勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

2010年年間振り返り

2010年12月31日 | 振り返り
上期も振り返りましたが、
今日は、2010年一年間の振り返りをしたいと思います。

まず、見た本数ですが、
1月3本、2月3本、3月6本、4月4本、5月4本、6月3本、
7月3本、8月2本、9月3本、10月5本、11月1本、12月4本。
年間41本。2009年が48本でしたので、7本減。
11月に1本しか見ていないということで、
昨年より減りましたね。

さて、年間で最も印象に残った映画ですが、
悪人』も良かったんですが、やっぱり『告白』ですかねぇ。
ケータイ世代の中学生を描いた、衝撃の作品だと思います。
何とも後味の悪い映画と言うか、何と言うか。
その他、12月公開の『武士の家計簿』も意外に良かったです。
邦画でもう一つ、『相棒-劇場版Ⅱ』ですかねぇ。
これに関しては、判ったような、わからないような、
その結末(?)と言い、賛否両論有るかと思いますが、
作品としては、意外に良いと思いました。

反対に、マイナスの印象の映画は・・・、
踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』にします。
期待が大きかっただけに、あの体たらく(と、敢えて言います)は、
ちょっと、いや、かなり酷い。
完全に同窓会と成り果てていましたね。
同じフジテレビ系作品の『THE LAST MESSAGE 海猿』や
SP 野望篇』が、比較的良かっただけに、
『踊る』の悪さ加減が目立ちます。

近年、邦画の勢いが良いんですが、
その勢いは、私的には今年も続いている感じですが、
洋画で印象に残った作品をあげると、
アイルトン・セナ ~音速の彼方へ(原題SENNA)』でしょうか。
これはドキュメンタリーなので、一般の劇映画とは違いますが、
敢えて上げさせてください。
セナの事故の衝撃を思い出しました。

劇映画では、今年、サッカーワールドカップが有った
南アフリカを描いた作品、
インビクタス/負けざる者たち(原題INVICTUS)』でしょうか。
南アフリカと言えば、『第9地区(原題District 9)』も
意外に、良かったと思います。
ちなみに、主演のシャールト・コプリーは、
特攻野郎Aチーム THE MOVIE(原題The A-Team)』にも、
マードック役で出ています。

2010年はこんな感じですが、2011年はどうなるのでしょうか?

2010年上期振り返り

2010年06月30日 | 振り返り
2010年上半期の振り返り。

まず、見た本数ですが、
1月3本、2月3本、3月6本、4月4本、5月4本、6月3本。
2009年が、
1月4本、2月4本、3月4本、4月5本、5月4本、6月4本
だったので、昨年より二本少ない本数です。
邦画の本数は、7本/23本。(2009年は7本/25本)

上期で一番印象に残ったのは、『告白』ですかねぇ。
やっぱり、衝撃的内容ですよ。
かなり極端に振っているとは思いますが、
イマドキの中学生の一端を垣間見た気がします。

あと、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』も、
ツッコミどころはいくつかあるんですが、意外に良かったです。

何れも邦画なので、洋画で印象に残ったのは、
いま奇しくもサッカーワールドカップが行われていますが、
ラグビーワールドカップで活躍する南アフリカを描いた
インビクタス/負けざる者たち / INVICTUS』を上げておきます。
何が良いって、モーガン・フリーマンはマンデラソックリだし、
題材も、中々素晴らしい題材だと思います。

マイナスの印象に残った作品としては、
セックス・アンド・ザ・シティ2 / Sex and the City 2』ですね。
ちょっと(いや、かなり)方向性を見失っている気がします。
今回は、単なるエロ映画でしたね。

って言うか、近年、邦画の作品力が上がってきていますが、
見応えのある、邦画が多くて、今年もそれを実感しています。
逆にいうと、洋画の作品力が低下していると言えるんですかね。

2009年年間振り返り

2009年12月31日 | 振り返り
さて、昨日に引き続き振り返りです。
今日は、2009年一年間に見た映画が対象です。

この一年に見た本数ですが、
1月4本、2月4本、3月4本、4月5本、5月4本、6月4本、
7月2本、8月6本、9月2本、10月4本、11月4本、12月5本。
合計は48本でした。うち、邦画が15本。
上期だけで、25本見ているんですね。
下期は、2本だけと言う月が2回あるので、
少し伸び悩んでしまいました。

さて、年間で最も印象に残った映画ですが、
良い方は「グラン・トリノ」にします。
クリント・イーストウッドのシブイ演技が良いです。
でも何故だか、上期振り返りでは、印象に残った作品に
選んで無いんですよね。
まぁこの時は、奇をてらって「スター・トレック」を
選んじゃってましたね。
「スター・トレック」も良い作品です。
でも、“後世に残る”とか、“心に染みる”とか言うフレーズは、
「スター・トレック」には付かないですよね。残念。

邦画で良かったのは、昨日も記した「さまよう刃」。
これは、物凄く悲しい話です。
しかも、現代の世相を反映し、怖くも思います。

良くない方で印象に残ったのは、
昨日も書きましたが、「笑う警官」。
原作が良かっただけに、本当に悲しいです。

2009年は、こんな感じでした。
もう直ぐ2010年です。
2010年は、「踊る大捜査線3(仮)」や
「海猿3(仮)」も予定されていますから、
楽しみですね。

2009年下期振り返り

2009年12月30日 | 振り返り
年末になりました。
2009年下期に見た映画の振り返りをしたいと思います。

まず、下期(7月~12月)の期間に見た本数ですが、
7月2本、8月6本、9月2本、10月4本、11月4本、
12月5本で、合計23本。
うち、邦画が8本でした。結構、邦画を見ましたね。

さて、下期に最も印象に残った映画ですが、
良い方だと「さまよう刃」ですかねぇ。
沈まぬ太陽」も捨てがたいんですが、敢えてこちらに。
昨今の、日本の犯罪事情を反映した内容で、
物凄く考えさせられる作品でした。
いまだと、裁判員裁判の対象になる犯罪ですね。

次点は、上で「沈まぬ太陽」と比較して、
敢えて「さまよう刃」を一番に・・・と書いておきながら、
「沈まぬ太陽」でななくて、「風が強く吹いている」ですかね。
映画は、原作とところどころ違う描き方がされていて、
正直なところ、原作の描き方の方が良いなぁと思うところが
ところどころあるんですが、それでも全体としては良い作品です。

と、二つとも邦画になってしまいました。
洋画は、面白いと思うものはあるにはあるんですが、
印象に残るかと言うと、イマイチ。
このところ、洋画は力が無くなっていますね。

良くない方で印象に残ったのは、これも邦画で「笑う警官」ですかね。
これは、折角の良い原作が、ズタズタにされてしまった悲しい映画です。
映画の脚本は、大事だと思います。

良くない方の次点は、「2012」と僅差で「ノウイング」。

さて明日は、2009年一年を振り返りたいと思います。

2009年上期振り返り

2009年06月30日 | 振り返り
2009年も半年が過ぎましたので、
2009年上半期の映画を勝手に振り返って見たいと思います。

まず、見た本数ですが、1月4本、2月4本、3月4本、4月5本、
5月4本、6月4本と良く見ましたねぇ。
うち、邦画が7本と、結構あります。

で、この期間一番印象に残ったのは、中々選び難いのですが、
『グラン・トリノ』や『スラムドッグ$ミリオネア』も捨て難いんですが、
敢えて『スター・トレック』ですかねぇ。
『グラン・トリノ』と『スラムドッグ$ミリオネア』は、
いろんな賞を貰っていますから(笑)。

『スター・トレック』の評価のポイントは、
作品の世界観が確定している作品に果敢に挑戦して、
これまでの熱狂的ファンのみならず、これまで見たことの無い層にも
新しいSF作品として上手く浸透できたのは素晴らしいと思います。

あと『7つの贈り物』も、違う意味で印象に残りました。
この作品、ちょっと後味が悪いです・・・。
もっと、心地よい終わり方にして欲しかった。

邦画も、この期間には傑作が多かったのですが、
『ハゲタカ』との僅差で『真夏のオリオン』にします。
「生きる」と言うことをテーマにした、良い作品だと思います。
『ハゲタカ』は、TVの方が良かったなぁ。

下半期は、果たして何本見る事になるのか?

2008年の鑑賞数は39本。

2009年01月04日 | 振り返り
2007年が43本だったので、4本減でした。
多い月は5本、少ない月は1本で、平均3.25本。

邦画/洋画の別では、邦画が15本、洋画が24本。
意外に(と自分で言うのも変だけど)邦画が多いですね。

私の2008年ベスト映画は、「おくりびと」かなぁ。
ダークナイト」も、かなりいい線行っています。

ワーストの方ですが、最近見たばっかりですが、
敢えて「252-生存者あり-」にしておきます。
役者の演技力まで含めると、
空へ-救いの翼 Resucue Wings-」の方が、
はるかに下なんですが、逆に言えば、
アレだけまともな役者をそろえておきながら、
何故にアレほどまでに酷い作品なのかと思います。

2009年は、どんな映画を見ることができるのかなぁ。