしらん。「ワークショップ」とは、原義は別として、一般には「体験型講座」という意味で . . . 本文を読む
音楽之友社から『クラシック (CDに生き続ける名演の時代)不滅の巨匠たち』が発売されたのは、平成5(1993)年である。この本は何度読み返したことだろう。このたび、同社から26年ぶりに『最新版 クラシック不滅の巨匠たち』が発売になった。例えば、指揮者でいえば、 . . . 本文を読む
昨4月7日は、ワグネルのファミリーコンサートが目黒区中小企業センターホールで開催された。OB合唱団は11時半集合だったが、まだまだあざみ野クラブの「仕事」に追われている(仕事が昔から遅い?)身ゆえ、パトリ他にご勘弁いただいて、16時前に現地入り。16時10分から10分間の出番 . . . 本文を読む
以前(4/4)にも書いたが、この時期はシニアクラブの「総務」の仕事で超繁忙期。9日とか10日までに仕上げなければいけないTo Doがいくつかある(もしかしたら、サラリーマン時代より働いている?)。ブログを書く時間もなかなかない。したがって、このブログは . . . 本文を読む
「音楽」は耳に入るとともに消えて行く。「絵画」のように「そこ」に残る物ではない。聴いた「音楽」について書くことは、それだけに難しい。小林秀雄が、たしか、ベルリン・オペラか何かを聴いて感想文を求められた時に、「書こうと思って聴いたが、(感動で)何も書けなかった」と . . . 本文を読む
3月の演奏会評第6弾。 3月23日(土)久しぶりにウルバンスキ/東響を聴く。本拠地のミューザ川崎シンフォニーホールが改修中のため、今回は「カルッツかわさき」での公演だ。間違って、ミューザ川崎に行った人がいるかもしれない。「カルッツかわさき」は初めてだ。ウルバンスキ/東響を初めて . . . 本文を読む
普段はボーッとしていてチコちゃんに叱られそうだが、今週(3/31~)から来週にかけては、年に一度、いささかの繁忙期。毎日、あざみ野クラブの「年度末業務」に追われるので、「最低限のスケジュール」しか入れていない。現在のTo Doリストは20以上ある。日々のブログ作りもまた . . . 本文を読む
「3月の演奏会評」第4弾。残るは後3つだ。先を急ごう。3月18日(月)、「元気かい」後に夜は新日本フィル定期会員特典の「プレシャス・ストーン」コンサートへ。「プレシャス・ストーン」とは、ダイヤとかサファイアとか価値が高い宝石で、日本語訳では「貴石」という。今回は、すべて室内楽というか、 . . . 本文を読む
「3月の演奏会評」第3弾。まだまだ第4弾、5弾がある。3月14日(木)、カンブルラン/読響のシェーンベルク『グレの歌』を聴く(サントリーホール)。シェーンベルク(1874-1951)の『グレの歌』(1900-1911作曲)は、「後期ロマン派最後の傑作」とでも言える曲だ。前半はまさしくワーグナー . . . 本文を読む
演奏会評が溜まっている。評論家東条さんのブログも見ないで書こう(意見が違うとおもしろい?) 3月12日(火)、フォビオ・ルイージ/デンマーク国立交響楽団(Danish National Symphony Orchestra、以下DNSO)を聴く(於サントリーホール)。DNSOは初来日だ。 . . . 本文を読む