浦沢直樹作の大ヒットマンガ「20世紀少年」を浦沢自身の監修での映画化。コミックとは異なるストーリー展開になっているそうです。映画は全三部で予定されていて、今回は、その内の第一作。第二作は、2009年1月公開予定のようです。
実は、マンガを全然読んだ事が無いので予備知識ゼロの状態で見に行きました。少し説明が過ぎるきらいはありましたが、事前知識ゼロでも内容を把握する事はできました。映画のチラシの裏表紙にマンガのキャラクターとそれを演じた俳優陣が示されているのですが、見本があるので頑張って似せたと言う事はある&演じた俳優により似ている・似ていないのレベル差はあるものの、それでも、結構似ていると思います。
主要キャラクター(と言って良いと思います)の唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士のうち、男性陣は大体同じ年代ですが、紅一点の常盤貴子は彼らよりも10歳くらい年齢が下なんですけど。むしろ、黒木瞳の方が歳は近い・・・。まぁ、そう言うところには、触れない事にしましょうか。
子供の頃の話を除けば、物語の舞台は1997年、2000年と比較的最近で、記憶のあるところですが、結構細かいところまで時代考証をしていた気がします。例えば、ケンジのコンビニの冷蔵庫の中。陳列されていた缶コーヒーは、KIRINのJIVE他のそれなりに昔の商品でした。JIVEは、1987年-1998年に製造販売されていたモノなので、1997年の設定としては正しいですね。でも、ドコからJIVEを持ってきたんでしょうね? 他方、羽田空港爆破のシーンですが、第二旅客ターミナルがあったような気がしますが、第二旅客ターミナルが出来るのは2004年なので、有ったとしたら間違いですね。それと、ケンジのコンビニはどこにあるんでしょう? 都心だと思うんですが、そこと成田空港(?)の間をあっという間に移動しているのは、目を瞑りましょうか。
トヨエツの無頼漢的な演技は上手いですね。他方、ケンジの唐沢は、うーん。何とも、微妙。悪くは無いんですが、良くも無いです。それと、上記でも少し触れましたが、一人だけ若い常盤に若干の違和感。まぁ、若い方が良いのかも知れないですけどね。光石と竜が、刑事の役で出ているのですが、それぞれ、”ヤマさん””チョーさん”と言うのは、『太陽にほえろ!』へのオマージュなのでしょうか?
三部作の第一作と言う事で、第一作なりの結末はつくものの、作品のエンディングは「To be continued」で終わります。映画は「本格科学冒険映画」と銘打っているんですが、どの辺りが、そうなんでしょうか? 第一作だけでは「本格科学冒険映画」振りを理解する事は出来ませんでした。第二作では、この第一作に出ている人物が成長して活躍するようです。
タイトル 20世紀少年
日本公開年 2008年
製作年/製作国 2008年/日本
監督 堤幸彦
原作 浦沢直樹
出演 唐沢寿明(ケンジ)、豊川悦司(オッチョ)、常盤貴子(ユキジ)、香川照之(ヨシツネ)、石塚英彦(マルオ)、宇梶剛士(モンちゃん)、宮迫博之(ケロヨン)、生瀬勝久(ドンキー)、小日向文世(ヤマネ)、佐々木蔵之介(フクベエ)、石橋蓮司(万丈目胤舟)、中村嘉葎雄(神様)、黒木瞳(キリコ)、藤井隆/山田花子(民友党CMのタレント)、鈴木崇大・三浦敏和(タカアンドトシ)(敷島ゼミの学生)、ARATA(田村マサオ)、片瀬那奈(敷島ミカ)、池脇千鶴(アルバイト店員エリカ)、藤井フミヤ(ケンジの同級生)、中田敦彦・藤森慎吾(オリエンタルラジオ)(スクーターの若者)、及川光博(ロックバンドボーカル)、竹中直人(ピエール一文字)、津田寛治(諸星)、森山未来(漫画家・角田)、徳井優(コンビニ本部社員)、石橋保(ケンジの同級生)、布川敏和(ケンジの同級生)、入江雅人(ケンジの同級生)、竹内郁子(市原節子)、洞口依子(木戸美津子)、遠藤憲一(血まみれの男)、光石研(ヤマさん)、佐野史郎(ヤン坊・マー坊)、ベンガル(オリコー商会社長)、石井トミコ(遠藤チヨ)、研ナオコ(ジジババ)、竜雷太(チョーさん)、吉行和子(諸星の母)
[2008/08/30]鑑賞・投稿
実は、マンガを全然読んだ事が無いので予備知識ゼロの状態で見に行きました。少し説明が過ぎるきらいはありましたが、事前知識ゼロでも内容を把握する事はできました。映画のチラシの裏表紙にマンガのキャラクターとそれを演じた俳優陣が示されているのですが、見本があるので頑張って似せたと言う事はある&演じた俳優により似ている・似ていないのレベル差はあるものの、それでも、結構似ていると思います。
主要キャラクター(と言って良いと思います)の唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士のうち、男性陣は大体同じ年代ですが、紅一点の常盤貴子は彼らよりも10歳くらい年齢が下なんですけど。むしろ、黒木瞳の方が歳は近い・・・。まぁ、そう言うところには、触れない事にしましょうか。
子供の頃の話を除けば、物語の舞台は1997年、2000年と比較的最近で、記憶のあるところですが、結構細かいところまで時代考証をしていた気がします。例えば、ケンジのコンビニの冷蔵庫の中。陳列されていた缶コーヒーは、KIRINのJIVE他のそれなりに昔の商品でした。JIVEは、1987年-1998年に製造販売されていたモノなので、1997年の設定としては正しいですね。でも、ドコからJIVEを持ってきたんでしょうね? 他方、羽田空港爆破のシーンですが、第二旅客ターミナルがあったような気がしますが、第二旅客ターミナルが出来るのは2004年なので、有ったとしたら間違いですね。それと、ケンジのコンビニはどこにあるんでしょう? 都心だと思うんですが、そこと成田空港(?)の間をあっという間に移動しているのは、目を瞑りましょうか。
トヨエツの無頼漢的な演技は上手いですね。他方、ケンジの唐沢は、うーん。何とも、微妙。悪くは無いんですが、良くも無いです。それと、上記でも少し触れましたが、一人だけ若い常盤に若干の違和感。まぁ、若い方が良いのかも知れないですけどね。光石と竜が、刑事の役で出ているのですが、それぞれ、”ヤマさん””チョーさん”と言うのは、『太陽にほえろ!』へのオマージュなのでしょうか?
三部作の第一作と言う事で、第一作なりの結末はつくものの、作品のエンディングは「To be continued」で終わります。映画は「本格科学冒険映画」と銘打っているんですが、どの辺りが、そうなんでしょうか? 第一作だけでは「本格科学冒険映画」振りを理解する事は出来ませんでした。第二作では、この第一作に出ている人物が成長して活躍するようです。
タイトル 20世紀少年
日本公開年 2008年
製作年/製作国 2008年/日本
監督 堤幸彦
原作 浦沢直樹
出演 唐沢寿明(ケンジ)、豊川悦司(オッチョ)、常盤貴子(ユキジ)、香川照之(ヨシツネ)、石塚英彦(マルオ)、宇梶剛士(モンちゃん)、宮迫博之(ケロヨン)、生瀬勝久(ドンキー)、小日向文世(ヤマネ)、佐々木蔵之介(フクベエ)、石橋蓮司(万丈目胤舟)、中村嘉葎雄(神様)、黒木瞳(キリコ)、藤井隆/山田花子(民友党CMのタレント)、鈴木崇大・三浦敏和(タカアンドトシ)(敷島ゼミの学生)、ARATA(田村マサオ)、片瀬那奈(敷島ミカ)、池脇千鶴(アルバイト店員エリカ)、藤井フミヤ(ケンジの同級生)、中田敦彦・藤森慎吾(オリエンタルラジオ)(スクーターの若者)、及川光博(ロックバンドボーカル)、竹中直人(ピエール一文字)、津田寛治(諸星)、森山未来(漫画家・角田)、徳井優(コンビニ本部社員)、石橋保(ケンジの同級生)、布川敏和(ケンジの同級生)、入江雅人(ケンジの同級生)、竹内郁子(市原節子)、洞口依子(木戸美津子)、遠藤憲一(血まみれの男)、光石研(ヤマさん)、佐野史郎(ヤン坊・マー坊)、ベンガル(オリコー商会社長)、石井トミコ(遠藤チヨ)、研ナオコ(ジジババ)、竜雷太(チョーさん)、吉行和子(諸星の母)
[2008/08/30]鑑賞・投稿